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仄かにホラーシリーズ 視線 / 永久 他

《 お題 》

「昼の動物園」で登場人物が「頭を撫でる」、「雑誌」という単語を使ったお話を考えて下さい。



【視線】

視界が揺らめいて見える程暑い夏の、真昼の動物園でのことだった。私は駆け寄ってきた息子を抱きしめ頭を撫でた。どこからか、視線が突き刺さる。周囲に人はいないのに。凶暴な視線。低い唸り声。檻の中から。三日月に光る目が息子に狙いを定めている。雑誌で見た凶暴化ウイルスの記事が脳裏を過った。





《 お題 》

『永久』と『夕闇』を使って140字SSを書きましょう!



【永久】

夕闇の中この十字路に立つと永久の命を得る。そんな伝説がここにはあった。男は喜び勇んでその場所に立った。日が傾き辺りが赤く染まる。ふと足元を見た男は息を呑んだ。自分の影の中にある階段に。男は一歩一歩下りて行く。地中に。闇の中に。地に呑み込まれたその男、果たして永久を手に入れたのか?





《 お題 》

『言うと思った』をお題にして140文字SSを書いてください。



【正体は…】

「言うと思った!」吐き捨てる様なその言葉に一気に場に緊張が走る。「化け物だって言えばどんな問題も解決じゃないか!」土砂崩れで閉じ込められた山奥のキャンプ場。毎日仲間が消えていく。残っているのはもう僕達6人だけ。「でも見たんだよ。彼の周りの…」言い掛けたそいつの周りの空間が捻れる。





《 お題 》

「夜の庭」で登場人物が「笑う」、「氷」という単語を使ったお話を考えて下さい。



【約束の地】

仄青く香るような影がドレスの裾を靡かせて満点の星空を見上げていた。佇む彼女の指先からピシピシと音を立てて空気が凍りついていく。ペキペキと樹氷が生まれていく。キンと空気の擦れあう音がする。全てを凍りつかせた孤独な彼女の足下に、愛した男が微笑んだまま横たわる。闇が嗤う、約束の夜の庭。





《 お題 》

〔踊って、笑って〕です。

〔三人称視点禁止〕かつ〔「歩く」描写必須〕で書いてみましょう。



【ハロウィン】

僕は大の怖がりだ。血だらけ仮装なんてとんでもない! だから無難に黒マントの魔法使い。庭の箒を片手に持って。同じ仲間に混じっていればおっかなびっくり怖くない。踊って、笑って、練り歩く。すっかり打ち解け広場に着くと、次々箒に跨り飛び立った! 早く来い! 僕の手を引くハロウィンの夜。






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