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アブソリュート・ディーライゼ  作者: 青空テツ
第二章 チート獲得編
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014 一対数千

 今日もなんとか投稿できそうですヽ(^。^)ノ

 ≪妖かしの森≫に到着した。森の入り口付近で地面に降りる。神経を研ぎ澄ませてみると、確かに森の中から無数の魔物の気配が感じられる。似たような気配が一か所に集中しているな。

 

 森の中に入り、【宵時雨】を鞘から抜いて慎重に進んでいく。気配を悟られずに前進し、奇襲で一気に群れを叩く。

 しかし、森の中に一匹も魔物がいない。群れに気圧されて逃げてしまったのだろう。おかげでゴブリン共と戦いやすい。


 


 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――見えた。ゴブリン共の群れだ。まだこちらには気づいていないな。

 大きな木の後ろに隠れて群れの全容を確認する。群れの端から端までは見えないな。とてつもない規模の群れだ。おれの視界の範囲内では無数の≪ゴブリンソルジャー≫が見える。そして、その後ろには≪ゴブリンソルジャー≫ほどではないが大量の≪ゴブリンアーチャー≫が見える。さらにその後ろには高レベルの≪ゴブリンソルジャー≫が確認できる。そして。その集団一つに一頭の≪ゴブリンジェネラル≫が確認できた。


 ……まさかこいつら、陣形を組んでいるのか?


 ≪ゴブリンキング≫は視界では確認できないから最後尾にいるのだろう。しかし、ゴブリンというのは知能の低い魔物のはずだ。いくら≪ゴブリンキング≫に統率されていると言っても、このような陣形が取れるとは思えない。


 …おそらく裏でこの群れを操っている奴がいるな。ランクSの魔物を操るということは、それなりの実力差のはずだ。


 …と、今この場にいるか分からない黒幕の事を考えていてもしょうがない。とりあえずこの大群を殲滅するとしようか。


 


「ふー…ッ」


 隠れていた木の影から飛び出し、刀の切っ先を群れの中心に向ける。


「火属性剣・大地爆裂波」


 おれが切っ先を向けた辺りの地面が割れ、爆炎が噴き出す。おれは今のろのろと前進している群れの横っ腹を突いたということになる。おれが狙ったのは≪ゴブリンジェネラル≫の居たところだ。


 狙い通り≪ゴブリンジェネラル≫を最初に始末し、群れの中に踊り込む。こんな一対多の戦いなど地球で何度も経験してきた。そのうえ今は最強の武器もある。負ける気なんて欠片も沸かない。


 まず一番近くにいた≪ゴブリンソルジャーLv45≫を一刀に斬り伏せ、次の≪ゴブリンソルジャー≫も袈裟斬りにする。後ろから迫っている棍棒をもった≪ゴブリンソルジャー≫の攻撃を最小限の動きで避け、蹴り飛ばす。蹴り飛ばしている間に刀を振るい、一刀で二匹の≪ゴブリンソルジャー≫を斬り伏せる。


「氷属性剣・絶対霧氷陣!」


 絶対零度の空気がおれが刀を地面に刺した所から溢れだす。その-273.15℃の冷気を全力で拡散させ、一気に数百匹のゴブリン共の命を永久に凍らせる。

 そして後方の集団に向かい、一気に技を決めに行く。


「闇属性剣・闇黒大砲弾」


 切っ先を集団に向けると、超弩級の大きさの闇弾が顕現され、一直線に飛んでいった。巨大な闇弾は地面ごと群れを抉り、消滅させた。とてつもない威力だ。

 今度はおれの襲来に気づいて前方から迫ってきた集団に切っ先を向ける。


「雷属性剣・五百雷槍!」


 その技の名の通りに五百もの数の雷の槍が顕現され、1つの槍が一匹のゴブリンへ、というように突き刺さっていく。

 さらに前方から迫ってきた集団に向けて技を放つ。







「空属性剣・神羅」


 


 前方の敵は全て上半身と下半身を分けられて、四散した。かなりの数のゴブリンを処理したところで、テンションが上がってきた。


「全属性剣ばっかじゃつまんねえな!次はおれ一人の剣技で相手してやらぁ!」


 刀を構えなおし、後方から大挙して押し寄せていた大群へ体を向き直す。

 まずは、全力で殺気をまき散らす。さすがに大群とあって群れを止めるまではいかないが、勢いをかなり殺す事はできた。


 そして大群に真正面から突進していく。魔法に囚われて飛び道具が弓矢しかないこの世界では、ハヤトの剣技を止められるものなどいないのだ。


 一刀で三匹のゴブリンを斬り伏せ、隣のゴブリンを蹴り飛ばす。そして一気にしゃがみこみ、足を斬り払う。足を失って倒れこむゴブリン共を一気に斬り、前方からさらに迫っていたゴブリン共を斬る。斬る。斬る。斬る。斬る。斬る。斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る斬る…………。















 



 …戦闘を始めてどれぐらいたったのだろう。日が暮れてきている事から、六時間はゴブリンを斬り続けている。夕焼けに赤く染まりながら縦横無尽に刀を振り回して無数の命を散らしていくハヤトの姿は、悪鬼羅刹そのものだった。


 やっと≪ゴブリンキング≫にたどり着いた。一気に袈裟斬りして、王の命を散らす。


 すると、群れの統率が崩れてきたことが分かった。さすがに王を失った群れはもろくなるらしい。


 …全属性剣を使わないという縛りは意外とキツかったし、群れの大半を殲滅したうえに王も倒した。

 もう、一気に残党処理をしてもいいだろう。


 スーッ、っと息を吸い、本気で全属性剣へと力を集中させる。

 そして、刀の切っ先を地面へと突き刺す。











「火属性剣・紅蓮爆炎陣」












 本気のおれが放った爆炎は森を1㎞に渡って燃やし尽くした。

 

 周囲から全ての生命の気配が消えたことを確認し、消火した。

 

 ≪妖かしの森≫には1㎞四方に渡って全ての生命が絶えた場所ができてしまった。しかも巨大なクレーターも確認できるため、まるで隕石が落ちた後のようになっている。


 殲滅戦を終えたおれはギルドカードの最新魔物討伐履歴を四つまで遡って見てみた。



ゴブリンキング×1

ゴブリンジェネラル×24

ゴブリンアーチャー×2548

ゴブリンソルジャー×3890



「……………」


 レベルも確認してみる。



ソラミネ ハヤト  17  Rank S

Lv 200

HP 160000000

MP 2

STR 270000000

VIT 287600000

AGI 580000000


≪スキル≫

 全属性剣、秘剣、絶剣、異世界言語完全習得、完全解析、魔法使用時MP無消費、想像魔法


≪称号≫

 剣皇、鏖殺公、剣を極めし者、神を超えし者





「……なんかスキルとステータスがフエテルナー…。」

 読んでいただきありがとうございました。

 評価・感想等いただけたら幸いです(^_^;)

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