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真実と、トラウマ

注意!!

人が死ぬシーンが有ります。

「冥土の土産に聞かせてやるよジャァン!!

そこの千咲とかいう女が持ってるランタン、あれはテメェの唯一の友達ィ!!」

「まさか…あいづぅ…!?」

サニーは悶絶しながらも状況を把握した。

「やめろォ!!蜘蛛女ァァァ!!」

蜘蛛女は、殴りたくなるような、憎い顔をし、言った。

「そのランタンはァ!!『ラタン』の遺物だァ!!オメェは今日、ラタンが来ていないのをどうせ、『休みなのかなァ??』とでも思ってたんだろ?

それがざぁんねん!!永遠の休みをラタンくんは許されたのだよォ!!」

「やめろォ!!蜘蛛女!!それ以上言っだら、テメェの顔をぐっぢゃぐぢゃにじてやるゥ!!」

サニーは枯れた声で叫んだ。

すると、憂鬱な声で、蜘蛛女にジャンが聞いた。

「な…んで…ラタン…を…」

「理由なんざねェよ!!人が気に食わなかったんでぶっ殺しただけだァ!!だからテメェを今日殺したのに生き返りやがって、冥土の土産きかせたからにゃあ、テメェを先にぶっ殺してやらァ!!」

「蜘蛛女ァァァ!!」

ジャンは怒りで前が見えず、蜘蛛女のいた場所に、当てずっぽうで、おぼつかない体制で放たれたとは思えない、手足が片方ずつないとは思ない速度で、突進した!!

「ぐッ!!」

蜘蛛女は戸惑いずつ、余裕をもってジャンの突進を避け、ジャンの頭を切り落とし、掴んだ。

「チタン…合金…だぞ…まだ…死なないッッ!!死ねないんだァァァ!!」

ジャンは雄叫びをあげ、必死に足掻いた。

「チタン合金で死なないなら、内側から裂けばいいんだよォ!!」

すると、蜘蛛女はジャンの目に鋭利な足を日本差し込み、思いっきり裂こうとした。

「蜘蛛女ァァァ!!や、め、ろォォォ!!」

千咲が必死に叫ぶ。

(や…めろ…ォ……)

サニーには、もう叫ぶことが出来ないほどに、血のたんをガラガラさせて、必死に訴えかけた。

「さぁ、人に死ぬのはジャンだよォォォ!!」

「ぎえァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

その瞬間ッ!!千咲の心の何かがプチんと音をたてて切れた!!

「やめろって言ってんだろォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!」

千咲はランタンを拾い、ラタンの小屋から頂戴していた木炭をそこら中に投げつけ、ランタンの中の人を、蜘蛛の巣に引火させた!!

(ゴォォォォ)

という音と共に、木炭の効果(火を大きくする)もあり、蜘蛛の巣を伝って校長室は燃え上がった。

「ギャあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

蜘蛛女は叫び散らかした。

千咲達は身長的に、燃えずらい!!

「ちぐじょォォォ!!このグズ野郎がァァァァァァ!!」

枯れた声でサニーはそう叫ぶと、ハンマーを握りしめ、ほぼ全部の蜘蛛女の足を、まとめてハンマーで潰した!!

二度と動けないように!!

「早く!!窓から飛び降りて!!」

千咲はジャンの頭を持ち、サニーに肩を貸し、窓から後先考えずに飛び降りた!!

「クソ野郎共ォォォ!!ぜっっったいに逃がさんからなぁァァ!!」

すると、蜘蛛女は火の中で、動けずに倒れた。

千咲は、外にあったゴミ箱の中に落ちた。

「ハァ ハァ……サニーは?…良かった、生きてる。

ジャンは?」

「ハ…ロォ…」

「ジャン!!しっかりして!!一緒に脱出するんじゃないの!?」

「オイラ…もうダメみたい…頭がポワポワするよ…最後に改めて言わせて…」

「最後って……」

「ありがとう…からくり人形の僕を一緒に連れていってくれて…ありがとう…蜘蛛女…あのランタンでたおせたじゃん…ラタンの敵…打てたじゃん…だ…から…いまから…ラタン…に…会い…に行…て…『敵は…千咲達が…とって…くれたよ…』って……」

「あり…がとうって……一緒に敵を打ったんじゃん…!!まだ脱出できてないじゃん!!あと少しだよ!?工場は目の前だよ!?ここで死んじゃったら……やだよ……」

「千咲…オイラは…君たちの…おか…げで…あっちに…行け…る……君たち…の…おかげで…オイラ…には…心が…あ…る……」

千咲、堪えきれなくなる。

「千咲達の…おかげ…で…命を…助けて…くれ…た…千咲の…おか…げ…で…すぐ…に…信じ…て…くれた…サニー…の…おかげ…で…オイラ…心があ…て……あ……ち……に……」

「行かないでッッ!!」

千咲、涙が溢れる。

「本当に……ありがとう………!!」

ジャン、喋らなくなる。

「…」

千咲は黙り込んだ、もう喋りたく無かったからだ、疲れて疲れて、喋る気力など湧いてこなかった。

「千咲…蜘蛛女…は…倒したか?」

サニーが起きた。

「サニー…早く…この場を離れよう……」

「離れる……って、ジャンはどこだ?」

「ジャンは…ジャンは…」

サニーは察した。

「わかった、言わなくていい…」

「……う…ん」

そのときッ!!窓の方向にとてつもない殺気が感じられた!!

そこには、絶望の発端がいた。

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