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130/143

130 おぼっちゃまと蜂蜜酒(その9)

まだ続きます


店主が聞き耳を立てるの巻き、ですね


------------------------------------------


「そう言えばなんで魔導炉は爆発したんだ?」


貴族弟が聞く




「制御できなくなった時、適切な処理をしなかったんですよ」


執事が答えた




執事というのはWikiなのか?


異世界酒場店主(オレ)は思った





執事が言うには


魔導炉を作製するにあたり、イロイロなトラブルを想定して対策を立てたそうだ


実際には対策を立てるだけでなく、トラブルが発生した時の安全対策の機器まで作ったんだとか





だったらなんで爆発したんだ?


そう思ったね




その答え


魔導炉を試運転する時にマギの生成量が制御範囲から超えたそうだ


その時のためにマギを吸着するための魔法金属(ミスリル)を大量に備蓄していた


緊急時にはボタンひとつで魔導炉に流し込んで止まるようにしていた


ところが実際にトラブルが起こってみると、試運転に立ち会った時の最高責任者あそのボタンを押す資格がなかった


つまり、ボタンがあるけどパスワードを知らなくて押せなかったそうだ





バカだ


バカがいる




そう思ったオレは悪くない


そんでもって爆発してれば世話がないな




しかしなんでボタンを押す資格がないのが責任者なんだ?


そう思ったら執事が貴族弟に説明しているのが聞こえた





「ミスリルは高価なのでその使用は7大氏族の当主しか許可できなかったそうです」


金の問題か?!(呆)

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