019 南の都ナムル
どうにも文章力が鈍っております(*^_^*)
総合評価200ptいただきました。ありがとうございます!
ライトイーグルからドロップしたアイテム、≪光鳥の霊翼≫を回収して先へ進む。解析してみるとレア度8の代物であるらしい。魔法防御力が大幅に上昇するらしいが、おれには必要ないだろう。次の街のギルドで討伐報告と一緒に売ろう。
……20分ほど飛んだか、前方に≪エドマンド≫並みの巨大な城壁をもつ街が見えてきた。街の広さの規模もエドマンドと同じぐらいのようだ。黒都とナムルとの間にそんな大きな街があるとは聞いてないぞ。街や村はあんまり見かけていないが…、あの規模の街を素通りするワケにはいかないだろう。無駄な時間を少々とられてしまうが、きちんと街へ入ろう。
地面に降下して、歩いて城門へ向かう。
「ギルドカードを掲示せよ。」
と門番に言われたのでギルドカードを出して見せる。おれの外見だけで冒険者だと判断するとは、この門番、できるな。
「……Sランク冒険者だと。まあ入場するのに問題はない。入れ。」
「あー、えっとすいません。冒険者ギルドの位置を教えていただけませんか?」
「冒険者ギルドは街の中心だ。これはどの街や村でも共通だろう?」
…なぬ、そうなのか。エドマンドだけなのかと思ってた…。
「え、あ、そうですか。そういえばそうですね。有難うございました。」
「…変な奴だな。このナムルで悪さをするなら許さんぞ。」
「いや、そんな不審者じゃないですよ!失礼します!」
全く、失礼な門番だ。人を見る目がない。おれがこのナムルで悪さをするワケがない…ん?ナムル?
「ちょ、すいません。ここってナムルなんですか!?」
「何をワケの分からんことを言っているんだ。街の城壁の規模を見ただけでも分かるだろう。」
「………おれは人間を卒業したようだ。」
「む、何か言ったか?」
「あ、いや、なんでもないです。それじゃこれで。」
門番のおれを見る目がさらに険しくなった。が、おれはそれどころじゃないのだ。ここがナムルだと…?約1000㎞の距離を20分で走破、もとい飛破したというのか…。時速3000㎞。音速の約2.5倍の速さだ。普通そんな速度で進んだら体がつぶれると思うんだが、これも異常な値のVITのおかげなのだろうか…?
まあ、出来てしまったことを嘆いていても仕方ない。速さのコントロールは問題なくできるから別に困らないんだ。本気で進んでるところを誰かに見られなければいいだけなんだ。決して現実逃避したいわけではないのだ。
と、冒険者ギルドが見えた。ギルドの外観までエドマンドと似てるな…。
ギルドへ入って中を見渡すと、これまた似たような内装だ。国内ではギルドの建物の造りを統一するような規則でもあるのだろうか。
右端のカウンターへ行って素材買い取りをしてもらう。
「すいません。素材の買い取りをお願いします。」
「かしこまりました。…え?光鳥の霊翼…!?」
あー、そうか。レア度が8なんだった。そりゃそんな希少価値の高い素材を売り出しにきたら驚愕もするわな。
「あー、さっき空を飛んでたらライトイーグルと遭遇したので討伐したんですよ。」
「…少しお待ちいただけますか?それが真実なら支部長に報告していただく必要がありますので。」
そういって受付嬢は行ってカウンターの奥に行ってしまった。
え、また支部長と話すの…?かなりめんどくさそうなんだけど…。
5分ほど待つと、受付嬢が出てきた。
「お待たせしました、ソラミネさん。支部長室へご案内しますのでついてきてください。」
…拒否権はないのだろうか。まあ、いいか。
支部長室に入ると、随分と細身な男性が接客用だと思われるソファに座っていた。
「やあ、君がソラミネ君だね。僕は≪冒険者ギルド・ナムル支部長≫のヤンガルという者だよ。」
「ソラミネハヤトだ。それで、ライトイーグルについて説明すればいいのか?」
「ああ、受付の娘の話だと君はさっきライトイーグルと遭遇したと言ったらしいね。つまり君はこのナムル付近でライトイーグルと戦ったのかい?」
「あー、おれはこれから本当の事を話すから、嘘じゃないからな?」
「どういうことだい?信じがたい事でもあったのかな?」
「いや、おれは1時間15分ほど前に黒都ノースを出立したばかりだ。黒都を出てすぐにライトイーグルと遭遇して30分ほど戦闘。これを討伐してここまで来た。ちなみに空を飛んできた。」
「…ちょっといいかな?色々ありえない事を聞いた気がするんだけど。」
ま、やっぱり信じられないよなあ。めんどくさいけど説明するか…。
支部長への説明を終えた。1時間は時間をとられたな…。討伐方法やら移動の行程やら色々説明させられた。ステータスは見せなくて済んだが、おそらく信用されてないな。けどライトイーグルが討伐されたという事実は黒都に通達してくれるらしい。規格外の実力をもっていても良い事ばかりじゃないな。
ちなみに、1時間で終わらせたのは無理矢理だ。おれの実力を見たいとか支部長が言いだしたので王都招集状を出して黙らせた。
ナムルを出て、今度は国境へ向かう。もちろん、全力で。無駄な時間をとられたが昼頃には王都に着くだろう。
ここまできてですが、この物語の大まかな概要を考えました。この後驚愕の展開にする予定なのでよろしくお願いします!




