129 おぼっちゃまと蜂蜜酒(その7)
前の話しの続きです
お酒のつまみといえば議論ですよね
将来のことだったり、現在の世の中の批判だったり
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「ところで(『バカの壁は』)どれくらいの広さなんだ?」
貴族弟が聞いた
「広さとしては一つの小国くらいですね」
執事の答えに驚いた
えっ、そんなに広いのか?!
と思った
貴族弟も同じだったようでかなり驚いていた
なんでも壊れた魔導炉の近づくとバタバタと倒れたそうだ
だからかなり離れた所に壁を作ったそうだ
だったら小国まではいかないだろう
心の中でツッこんだ
最初はちょっと離れすぎじゃね?
くらいの距離の壁で済んでいたそうだ
ところが壊れた魔導炉で作られる変質したマギ(魔素子)の量は凄かった
壁を乗り越えるまで増えていったそうだ
新型の意思伝達物質を半永久的に生成する太陽炉かいっ!
つっこんだオレは悪くない
たぶんツインドライブ並みの生成量だろう
そこで新たに作られる壁
今度は高さも幅も「ぱないの!」というくらいのレベル
そこで前回の経験?が生かされないのは御約束
只の壁なのでまたしてもマギが壁を乗り越えて溢れました
・・・バカすぎて話しにならんな
どこからか声が聞こえてきたような気がする
「あまりいいできではないな」
・・・実際にそうだから仕方が無い
そこでようやく作られたのが最後の壁
技術の粋を駆使してマギを反発させて封じ込めるというもの
そこでようやく変質したマギが溢れるのが止まりましたとさ
よかったものの、三つめの壁は小さな国とほぼ同じ大きさになったとか
ばかや
ばかがいる
オレはそう思ったね
最初っから作っておけば壊れた魔導炉の近くだけで済んでいたのに
何も考えずに場当たり的に対処するからこんなんになるんだよ
万里の長城もかくやという巨大建築物
いや令和ならウオールマリアか?
「三つの壁の建築でこの国は疲弊し、衰退しました」
執事の説明に納得した
トランプウオールなんて目じゃない建築物だ
そりゃ経済が破たんするってものだ
いろんな異世界を見てきたが、ここまでバカなのは始めてだな




