修行終了
五人で誓いを立ててから
1ヶ月 俺はずっと修行をしていた
「蓮、今日は卒業試験だ」
卒業試験は
フェンリルを10匹以上と同時に戦うというものだ
「じゃあフェンリルを呼ぶぞ」
アイの能力の一つに誘惑がある
範囲はラスト法国をほぼ覆う位には広く
誘惑対象は強化される
アイが能力でつくった香水をつけると
フェンリルの群れが
その群れは全部で17匹いる
「じゃあみんな、前の男を倒して♪」
フェンリルは口を開き
月の光のような光線をはなつ
「タロットカード 吊るされた男」
俺は修行のおかげで
身体にタロットカードの力を宿すことができるようになった
タロットカードの使い方は現在3つ
ノーモーションでカードの力を借りる (神の加護)
スピードは早いが力が弱い
カードと一体化する (神降)
前みたいに借りるのではなく
宿すことで力があがる
だが魔術が使えなくなる
タロットカードを場に呼ぶ
(守護神降臨)
力が強く連係もできるが、
攻撃などにラグがでる
俺は守護神降臨をして
フェンリルの光線を全て跳ね返す
フェンリルの後ろの地形は大きく変わるが
フェンリルはかすり傷しか付かず
つっこんでくる
おれは神降をとき
魔術を使う
「絶零 壁」
おれの目の前には巨大な氷の壁が
しかもただの氷ではなく絶対零度の冷気で作った壁だ
フェンリルはその圧倒的なスピードでぶつかり
その衝撃で地面が揺れる
フェンリルは脳が揺れてふらつき
そのスキに修行した刀を構える
「居合い 炎架」
居合いの時の
摩擦熱を魔術によりさらに数百倍にする
その熱は千度以上で
熱と切れ味によりフェンリルを焼き切る
さらにこの技は切り口に炎が相手に引火
フェンリルの首を狙った居合いは
一撃で息の根を止める
だがその間にフェンリルは俺を囲む
「刀技 重刃」
刀を地面に突き立て
土魔術により重力と、衝撃をあやつり
フェンリルを吹き飛ばす
刀の回りは大きなクレーターができる
「刀技 風牙」
おれは吹き飛ぶフェンリルに
斬撃を飛ばす
風により極限まで強化した
斬撃はフェンリルの身体を真っ二つにきりさく
フェンリルは全滅した
「おめでとう合格だよ
前は一匹に苦労してたのに今では相手にならないみたいだね」
自分でも驚いた
フェンリルはSSランクのなかでは最弱とはいえ
群れだったから
正直もっと苦戦するかと思った
これならいつかあの堕女神を倒せるかもと
淡い期待をするぐらい
「でもまだ油断しちゃだめだよ君はフリーナより
弱い それどころかジークより弱いよ」
「ジークさんってSランクじゃないんですか?」
「あいつとは一度戦ったことあるけど
周りの隠している力があって
SSでも上位レベルの力があるよ」
「でも今の戦いを見たかぎり
これ以上修行するより
王を降ろすために情報収集したほうがいいかもね
もう君の能力もかなり進化しているし」
「わかりました
それとずっと聞きたいことがあったんですが
転生したときのこと覚えてますか?」
「覚えているけどなんで?」
「俺はあの女神がどうも信用できません
全てあの女神のせいでこのせかいは
争っているとおもうほどに」
「訳をきいてもいいかい?」
「まず転生者の特徴が裏の世界の住人ばかりということ
アイさんはホスト
俺は占い詐欺師
それと聞いた特徴と仕事をあわせると
ヤミ金のタカ
軍人 レオン
そんな奴らがたまたまこのせかいでしかも
こんな近くに転生なんてふつうに考えて
ありえません
現にいま俺たちがきてから戦争が起きている」
あの堕女神アテナは
このせかいが乱れる様をみて楽しんでいるように
思えます
おれが出会ったときも
純粋で残酷な子供みたいだとおもったし」
「なるほど
一応僕も今のところ同じ意見だ
しかし昔レオンにあったとき言われた
俺たちはいつか選択をするときがくる
その時お前が俺の敵にならないことを祈ると
おれはそれからこのせかいや
神のことを調べた
そのために法国という名前にした
だが調べれば調べるほどわからないことが増える
例えばアテナという女神が信仰されるようになった
成り立ちなど
おれはそれを全て知るまで明確に敵意を示すことはできないかな」
「いろいろありがとうございます
じゃあ占い師としてそちら方面でもなにかわかったらアイさんにも教えます」
「君とあえて本当によかったよ
じゃあますば目先の王を落とすことを一緒に頑張ろっか」
「あと最後にジークとフリーナも例の作戦の仲間に
いれていいですか?」
「あの二人は知っている
あいつらは悪いやつじゃないし強いから
是非頼むわ」
おれは修行が終わり支度を済ませ
アース王国にインパクトスライムのイリスと向かった




