011 剣皇
ここ二日更新できなかったのは、諸事情が…(^_^;)
「…ちょっともう一回言ってみろ。」
「は?だから、なんか≪リヴァイアサン≫とかいうのが出てきたからぶっつぶしてきた。」
「支部長、ギルドカードにも確かに討伐履歴があります。」
時速240㎞で全力疾走して≪エドマンド≫へと帰ってきたおれは、ギルドに直行していた。深夜0時?そんなの知らん。
しかし、予想していたことだが≪リヴァイアサン≫とやらを倒したのはマズかったというか、有り得ない事だったらしいな。
「…………とりあえずお前Sランクにしとこ。Aは低いわ。」
「お、それは有り難い。それじゃ、おれはこれで失礼する。」
「……ああ、おう。さっさと帰りやがれ。」
とゆーわけでギルドから出てきた。戦いの後少し寝たし、今日は寝なくていいか。図書館行こう。一日ずっと開いてるらしいし、知識がもう少し欲しい。
10分ほど歩いて、街の東側にある≪エドマンド図書館≫へやってきた。
中はまあまあ清潔だ。さて、魔法系の本や図鑑を探そうか。
…ふー、誰か来たみたいだ。って、もう朝じゃん。あれか。9時間以上読書に没頭してたってことか。まあ得られた知識は多いし、魔法についても良く分かった。
使えなくても敵が使ってきたときに対処しなければならないのだ。
入ってきたのは、……………え?
黒髪で、メガネをかけてて、身長はやや低め。年齢はおれと同じくらいに見える。大人しそうな雰囲気を纏っている。
……早香に瓜二つの少女だ。
おれが呆然と彼女を眺めていると、さすがにおれの視線に気づいたらしい。不思議そうにこちらを見ていて、話しかけてきた。
「あの、私の顔に何かついてますか?」
「…あ、ああ、悪い。ちとあんたが知り合いに似てたもんでな。」
「…は、はあ。そうですか。」
「なあ、あんた。名前なんて言うんだ?」
「え…、あ。スルフネ=カルフィンです。」
…さすがに名前は違うか。けど、本当に瓜二つだ。
「そうか、おれはソラミネ ハヤトだ。なあ、あんたいつもここに来るのか?」
「は、はい。大体毎日朝から昼までいます。」
「…なあ、アンタさえ良ければちょっと話さないか?」
「ええ、構いませんよ。」
それから、かなりの時間話をしていた。おれがさっき≪リヴァイアサン≫を狩ったというと超ビックリしていた。どうやら彼女は魔物が好きらしい。戦闘の様子やおれのスキルなどなど激しく質問してきた。
そして、その中で有益な情報もあった。
この世界では、ランクXに相当する魔物を狩ったらかなりの有名人になり、名前が各国に知れ渡るらしい。
その数は10人という少数だが、全員強いということだ。しかもその10人全員にどこから生まれたのか分からないような二つ名がついているらしい。
≪魔神≫
魔族。魔界の三分の一を支配している。その実力はZランクの魔物と互角に渡り合えるほどとか。
≪魔帝≫
魔族。魔界の三分の一を支配している。氷属性と闇属性の魔法を極めたといわれる至高の魔法使い。だが肉弾戦も得意だとか。
≪魔王≫
魔族。魔界の三分の一を支配している。魔法と剣術どちらも優れた使い手という定評がある。
≪龍神≫
龍人族の最高権力者。ズバ抜けた身体能力と炎系のブレスはおそろしい威力をもつらしい。
≪龍王≫
龍人族を支配している。龍神の弟子らしい。
≪大冒険者イクサス≫
白人族。存在する唯一のXランク冒険者。
≪大魔導師レギュム≫
エルフ族。最強の魔法使いという定評がある。
≪獣王≫
亜人族。亜人大陸の二分の一を支配している。格闘が得意。
≪獣帝≫
亜人族。亜人大陸の二分の一を支配している。格闘が得意。
≪赤王≫
赤人族。龍神にも劣らぬ身体能力があるとかないとか。
…彼女から聞いただけだが、意外と伝わっている情報は少ないらしい。≪大冒険者イクサス≫とやらが唯一のXランク冒険者というのも気にかかったが、どうやらその他の8人が冒険者登録をしていないだけらしい。
…8人?足しても9人しかいないじゃないか。もう一人は?
「あと一人いるんじゃないのか?」
「何言ってるんですか、あなたですよ。ギルドが情報公開してからみんなに伝わる速度は異常に早いですからね。」
≪剣皇≫
黒人族。剣の権化みたいな人物で、摩訶不思議な剣術を使用するらしい。
…マジか。
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