表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/143

28 ハーフエルフと古酒(その2)

「風よ、切り裂けっ!」


酒場に押し入ってきて、無茶苦茶にしたエルフの一人がオレに向かって魔法を放つため、詠唱しました




通常は長い詠唱をします


しかし、さすがエルフ


詠唱が短いです


短縮詠唱であってる?






そして、詠唱完了から発動までも短そうです


たぶん1秒以下でしょう


でもオレにとっては、それだけあれば十分です


わずか3mの距離ならばギリギリいける?






魔法を放つために腕をオレの方に向けたエルフに向かって駆け出します


間に合うか?


思わず考えてしまいます


しかしそれが命取りになる場合もある


自己暗示で考えないようにします





こちらに向けた手のひらに風が起こります


もうすぐ風魔法がこちらに飛んでくるでしょう


しかし何も考えない


ただ相手に向かうことだけを考えます





相手の突き出した腕の外側に滑り込む


左腕を相手のヒジに添え、右腕を相手の腕の内側に入れる


そして身体を回すことで、テコの原理でエルフのヒジを潰す


なんとか魔法発動ギリギリで潰せました?




ちなみに腕を掴まないのはオレのクセです


魔族は身体がでかくて掴めませんでしたからね


あと、身体の表面に毒があったり、ヌルヌルしていたりもしましたしね


つい、掴まなくても良い技を使ってしまいます






「ガアッ!」


腕を潰されたエルフが叫び声をあげました


そして発動直前の魔法が消えました


ふう、間に合った





っていうか良く間に合ったな


こんなリスキーな技なんて、大体半分くらいしか成功してないからな


自分でやっておいて感心します






『うまくいかない可能性があったら、大抵はうまくいかない』


でしたっけ?


マーフィの法則?


戦う時は毎回思い出しますね


常勝とかはマンガだけです





「痛い、痛い!」


エルフが潰れた腕を抱えて泣き騒いでいます


ほんと弱いですね


少女を三人がかりで襲っておいて、この体たらく


チッ、クズがっ!


でも自己暗示の真っ最中で、思考を限定しているので何も感じません






二人目のエルフが無力化できたことを確認したことから、三人目に向かいます


「ま、待てっ!」


逃げようとするところに『ガハラ攻撃』をしかけます






「目、目がっ」


目を抑えて床を転がってます


あいかわらずコスパがいいです、『ガハラ攻撃』


おもわず惚れてしまいそうです『戦場ヶ原』さん(笑)






とりあえず、腕を抑えて転がっているエルフから酒場の外に出します


他のやつは無力化できているので放置です


まずは危険度の高いヤツから外に放り出します






いためている方の腕(笑)を引っ張りながら、酒場の外に連れて行きます


「痛い、痛い」


と泣きわめきながら、アッサリと外に出てくれました





酒場の外に出たところでケツを蹴飛ばして転がします


酒場を荒らしてくれちゃった恨みを込めて、ね






その後の、目が見えないエルフと壁にぶつかって気絶したエルフも以下同文です


思いっきりヤクザキックで蹴飛ばして叩きだしました(笑)





さあ、楽しい賠償の交渉の時間の始まりだ~





気絶したエルフの脇腹を靴のつま先で蹴ります


「グッ!」


両手をズボンのポッケに入れてのヤクザキック第二弾です






「オラオラオラッ!」


連続で蹴りを入れます






結構、蹴りを入れると、ようやく起きました


・・・途中で気が付いていたかもしれませんが、蹴りいれるのに夢中で気が付きませんでした


テヘッ






「さあ、酒場をめちゃくちゃにしてくれたことについてO・HA・NA・SHIしましょうか」


そう言うと


「人間風情がっ!タダでは済まさんぞっ!」


と、テンプレのセリフを言いやがりました





死亡フラグって言葉を知らないのか?


オレ、魔族相手に拷問のスキルを磨いたんだよ?


いままでのやりとりで敵に情け容赦しないってわかるよね?







あいかわらず世界はバカで溢れてました


ヤレヤレだよ@まるこ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ