↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
125/143

126 おぼっちゃまと蜂蜜酒(その4)

「お待たせいたしました、甘い蜂蜜酒です」


そう言って貴族姉の前にコップを置く





ガラスのグラスには真っ黒な液体が入っている


シュワシュワと細かい泡が次から次へと湧き出ている





「「「・・・・」」」」


お姉さまと弟と執事は無言でグラスを見ている


どっからどう見ても蜂蜜酒ではなかった








言っておくが最初は蜂蜜酒だった


蜂蜜を水で薄めて専用の酵母で発酵させみた




上手く発酵できたと思ったんだが、最後の最後でなぜだかちょっと酸っぱくなった





酢酸菌でも混入したのかな?


・・・もやし屋の跡取りの沢木はどこだ(笑)





まあ、火入れして発酵を止めたからそれ以上は酸っぱくならなかった


・・・温度あげて酵母を殺してって火入れでいいんだよな?






まあ素人(おれ)の自家製だから仕方がない


専門家から話を聞いていたので暇つぶしにやってみたんだ


ちょっとくらいの失敗は見逃して欲しい





・・・土日は異世界(どこか)に飛ばされてスマホもTVも使えないから暇なんだよ!







大体、玄人が作る酒だってときどき失敗するんだ


ひおち(菌)とかで


それに比べたら可愛い失敗だ






いちおう作った責任があるので ~本当は貧乏性なので捨てられない~ ハーブなんかを加えてみた


ポ○リだってマンガン?の苦みを柑橘系で誤魔化しているんだから大丈夫だよな?





手を加えたおかげで味は良くなった


さすがポ○リ様


世界中で飲まれているだけのことはある


参考になる!





でもその一方で、色が真っ黒になった


なぜだ?!





でもそこでオレは閃いた


炭酸水で割れば良いんじゃな~い!





見事に異世界版コークハイの出来上がり(笑)





(蜂蜜で)甘い


(炭酸で)しょっぱい?


(香辛料で)辛い


(酢酸菌の働きでちょっとだけ)酸っぱい


の4つを完備した究極の飲み物の完成だ





・・・どこかの料理好きの弁護士なら合格点をくれるだろう?







味は保証付き


でも見た目がヤバそう


どうするのかな?


そう思ってワクワクドキドキで見守った





さっさと飲みやがれご主人様


いや御嬢様か


そんな感じ(笑)






さすがに初見では飲めないだろうが、飲むと虜になるはずだ


10代なら99.89%の確率で好きになるから


いやお酒は20歳になってからだっけ


20代前半弱なら好きになる、だな




・・・規制規制と嫌な世の中になったものである


どこかの少女マンガ家もタバコはチョコスティック、ビールはジュース、二人乗りは禁止と嘆いていた






「あんたが、飲みなさい」


姉は立場の弱い弟に押し付けた



まさかの展開



「・・・」


弟くん、涙目





姉と書いて理不尽と呼ぶ


どこかの角界のようだ






----------------------------------------------------


一応言っておきますが飲酒は20歳超えてからです


私がコークハイを飲んだのも20を超えてからですよ?



通報されたら困りますから、念のため書いておきます


ってこんなマイナー作品だから心配はないですね(涙)

コークハイはいいね


リリンの生んだ文化の極みだよ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。