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社畜が悪役令嬢に転生しましたが、悪役令嬢として働きたくないため魔王を倒す  作者: 虎ノ介
五英傑への道のり

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土竜

頑張ってゲットしたグッズが猫に噛まれて穴空いた。

まぁ2個あるからいいけどさ、悲しいよ。

「この世界の不具合と同じような存在って事は二体の生物と同じなの?」

セシルが少し怯えて尋ねて来た。

「違うわ、確かに二体の生物と私達似てる部分があるけどね。

ちなみにセフリター家の住民は全員そうだと思っていいわよ。」

一応この世界の部外者で無理矢理外から入ってきた部分はサタン達と同じだしな。

「どこにその生物と似てる部分があるの?」

「私は聞いただけなんだけど、私達のような人間をプレイヤーって言うの

そして私達プレイヤーは外部から来た生物なの。

でも私達は無理矢理この世界に入って来たわけじゃないの。」

「どうやってこの世界に入って来たの?」

そう言えばまだこれはセラムに言ってなかったけ?


「私達はその二体の生物によってこの世界に連れてこられたらしいの。

これは違う人物から聞いた話だからあまり信用できないんだけどね。」

「本当にそんな事があるんだね。

それでそのプレイヤーになると何か変わる事はあるの?」

「え~と、確かこんな風に空中にディスプレイを出現させるとかかな?」

空中にディスプレイを出現すると何やら通知が飛んできた。

『今よりセシル・ポシボナスが世界のルーツを知ったため

成り上がりのプレイヤーに追加する。』


成り上がりのプレイヤーに追加する!?

もしかしてこの世界のルーツを教えると教えた人物はプレイヤーになるのか!?

そうなるとセシルは今前世の記憶が無い人物に魂が置き換わったはずだけど、、、

セシルを見ても何か変な挙動は見つからない。

「セシル、貴方もプレイヤーに追加されたらしいわ。

ディスプレイを出現させてみて。」

ディスプレイの出現方法は知らないのでアドバイスすること出来ない。


『ディスプレイ』セシルが呟くと空中にディスプレイが出現した。

「わぁ~、さっきの話は本当だったんだね~。」

「あ、後ストーリーって言って物語が書いてある項目があるから読んでみて。」

そういえばストーリー関連の話は全くと言っていいほど教えていなかったな。

するとセシルから予想していない答えが返ってきた。

「ストーリー?そんなの見つからないよ?」


ストーリーがない?何でだ今まであったプレイヤーは全員ストーリーを、、、

知っていたか?

確実にストーリーを知っているプレイヤーはサラとセラムと俺だけ?

確かにマルクさんにストーリーは見れたと言った時もはぐらかされたな。

それにネローやセシリアにかんしてはストーリーの事について話していない。

もしかしてストーリーは重要人物にしか現れないのか?

でもそうなるとセラムには現れないはず、、、

セラムは確かに最初期からいる人物だったがそこまで重要な役目ではなかった。

だがセラムはストーリーを持っている、セラムが転生時は重要な人物だったのか?

もしかしてストーリーの内容は転生する世代によって異なるのか?

そうなるとサラのストーリーと俺が知っているストーリーに差異がありそうだな。


「そうなのそれじゃあ何でもないわ。

ディスプレイには他に色々な機能があるから他にも試してみて。」

一旦これは家に着いてから考えよう、一度サラに尋ねてみるのも手かもしれない。

セシルが多くのディスプレイの機能に

夢中になっているとポシボナス領を抜けたようだ、下が海ではなく陸地に変わった。

「よし、一回地上に降りようか。」

「あ、駄目だよ!!ミラ!!」セシルの静止を振り切って高度を下げると、、、

下は砂漠だった。


急いで高度を上げた、上から見下ろすと周りは一面の砂漠だった。

「ここはどこ!?」セシル達に近づいて尋ねてみた。

「ここはコーラシー大国の端だよ。

一応ポシボナス領やセフリター領も端なんだけど、ここは砂漠しかないんだ。

元々はここにも大きな都があったらしいんだけど、

ある日大きな怪物が全てを砂で覆ったんだって。」

へぇ~そんな事があったんだ。

「ミラ様急いで高度を上げてください!!このままだと死にますよ!!」

セラムが急に大きな声を上げた。

「どうしてのセラム?もう大きな怪物はいないらしいから大丈夫だよ。

そうでしょ?」セシルと顔を見合わす、セシルは頷いた。


「違います!!一般的にはそうなっていますが、ここは土竜(モグラ)の生息地なんです!!」

モグラ?すると下から竜が飛翔して来た。

「「もかしてこれがここを砂漠にした怪物!?」」

俺とセシルが同時に声を上げた。

「違います、この砂漠がその怪物そのもの何です!!その竜はただの偵察機です!!

早くしないと竜が目を覚ましますよ!!」

急いで高度を上げでいると下から大きな声が聞こえたような錯覚がした。

『誰だ我領域にアホほどでかい魔力を持ち込んだものわ!?もしや我を殺すきか?国王?』


下を見ると大きな口が砂漠から出ていた。

あれは海で会ったカリブディスと既視感があるな。

これは話しかけた方がいいのかな?

『ちょっと待って!!私達はただここを通ろうしただけで!!

貴方に危害を加えようとしたわけじゃないの!!』

魔力を口に集めて喋ってみると、言葉に魔力が乗った少し唇がひび割れて来た。

『そのような大きな魔力で通ろうとしただけか、、、

片腹痛いわ、そんなの関係なく一度こちらに来い』


その声が聞こえた瞬間イカロスの羽が溶け下に落ちていき口に俺達は吸い込まれた。

今回は帰る時にも困難が待ち受けていましたね、これからミラはどうなるでしょうか?

にしても10エピソードやめるはずだった筈のこの冒険編も長くなりましたね〜。


読んでくれてありがとうございます。

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