41 押し掛け彼女とハイポーション(その3)
「本当に鷹男くんじゃないの?」
好子さん、まだ疑ってます
まあ本人(帝鷹男)なんですけどね(笑)
魔王の呪いで異世界に飛ばされました
運悪く、ストーカー(好子さん)が腕掴んでいたので一緒に飛ばされました
『異世界酒場』へいらっしゃ~い(笑)
めんどくさいので誤魔化しました
でも思いっきり疑ってます ←今ココ
あいかわらずとんでもない人生歩んでますね、オレ
「あ、お客さん、ウチ飲み物とか金貨1枚(約10万円)ですよ?払えます?」
いきなりぶちかますと
「え?ええっ!?」
混乱していました
どうやら誤魔化せたようです
ちょろい、チョロすぎます
さしずめ『1ゴールドショップ』作戦、大成功
「財布に1万円しかなかった・・・(ドヨ~ン)」
好子さん、なんか落ち込んでました
「まあ、1日か2日で元に戻るってウワサだから頑張る?」
とりあえず励ましました
これは本当です
オレの異世界転移に巻き込まれても世界の自動修復の力で勝手に戻ります
たとえ風呂の真っ最中で、マッパでもね(シクシク)
「2日も飲まず食わず・・・」
落ち込んでました
あ、そうか財布にそんなに入っているわけありませんよね
酒場にくる人達に慣れ過ぎてました
<ガバッ>
彼女が顔をあげました
そして言いました
「身体で払います!」
目が燃えてました
ストーカーしている時と同じように
なにやらヤバイ雰囲気です
地雷ふんだ?
ひょっとしてオレのこと本人って疑っている?
そんでもってこの機会にヤッちゃえばカレカノになれるとか考えている?
ランランと光る獣が獲物をみつけたような目をしています
どうやらオレの予想は当っていそうです
アレっ!?
どこで間違えた?!




