amsterdam xx6年4月18日
オランダにいた。
たぶん、アムステルダムだったと思う。
名前は思い出せないが、友達と、頼りにならない奴を含む四人で街を回っていた。
その頼りにならない奴は、高速道路で道に迷い、わけの分からない場所を走り回っていた。
こいつの運転は危ないと思いながら、早く高速道路から下りるように促す。
事故を起こされる前に高速道路を下りられたので、安心した。
俺は本が欲しくなり、日本の大型チェーン書店へ入った。
目当ては「バイクカタログ」だった。
案の定、頼りにならない奴は駐車場でまごついていた。
ようやく赤錆色のシトロエンを駐車場に並べた。
店内を探し回ると、お目当ての本は無事に見つけることができた。
ページをペラペラとめくってみても、代わり映えのしないカタログだった。
安心した俺は休憩スペースで横になり、ページをめくった。
そのまま硬い縁側のようなところで眠ってしまった。
目が覚めると、隣では友達も寝ていた。
そこでようやく思い出した。
そうだ、四人で来ていたんだ。
もう一人の友達と、頼りにならない奴は出口でずっと俺たちを待っていた。
友達を起こし、俺たちは申し訳なく思い、急いで二人のもとへ戻った。
また、車で移動する。
赤錆色のシトロエンは頼りにならない奴の車だったと、ここで気づいた。
「腹が減った」
という話になり、閉店間際のパン屋へ入る。
値引きされたパンがたくさん並んでいた。
すごい数のパンがゴンドラに並べられている。
そのゴンドラが何十台も、何列にもわたって並んでいた。
選り取り見取りでパンを選べる。
そして安い。
俺はチーズ系のパンを一つ手に取った。
次は何を買おうかとパンを選んでいるうちに、目が覚めた。
結局、一緒に遊んでいた友達が誰だったのかは、最後まで思い出せなかった。
頼りにならないあいつは誰なんだ。
なんだかもやもやしていた。
もっとパンを選んでいたかった。
あのパン屋には、うまそうなパンが山ほどあった。




