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あれ?選択肢を間違えましたか?  作者: 東のローラン
第弐章 運命の壊れた高校編
19/21

11話 高校へ

 とうとう入学式の日がやって来た。ただ前世で高校までは行っていたのでそこまで楽しみということも無い。どちらかというと大学の方が楽しみだ……。外部性も中学に引き続き入ってくるが、避けられているのか交流が少ないんだよね……何か新しい出会いが有れば面白いんだけど。


 実は高校と言っても殆ど変る事が少ない……、制服は色が変わるだけ、敷地は小・中・高校共に隣にあるので窓からの風景もほぼ同じ、通学路も変わらない。また安全への配慮のためか車通学だ……楽なので良いんだが、通学路を友達と騒ぎながら歩くのも学生の楽しみにの一つだと思うんだよね……


 ただゲームとかだと高校生から始まるのが多いため、気よつけねば……まぁ未知のジャンルだったら困るが、果たしてこの世界は、恋愛ゲームなのか……はたまた足元から召喚陣が発生するのか……犬の散歩で不思議な貝を拾うのだけは注意しないと……。


「それで、旅行はどうでした?」


 涼は、小学校の頃は一緒に車で登校していたが、中学生になり部活の朝練が多くなったころから別々に登校するようになった。


 俺の影響で野球を始めた涼だけど、スポーツの才能が有ったためかエースで四番なんて漫画みたいな活躍をしている……前も野球の家庭教師に褒められていたな……しかし最近野球に拘っているのは、彩から逃げていると専らな噂なんですが、どうなんだろうか?


 今日は入学式ということもあり、珍しく一緒に車で登校する。が、いきなりこれだ。


「あぁ良い旅だったよ……」


 今度は泊りで鎌倉周辺に行きたいもんだ。


「それは良かった。「今、次郎様が暇そうだ。」と雅美さんにリークしたかいがありましたよ。」


 ん……?リークした、涼が雅美ちゃんに?


「それがどうして旅行に繋がるんだ?」


「いや、どうって。次郎様ずっと不機嫌だったじゃないですか?」


 こいつ運転手が居るから敬語だが、いなけりゃ笑いながら話しているんだろうな……、ニヤニヤしながら話しかけてきやがる……


「そりゃな……、どっかのエース様と違って、俺は入学前から野球部には入れそうにないと分かったしな……。それに兄貴から聞いたんだが、実は親父は高校までに課題をクリヤするものだと思っていたらしくで……親父の期待も応えれなかったし……で……さ……」


 なんか説明しているうちに何か悲しくなってきたぞ……このまま入学しても望んでいた野球部の入部も出来ず。仲は良い方では無いが親の期待に応えられず。比較対象は常に完璧超人の兄貴だし……


「えっ、いや……おい、そんなに思いつめてたのか?お前!」


そんなに動揺するなよ……素が出てんぞ?


 いや成るほど……まぁ何か俺がずっと落ち込んでいたから、いい機会だと考えたのか?雅美ちゃんを経緯させて彩香ちゃんに情報を渡し、俺の癒しのために派遣しようと画策したって事か?


「……すまん取り乱した。とりあえず、お前が彩香ちゃんに情報を流して、小旅行に繋がったてのは分かったよ。」


「話をすり替えるなよ。いやまぁ今の表情を見る限りは、大丈夫なんだろ、あ、いえ大丈夫そうに見えますが。」


 運転手に咳払いを頂き、敬語に戻る涼……そこまで落ち込んでいるとは思ってなかったんだろうな?学校や二人きりの時は、タメ口の涼だけど、実家や運転手・使用人が居る時は基本敬語だ。それがタメ口になるときは、驚いたときや焦った時だ。


「まっお前のおかげでな、旅行で気分転換できた……まぁ大丈夫だよ、多分。それにすり替えたんじゃない、元に戻しただけだよ。でも楽しかったよ、混浴目当てに箱根を言ってみたけど、案外な。」


「混浴ですか……」


 なんか親友がドン引きなんだけど、凹むわ~勘違いだよ親友……


「いや混浴は男の浪漫だろ、分かれよ?」


「えっ浪漫で、すか?いえ、それは何となくは分かりますが、いきなりハードルが高すぎでは、と言いますか三井さまも許可が出たのですか?」


 驚愕の眼差しで聞いてくるが、流石に無理だろ高校生で混浴は……


「いや本当に行くわけがないだろ?行くとしても温泉プール見たいのがあったはずなんでそこだろうな?……いや混浴は誘ってすらないんだぞ、俺は温泉の名を出しただけだ。」


「そうだったんですね、それで近場の箱根にしたのですね?」


 妙に納得した顔してるな涼……


「まぁ彩も行きたい神社が有ったみたいだったしさ。」


「え~と、お二人方は昔から神社とかお城とか好きですね。」


 悪いか地味な趣味で今逸りのパワースポットだろ!アマテラス大御神に謝れ!


「まぁな落ち着いた場所が好きなんだよ彼女は、なので次が有れば鎌倉になるだろうな。」


「それはまた仲が宜しいようで……、野球観戦等には行かれないのですか?」


 だから彩は人ごみが苦手だって知っているだろうに……そうだ。


「とりあえず、お前の新人戦には応援に行ってやるよ。」


「えっ!?そんなそんな、貴重な休日を使っては勿体ないですよ。」


 偶には幼馴染み3人で応援に行ってみるかな?雅美ちゃんも一緒なら涼も燃え上がりそうだし。


「そう言うなよ、俺とお前の仲じゃないか」


「ホント勘弁してください、謝りますから……」


「そうなんだ、でもなもう彩にもすでに話を」


「ジローー」


 運転手も居るのに、若干怒気を含んでいる……そこまで苦手なのか……


「ははっ悪かったって、冗談だよ、行くとしても俺だけになるだろうよ。」


「いえそれも……」


「せめて応援くらい行かせろよ……俺はもうチームメイトとして応援は出来ないからな……」


「…………すみません。」


 辛そうな表情で誤ってくるが、涼君のせいではないので、正直気にしないで欲しい。


「謝るなよ、逆に悲しくなる。まっ応援に行くのはお前がレギュラーになってからだからな。」


そんな冗談で話を切り上げる、そろそろ学校だからな。


---



 で学校にようやく着いたと思ったら、校舎の正面口近くにかなり不機嫌な生徒が居るんだけど……、制服のバッジの色が青だから同級生か?まぁ見たことないから外部生かな……?なんて考えていたら急に


「なんでサッカー部じゃないんだよ、お前は!?」


 おいおい確かに今はワールドカップで盛り上がっているが、ワールドベースボールクラシックだって面白いんだぞ。


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