第伍話「適材適所」
操縦ができないと言われ月下を降ろれた佐藤。
落ち込みながらも何か他にないのか少女に何度も問う。
少女「そんなに乗りたいの?、じゃあ...量産型だけどセーニョでいいね?」
佐藤「なんでもいいから乗せてくれ!」
少女は佐藤の熱量に押されながらセーニョに向かう。
(次は簡単みたいだから絶対にやり遂げる)という思いでセーニョに向かう途中、佐藤が突如
佐藤「そういえばこれはなんて名前なんだ?」
少女「えっ?あっこれ?これは...烈火っていうのよ」
佐藤「へぇ、烈火か...、なんか俺に似合った名前だな」
少女「本当にお似合いね」
そう言いながら2人は烈火の中へ。
佐藤「へーっ、中は月下ににてるな」
佐藤は烈火の中を興味津々で見渡す。
少女「まあ月下の簡易量産タイプだからね...、でもボタンは少ないし操縦もさっきよりは簡単にできるはずだから頑張ってね、じゃあ今度はペダルをゆっくり踏んで」
佐藤「こうか?」
佐藤がペダルをゆっくり踏み込むと烈火はゆっくり上半身を起こして立ち上がる。
佐藤「立った!、立ったぞ!」
少女「そうそう、できるじゃん、でも気をつけてね踏む力を間違えるとすぐ転ぶから」
佐藤「わかってるよ、でもすげぇ、俺、烈火を操縦できてる!」
少女「(マージで100年経っても男は変わらないみたいねぇ)、じゃあ歩く方法だけどペダルを両方とも奥に倒すと前に歩いて右を前・左を後ろに倒すと右に曲がって逆の手順だと左に曲がるわ」
佐藤「こうか?」
佐藤は言われた通りにペダルを踏む。
佐藤「すげぇ、面白い!」
少女「なんだ、ベタ踏みしなかったら普通に動かせるじゃない、じゃあ膝立ちをするわよ、まず左足の踵を後ろに押して右足のつま先を前にゆっくり押して、そうすると膝立ちをするわよ」
佐藤「...ちょっと難しいな」
苦戦しながら言われた通りにゆっくり膝立をする。
少女「お疲れ様、一旦終わりよ」
佐藤はめちゃくちゃ嬉しそうな顔をして烈火から降りる、
烈火から降りた佐藤は山田と交代し佐藤が満足顔しているのを見て山田は
「よかったな」
とすれ違う時に言う。
山田が烈火に乗り込むと少女が説明を始める
少女「よし、じゃ操作法だけど.........」
少女を説明終えた後に山田が実際に操縦を始める。
山田「おぉ、案外難しいな、まあ落ち着いてゆっくりやればできそうだ、にしても確かにこれだとあいつはすぐに転びそうだな」
山田は佐藤に対して冷笑を浮かべつつ操作に集中する。
少女「あんためっちゃ上手いじゃん、あの人と違って飲み込みも早いし」
少女がそう言いながら座席の後ろから山田の操縦を見る。
外では佐藤が山田が操縦する烈火を見て
佐藤(俺より操縦できてる...)
と感心しながら少し対抗心を感じている




