秘密の同盟
アイの城にかえろうと町に向かう途中
女の人の声がした
聞き覚えのある声だ
俺は急いで向かうおうとするが、アイは
俺は行かないといって聞かない
アイを無理やり連れて
声のもとにいくと
そこにはアクアとレイナが
木のモンスターに襲われている
おれはとりあえずモンスターを魔法で
燃やしてたおすと
アクアとレイナは
怒りの表情が
「蓮さんなぜこんな危険なところに
いるんですか!
なにかあったらどうするつもりですか
私達はまだ……」
それ以上は涙声と嗚咽でわからなかった
正直予想外だった
なぜなら
俺は怒っている理由は
敵国の最強であり
国の王であるアイと一緒にいるのだ
そのことで怒っているとおもったが
俺の身を二人はずっと案じていたのだ
前世では
相手に恨まれ
相手の欲望のためいじめられ
相手の気持ちに答えず殺された
そんなおれが
こんな風に
命の危険があるとこまで
俺を迎えに来てくれ
さらに
俺のために怒り
泣いてくれる
初めてだった
さっきまで殺気がもれていた
アイとランの殺気もいつの間にか消えている
「初めまして夜の王 アイ様
私はアース王国第一王女アクア
それとこちらのものは付き人のレイナです。
今まで我が国の冒険者 蓮を助けてくれたこと
魔法で知りました。
遅くなりましたが、
国民を救ってくれたことにした
王族として
それと我が友人を救ってくれたことに
アクア個人として感謝申し上げます
それと
敵国にもかかわらず
国境を超えラスト法国に入ったこと
私の命で償います
ですので、レイナはどうかお助けください。」
「初めまして
噂に名高い蒼の才女アクア様
そこまでしていただかなくても結構です
こちらこそすでにご存知かとは思いますが、
蓮殿をここまで連れてきたのは
私です
さきに国境を超えたのは私なので
こちらこそ申し訳ない」
アイは過去のことで恨みがあるにもかかわらず
それを一切ださない
だがランは殺気こそでてないが
いつ襲いかかってもおかしくない様子だ
「あのアイさん一つお願いしてもいいですか」
「蓮を突然どーしたんだ」
「俺は二人からそれぞれの国の事を聞きました
そのなかでお互いの国で聞いた話は真逆でした
だから一度俺を交えてこの五人で
話し合いとかできませんか?」
「ばかか、お前アイ様の過去知っているだろう」
その言葉を遮るように
「わかった
確かにおれはアースの王族は国民より
自分というかんがえかとおもったが
この王女様は自分の命を懸けて
蓮を救いに来た
少し想像とは違うようだ
もしあの国の犠牲者が少しでも減るかもしれないなら
話し合いするべきかもしれない」
「私も、アイ様はお父様から
聞いていた話と印象がまるで違います
なので是非話を聞かせていただきたいです」
俺たちは
ラスト法国の
城の地下に場所をかえた
そこからアイの過去
ラスト法国が作った理由をはなした
アクアは途中涙を浮かべながら
賢明に涙が落ちないように耐え
アイが言うと話終わると少し考えてから
口を開いた
「アイ様
私は今まで王族でありながら
そのような事実を知りませんでした
いえ知らないなんて言い訳にもなりませんが
申し訳ありませんでした
私は今まで奴隷というものは
悪いと教わってました。
ですが、
この国を歩いている人を見て、
想像とはちがう
私の国より幸せそうで、
アイ様はそんな過去があっても
私個人を見て
辛い過去を話していただきました。
なので私は私は誓います
何年かかるかわかりませんが
国を変えると」
「僕がアースに居たときあなたと会えていたら
また違ったかもね」
「それで、アイ様にお願いがあります
よければ私と同盟を組みませんか」
「いや、やっぱりアースとは」
「いえ、私個人とです」
アイは少し考えてから
「わかったけど、何する気?」
「私は今まで父に騙されていました
この国はいい国と
ですが、それは嘘でした、
声のない叫びは、いずれ国を滅ぼすでしょう。
ですので、父には悪いですが、
王を降りてもらいます。
次期女王候補の私と
夜の王ことアイ様
冒険者と交流があり
アイ様とその側近の方と面識のある蓮さん
三人なら10年あればできるとおもいます。
ですので力を貸してください」
「いや、僕と蓮くんが協力すればたぶん
そこまでかからないと思うよ
まあどれだけ早くできるかの鍵は
蓮くんだけど……」
確かに俺とアイの心理を読む力
アイの技術力と俺の詐欺師スキル
アクアの民に愛される人望があればいけるかも
しれないが、
「俺が鍵とはどういうことですか?」
「君の練習を影でみてたんだけど
君のハイプリエステスの能力は予測だが
情報解析の力があるよね
じゃないとランに初見で勝つのは
実力的にほぼゼロに近い
その能力を鍛えれば王を降ろす材料になるかも
しれないとおもってね
まあそれがなくても君の
元々もっている心理学と占い師の
スキルが、鍵になるとおもうよ
僕はあまり君たちの国に行けないしね」
確かにハイプリエステスの
力やまだ見ぬカードの力を使えば近道になるかもしれない
俺はアイの言葉に納得し、
アイの分析能力に自分との格の違いを
見せつけられた気がした
この日僕たちと
レイナ、ランを含めた
五人で同盟を結んだ




