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アムステルダム夢記  作者: tag-tje
8/16

メイドさん xx2年9月6日

エレベーターの中で、紺色の服を着た女性が近づいてきた。


乗っているのは、たった三人だけだというのに――近い。




彼女は俺に寄り添うように体を寄せ、互いの体が触れ合った。


気になった俺は、もう一人の女性へ視線を向けた。


しかし彼女は、まるで何も気付いていないかのように、知らぬ存ぜぬという素振りを見せている。


俺はすぐ隣にいる紺色の服の女性を見つめた。


視線が重なり、互いに見つめ合う。


耳元で声を掛けると、彼女は俺のことがタイプなのだと打ち明けた。


エレベーターの中で、二人はキスを交わした。




広いエレベーターには、間違いなく監視カメラが設置されている。


それでも二人の気持ちは高まり、このままでは互いに抑えが利かなくなりそうだった。


エレベーターを降りると、部屋へ向かった。


部屋に入ると、二人はすぐに愛し合い始めた。


その最中、突然、メイド姿のお手伝いさんが三人、部屋へ入ってきた。


どうやら今日で退職するため、最後の挨拶に来たらしい。




俺は動きを止めたまま、三人へこれまでの労をねぎらう言葉を掛けた。


挨拶を終えると、三人は静かに部屋を出ていった。


二人は再び互いを求め合おうとその瞬間、目が覚めた。




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