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「テンプレート」と「内輪ネタ」は、実は構造が同じ?
「けっきょく内輪ネタがいちばん面白い」
よく耳にする言葉。
そして、実際に面白い。
面白い理由は明確で、登場人物の背景まで我々が完全に把握できているおかげで、わずかな情報量でも「明確に想像できる」から面白くもなる。「低負荷かつ情報密度の高い会話」が心地よいのは、当たり前といえば、当たり前である。
そしてテンプレート。
テンプレートの良さは、予測をはみ出さないストーリー進行と登場人物たちのキャラクターにある。すでにどこかで読んだことのある、何かをなぞった物語。「低負荷かつ何となく味もする気がする」だから、ついつい口に入れてしまう。―― というのが、テンプレ作品の人気の正体なのかもしれない。
なので、一度手が止まれば、別の作品に手を出し、あとは放置ともされる。
内輪ネタとの違いは、いかに「パーソナライズされているか」程度の話なのではないだろうか。内輪ネタも、見知らぬ他人の話であれば、なかなかそこまで面白い「作品」には出会わないから。




