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19 マイスターとアイスメロン酒(その3)

「ご~っ、グ~ッ」


マイスターがカウンターに突っ伏して寝てしまいました


ああ、そう言えばこの人、酒弱かったっけ





すっかり忘れてたよ


ウチの酒場にくるのって、大体1カ月に1度くらいだから


っていうか、毎回、同じようになかなか酒を飲まずにイライラさせてくれるから


脳が記憶を拒絶している?



とんだ、1か月フレンズだね





いや、でもね、イイ人ではあるんだよ


この酒場なんだけど、毎月、定期点検して、燃料とか分析用の試薬とかイロイロ補充しなければならない


大体、週一のペースで異世界に飛ばされますから





その際、親切?に魔改造してくれるよ


今回のチャイムはハズレだった


でも、海水対策をしてくれてたオカゲで人魚の海に飛ばされた時に助かったよ


酒場は見た目木造ですが、内部は精密機械とオーバーテクノロジーの塊ですから


対策がなかったら海に沈んでいたかも?





あと、耐酸、耐熱、対真空、etc


思い付いた機能をドンドン追加してくれてるよ


それもお友達価格で!




本人はやりたいからやると言っている


「なぜ魔改造をするのか?」と聞いたこともがある


その答えは「そこに酒場があるからだ」だった


ほんと助かる





この酒場ができる前なんて、いきなり異世界の宇宙空間に飛ばされたことがあった


よく生きて帰れたなって思う





でも、よ~く考えたら、惑星の表面よりも宇宙空間の方が多いんだよな?


だから、地面の上に飛ばされる方がレアケース


異世界転移?飛ばされる?系の盲点を見つけた瞬間だった




でも突っ込まないよ


大人の対応です






次に身体一つで異世界の宇宙に飛ばされたら無事に帰ってくる自信がない


そういう意味で酒場を作って良かったと思う





マイスターにはお礼のため、とりあえずお礼に毛布でもかけておこうか?

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