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新潟か、宮崎か
お米の話。
スーパーでコシヒカリが「5kg 2980円」で並んでいた。しかも、新潟県産と宮崎県産が同じ価格で。「どう考えても、おかしい」ということで袋をチェック。すると―― 新潟は令和7年度の古米で、宮崎は8年度の新米というオチ。
ここで思案する。同年度であれば、間違いなく新潟県産だが、新米と古米である。だが、コシヒカリという品種は「寒さに強い」仕様。暑さに強いのは、ササニシキであるが、こちらの品種はもう国内で見かけることは、ほぼないという状況。
宮崎県産のササニシキの新米であれば、迷いなくそちらだが、南国の宮崎はコシヒカリの育成には向かない土地。とりあえず袋の透明の部分から見える中身をチェックする。発育不良米であるシラタ(白タ)は、ほぼ混ざっていない。隣に並ぶ高知県産のコシヒカリ(新米)は、さらに200円ほど安いが、シラタ多めで論外。
新米か、古米か。
外は雨である。気分としては、やはり「新米」という言葉が気持ちいい。お米の保管技術は年々向上しているので、古米でもぜんぜん食べられるわけだが、売れ残った余剰在庫というのも、やはり気分が悪い。ということで、宮崎県産をゲットし、家路へとつく。
―― 思考時間は、20~30秒ほどであったと思うが、こうして文字に起こすと、すげえ迷ったひとみたいに見える不思議。




