問題発生
今回からミラ視点に戻ります。
何かまたスキーに行くことになったんだけど、記憶なくなったりしないよな!?
朝目が覚めると最近までよく見ていた薄暗い天井でもなく青空でもない
天井が高すぎて見えないガレージの景色だった。
ああ、そういや俺帰って来たのか。
起き上がると右隣のベットでは一緒にタブをしたセラムが寝ている。
左隣を見れば久々に見るであろうサラが寝ているはずだと思い横を見ると。
セシルが寝ていた。
何でだ?俺の横のベットはサラだったよな?
ぼやけている目を擦りながら左のベットを見直しても、セシルが寝ている。
ベットから立ち上がってみてもう一回見直すと
セシルが寝ている後ろにベットから落ちそうになりながらかろうじで耐えている
サラが寝ていた。
何でこの二人一緒に寝てるんだ?
すると昨日記憶が頭の中に浮かんできた。
【昨日の夜】
皆寝てるかもしれないから電気は付けない方が良いよな、、、
「それじゃあ入ってきて、セシル、セラム」
足音をあまりたてずに俺はガレージの中に入る。
「ここが僕の部屋?」セシルの声が暗闇の中から聞こえる。
「いや違うけど、多分部屋を使う事なんて無いから
こっちを先に紹介しようかなって思って、、、」
え~と俺のベットは端から二番目だから、あ!あれか、、、
暗闇の中で目を凝らしながら進んでいく。
セシルの寝る場所どうしようかな、ベットを錬成したら大きな音が鳴っちゃうし。
隣のベットは誰も寝ていない見たいだしここで寝てもらえばいいか、、、
「それじゃあここがセシルのベットだよ。」
「ありがとう、それじゃあもう寝るね。おやすみ。」
そう言ってセシルはベットの中に入ると直ぐに寝息が聞こえて来た。
もしかしてサラが寝ているのに俺が気付く無かったのか!?
確かにサラは布団から頭を出さずに寝てたりするけど
布団が少し盛り上がっている事とか俺は気付かなかったのか!?
今は後悔しても仕方がないか、、、
早くセシルをベットから引っ張り出して他の所場所に移動させないと!!
幸い二人とも小さな物音で起きる系じゃないからいいけど、、、
取り敢えずセラムにも手伝ってもらうか。
「ちょっとセラム起きて、、、」セラムの頬を叩く。
しかしセラムは全然起きようとしない。
「セシルがサラと一緒に寝てるから早くどっちかを移動させないと、、、」
もう一回セラムの頬を叩く、だが全然起きようとしない。
しょうがない最終手段を使うか、多分起きたら怒られるけど、、、
俺は手についてる手袋を外して魔力を少し込めてセラムの頬に触れた。
すると案の定セラムの頬が少しずつ赤くなっていった。
セラムが悲鳴を上げて飛び起きそうになった。
急いで手袋をしている方の手でセラムの口を抑えた。
「もうちょっと静かに、、、」
セラムが頷いたのでセラムの口から手を離してた。
「分かりましたが、朝っぱらから何するんですか!?」
「全然起きないセラムが悪いんでしょう?
そんなことより、あれ見て」俺はセシルを指差した。
「ミラ様、覚えてないんですか?
サラのベットで昨日誰も寝ていなかったからセシルをそこに寝かしたんでしょ?」
この角度だとサラが寝ているのが見えないのか、、、
「違うの、私が昨日勘違いしてサラが寝てるのに
セシルをあそこで寝て良いよって言っちゃたの!!」
「え、それじゃあ今あのベットにセシルが寝ているって事ですか?」
「そう!!だから早く移動させないと!!
それで私一人だと無理だから何かいいアイデアない?」
早くどちらかを移動させないと二人が起きちゃう!!
それに一応あの二人を結婚させようとしてるんだから
変に仲が悪くならないで欲しい!!
「取り敢えずあそこから引っ張り出すのは無理だと思うので
どちらかに事情を話して協力してもらうのがいいんじゃないですか?」
どっち選ぼうか、サラは多分凄い怒るだろうしセシルにするか、、、
サラを起こさない様に静かに近づいてセシルの耳元に口を近づけて話しかけた。
「セシル、起きて。」出来るだけ小さい声で話しかける。
しかしセシルは起きない、早く起きてくれ~!!
もう一度話しかけるとセシルが起きてくれた。
「う~ん、どうしたのミラ?
あ!もしかして家の人達に挨拶とかしないといけない?」
セシルは起きた直後なのにテンションが高い、出来るだけ静かにして~!!
ここは直ぐに状況を説明した方がいいだろう、、、
「セシル今から言う事をよく聞いてね。
ごめん!!
サラが寝ているのに気付かなくてそこで寝て良いよって言っちゃって!!
凄く図々しいんだけど静かに布団から出てこれる?」
「え?」セシルの口から気の抜けた音が飛び出て来た。
セシルの後ろを指差す。
ここでやっとセシルをは状況を理解したようだ。
「どうすればいいのミラ?」セシルも声を抑えて俺に聞いてきた。
「取り敢えず横に転がって移動してみて」
セシルが横に転がって移動しりょうとすると
どうやらサラはセシルに体重を預けていたみたいで勢いよくベットに倒れこんだ。
「ミラ、今大丈夫?」
サラの顔を確認すると寝息を立てながらすやすや寝ているのが確認できる。
「大丈夫、そのまま進んで!!」
セシルが進んでいくと、どうやら布団が体に巻き付いたようだ。
「これはどうするの、ミラ?」
「セラム、この布団少しだけ物質逆行してくれない?」
セラムが物質逆行をしてくれたので巻き付いた布団を取ることが出来た。
「よし、そのまま進んで!!」
後もう少しだ!!その瞬間横からサラの声が聞こえた。
「う~ん、まだミラ様帰ってこないのかな~、、、」
まずいもう起きたのか!?皿を見るとまだまだすやすや寝息を立てている。
良かった、ただの寝言だったらしい。
「大丈夫、そのまま進んで!!」
何とかセシルはサラにばれずに布団から脱出できた。
「ミラ、どういうことだよ?
後でちゃんと説明してくれよな!!」
「わかった、わかった。
んじゃ一旦あっちのテーブルに移ろうそこで説明させて。」
にしても危なかった〜。
「ミラ様、その話について私にも説明してくれる?」
後ろからサラの怒気を含んだ声が聞こえた。
今回は久々にサラが登場しましたね。
この後ミラはどうなってしまうんでしょうか?
読んでくれてありがとうございます。




