↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パンツを見たら殺しますよ?  作者: ねむり だいじろう
第1章 わたし、エステサロン作ります!!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
6/63

第6話 出会い


森の中―――



キンッ!キンッ!


剣と角(つの)が交錯(こうさく)し火花が散った。



額(ひたい)に2本の角が生えた狼『ブラッディウルフ』が、双刀(そうとう)の剣士(けんし)に襲い掛かる。


剣士は右手の剣で受け流し、左手の剣で切りつけた。

しかし傷は浅く、再び襲ってくる。


「クッ!」


鋭い爪に肩をえぐられ、血が噴(ふ)き出す。


「ハイポーション・・・」

剣士は薬を取り出し、傷口に振りかけた。


血は止まり、見る見るうちに傷が回復していく。


「ハァ、ハァ・・・薬はもう無い、か。」


剣士は髪をかき上げる。


美少女だった。


髪は濃紺(のうこん)の超ロングストレート。

サムライのようなポニーテール。

目は大きく長い睫毛(まつげ)、黒い瞳。

鼻はツンと高く、上品な口元(くちもと)。

背は低めでスリムな体型。

その体に似合わない刃渡(はわた)りの長い日本刀を2本構(かま)えていた。



美少女剣士は周りを見回した。


10数頭のブラッディウルフ。

そして、体高(たいこう)2mはありそうな大型で真っ赤な熊『レッドグリズリー』が2体。


「さすがにヤバいな・・・」


1頭のブラッディウルフが飛びかかってきた!

その時だった―――


バシッ!


ブラッディウルフの目に石が命中!!

一瞬、敵が怯(ひる)んだ。

剣で首元(くびもと)を切りつける!!


ブラッディウルフの首が地面に落ち、魔石が転がった。


「ねー、大丈夫ー?」


魔物の群れの後ろから少女が声をかけてきた。


「ああ、すまない!大丈夫・・・でもないが。」


魔物たちは、突然現れた少女に気を取られている。

その隙(すき)に、1頭のブラッディウルフを攻撃!

倒(たお)しきれない!

しかし、その勢(いきお)いで群れを抜け、少女と合流した。


「さっきは、ありがとう。助かったよ。」

「良かった。私は真白。あなたは?」

「・・・ミオ。」


(ミオ?日本人・・・なわけないか。)

(てか、めっちゃ美少女!)

(可愛さの中に、凛(りん)とした美しさもあって・・・)

(そう。まさに『美桜(ミオ)』って感じ。)

(私の中で、勝手に変換(へんかん)しちゃお♪)


「ん?どうした、真白?」

「ううん、よろしくね。美(・)桜(・)!」

「ああ。でも、ここを何とかしないとな。」


いつの間にか、魔物たちに囲まれていた。


「ところで真白、キミは強いのか?」

「初(はじ)めてだよ♡」

「え?初めてとは、どういう・・・」

「戦ったことないの。きっと弱いと思う。レベル1だし。」

「レベル?なんだそれは?」

「ほら、来るよ!」


ブラッディウルフが3頭!!

美桜が2頭の攻撃を受け止めたが、吹(ふ)っ飛(と)ばされる。

真白は1頭の攻撃をギリギリ交わしたが、木の根に引っ掛かりコロコロ転がる。


「え?え?怖いんですけど~」

「何か武器は・・・ナイフだけ!?」

「攻撃魔法とかは??ステータス!!」


ステータスウインドウが開いた。


「あれ?さっきはなかったのに、なんかある。」


ブラッディウルフが飛びかかってきた!


「マイクロカレントショック!」


真白がウルフに触(ふ)れると、全身の体毛(たいもう)が逆立(さかだ)ちビリビリと感電(かんでん)。

動きが止まった。

「えいっ!」

ナイフで喉元(のどもと)をかき切る!

ウルフは絶命(ぜつめい)し、魔石が転がった。


「やった!」


「油断するな!!」

「え?」


背後からウルフが突進してくる!


ギリギリで角は交わせたものの体当たりされ、大きく吹っ飛んだ。

「ぐがっ!」

背中から木にぶつかり、大きなダメージ!


「う、う・・・ヒーリングマッサージ。」


光る手で自(みずか)らの体を触ると、体力が回復するのを感じる。


「ふぅ、死ぬかと思った。」



ハァ、ハァ、ハァ―――



真白と美桜は奮闘(ふんとう)するも、徐々(じょじょ)にダメージが蓄積(ちくせき)していく・・・


「ちょっと、ヤバいね。」

「ああ。」

「てか、狼、増えてない?」

「ああ。仲間を呼んだようだ。巻き込んで、すまない・・・」

「なに言ってんの。それより、ここを乗り切ったら友達になってよね。」

「え?友達・・・」


「リラクゼーションオーラ!」


優しい光が2人を包み、体力が回復した。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。