135 おぼっちゃまと蜂蜜酒(その14)
「まあ食べちゃいけない食べ物を食べたのが原因で、身体の弱い子供達が犠牲になり、オルトン家は滅亡しました」
執事が言った
<シ~ン>
異世界酒場の中が静まり返った
なにそれ
怖い
それが皆の感想だった
ストーカーなんて目じゃない
本当のキチガイ
そんな風な人間を作った権力者が悪いのか
そこまで復讐する人間が悪いのか
・・・どっちがより悪どいか?と問いかけたらお互いに指差しあうことだろう
そんなわけで7大氏族のウチ2つの氏族が滅んだ
ここまでくるとさすがに警戒するから3つ目の氏族は出ないだろう
酒場の皆が思った
いや、聞いている方がキツイからもう被害者は出ないで欲しい
被害が3つの氏族だというのが判っていたが、酒場にいるみんながそう思った
ところがその願いは叶えられなかった
「土も肉に野菜も気を付けたのに三家最後の被害者のセライス家も同様に滅びました」
・・・神様なんて存在はいないんだと皆が実感した
なんでも警戒が厳しくなったので水源に汚染された土を大量に放り込んだそうだ
有害な魔素を含んだ土が大量に放り込んだことよりも
汚染された土地まで行って、汚染された土をもってくるという捨て身の行動に関心するよりも呆れた
・・・被害者がどれだけ広がるとか考えなかった所がヒドイと言うべきか
そこまで復讐に身を投じることに感心すればよいのか悩んだぜ
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人間、怒ることが大事です
怒りと言うのは行動をする上で一番のエネルギーです
自分が信じることにつかえば16歳でもノーベル賞候補になれます
・・・あれ?18歳だっけ?




