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アムステルダム夢記  作者: tag-tje
13/23

amsterdam xx4年1月7日

気が付くと、俺はアムステルダムにいた。




目の前には「Coffeeshop Spirit」があった。


店のガラス窓の前で腕を組み、中を窺いながら考える。


入ろうかとしばらく迷ったが、結局は入らなかった。


「もっと安い店がある」


そう思い、別のコーヒーショップを探して歩き始めた。




アムステルダムのコーヒーショップは何軒も回っている。


さっきの店はチョコレートに力を入れている。


だからやめたのだ。


白い未亡人かアムネシア、それと同等のクラスが、1グラム8ユーロで買える店を探す。


いつものことだ。


そして、手持ち無沙汰だ。




運河沿いを歩いたり、細い裏路地を歩いたり。


アムステルダムの風景を感じながら、地元民のように歩いている。


そこから先のことは、もう思い出せない。


もっと、いろいろな場所を歩き回っていたはずなのに、その先だけが思い出せない。


思い出そうとするそばから、夢の記憶がすごい勢いで消えていく。


目が覚めると、いつものベッドだった。




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