表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/143

46 王様と祝杯(その1)

<カランカラン>


「師匠!おじゃましますっ!」


酒場の扉が開いて若い男が入ってきて大声で挨拶してきた





「師匠じゃないっ!


ついでに本当に(邪魔だ)な!」


大声で怒鳴り返した






「いや~、それほどでも~」


身体をクネクネさせ、頭を掻きながら照れだした


なにソレ?


誰かの物マネ?


それとも素でそれか?





キモッ!


男がやると本気でシャレにならん


TVでギャグとして見るなら笑えるんだが・・・







「褒めてないっ!」


そう怒鳴り返したオレは間違ってないはずだ


腕の寒イボどうしてくれる!





「え~、師匠のい・け・ず」


オネエが入ったボケが返ってきた


ついでに人差し指を突き出して左右に振りやがった





全身に擬走感が走った


マジ、キショい



酒を振りかけて火を付けてやろうか・・・









「おいおい、王様がそんなにボケボケでやっていけるのかよ・・・」


呆れて思わず声が出ました


若くても、多少変人でも王様は王様です


こんなヘンな王様を持った民は不幸だよ






「いやだな~、師匠が弟子を信じなくってどうするです~」


チッチッチッ


腰に手をあててつつ、人指し指を立てながらかましやがりましたよ





「いや、そもそも弟子じゃないし、1mmも信じてないっ!」






イラッとしましたね


相変わらず人の感情を逆なでしまくってくれます


思わず睨みつけましたね










「初めて会った時はあんなに初々しかったのに・・・」


思わずグチると


「え”」


王様がキョドリ始めました






ああ、そうか、昔のことを言われるのがそんなに嫌か(二ヤリ)


初めて会った時は本当に世間知らずのボンボンでした


いやバカ丸出しのボンボンだから略してバカボン?






「たしか『鄙なものではあるが、我慢してやる』だったっけか・・・」


そう言うと王様は耳を塞ぎました


本気で嫌がってるよ





そりゃそうでしょう


酒場に入ってきて腹減っているからって金も払わずに食べようとしたんだから


おまけにお付きの者達も含めてだからな


常識というか世間を知った今なら羞恥で死ねるわな(笑)







「そうそう『下賤な者にはわからぬだろうが、これは大変価値のあるものだ』とか言っていたっけ・・・」


「わ~~~~っ」


大声で叫びました


耳を塞いでいても聞こえるようです(笑)






安めの宝石が付いた見た目が豪華なだけのソコソコな宝剣がありました


それをいかにも高価なものと勘違いして代金の代わりに置いて行こうとました


どこかの宝石商の言葉をそのまま信じていましたね(笑)


見た目は凄いけど、中身は普通です


それを指摘すると逆ギレしました


後になって本当の価値が判って顔色真っ青になりましたよ(ププッ)


それをネタにからかわれています ←今ココ





詐欺をしようとしたんだから恥ずかしいわな


偽物を本物と信じてドヤ顔していた


今なら判る


どんなに愚かだったのか、を


無恥は犯罪だ!







「ば~か、ば~か!


アホ、バカ、まぬけ!


オマエのか~ちゃん出べそ!


うんこ喰ってしんじまえ~っ!」





イジメすぎて王様が壊れました(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ