第1話 プロローグ
夢を見ていた―――
最近よく見る同じ夢
真っ白なパンツを着けている私
ウフフ
可愛い・・・
ミニスカートで街へ繰り出す
周りの視線が恥ずかしい
でもちょっとドキドキ
違う視線を感じる―――
どんどん近づいてくる大きな目玉
どんどん どんどん
やがてその大きな目玉は私の足元へ・・・
目玉はスカートの中を覗き込む
私の白いパンツをジッと見ている
目玉を振り払う私―――
ピカッ
一筋の稲妻が私を貫く
強い衝撃
動けない
捲れあがったスカート
大きな目玉の下に大きな口が現れる
死にゆく私と丸出しのパンツ
ニヤつく目と口
許さない 絶対に許さない
殺してやる・・・
ハッ・・・
目覚める真白
胸が苦しい
「ハァ・・・またあの嫌な夢。」
ドンドンドンッ!
「真白!おい、真白!起きてくれ!!」
ガチャ
「う~ん、どうしたの?美桜。」
「大変だ。ジェニーが・・・」
「ジェニーがどうしたの?」
「さっき、ジェニーの親御さんから連絡があって・・・」
「親御さんから?」
「・・・今朝、突然倒れたらしい。」
「え?それって・・・」
「ああ。どうやら例の事件のようだ。」
「そんな・・・」
「みんな集まってる。食堂に来てくれ。」
食堂に全員集まっていた。
「みんな・・・」
「とうとう被害者が出てしもうたのぉ。」
ガシャン!
乱暴に店の扉が開き、ミーナが入って来た。
「皆さんお揃いですね。」
「ミーナ?」
「大変です。こちらで合宿をしていたセーナさんが・・・」
「え?まさか・・・」
「倒れました。」




