奇妙な、姿
注意!!
人が酷く欠損する様子があります。
「嘘だろ……?」
「あんなにデカかったのに……」
「足も増えて…もっとデカくなった……」
その姿は、余りにも異質な「なにか」をすぐに感じ取れるオーラを纏っていた。
明らかに奇妙、それしか言葉が出てこなかった。
「クソッタレのクソガキ共がぁ!!俺をこんなんにしやがって!!タダじゃおかねえぞぉ!!!!」
「さらにハッキリ喋っている…知能もupしているッ!!」
サニーが説明した瞬間、ジャンの足を折れるほど強い力で握りしめ、吊るした。
「ぎゃああああ!!!!!!」
「大体てめぇ!!からくり人形なのになんでこの俺に楯を突くんだぁ!?このビチグソがァ!!」
「ぐ、ぐぅ……」
「こんのォ…ダボがァッッ!!」
(バキッ!!)
足の折れる音がした。
「あ、やっちまったw」
「ジャァァァンッッ!!」
「ウラぁぁぁぁぁ!!」
ジャンは、折れた足を置いて、蜘蛛女から逃れた。
「ハァハァ…危なかった…」
「まずいッ!!こっちを見ているッッ!!」
「あ、弱そうなの見っけ」
すると蜘蛛女は、蜘蛛の巣の上を、体格と似合わない俊敏な動きで、千咲の方に移動している。
「こっちに来るゥゥゥゥ!!」
「蜘蛛女ァァァ!!こっちだァァァ!!」
蜘蛛女はサニーの叫びに耳をかさずに、千咲に直行した。
「ちくしょォォォ!!」
千咲は近くにあった椅子の下に隠れた。
「苦し紛れかァ?クソがァァァ!!」
「来た!!」
すると、千咲は蜘蛛女が椅子の真上に来た瞬間ッ!!
椅子を持ち上げ、椅子で蜘蛛女にアタック!!
しかし、蜘蛛女は浮き上がって来た椅子を、足で切り裂いた。
「こんなんで怯むと思って…」
「お疲れさん」
しかし、既に椅子の下には千咲はいなく、サニーを持ち上げたジャンと、ジャンを飛台にし、思いきりとんだサニーが入れ替わっていた!!
「眉間に喰らえッッ!!」
サニーはハンマーを蜘蛛女の眉間に振り下ろした。
「勝った!!」
「甘いんだよなァ、ガキはこういう時に付け上がる。」
すると、蜘蛛女はサニーの懐に長い手を使い、殴りこんだ。
「ゴエェェ!?」
サニーは血反吐をぶちまけ、床に倒れ込んだ。
「クハハハハァ!!この形態は、足の本数が増えると共に、手も長さが増すんだよ!!これでわかったか?この姿になった俺は、誰にも倒せない!!」
すると蜘蛛女はもう動けなさそうなジャンに向かい、こう言った、それは、千咲がジャンに隠していた、恐ろしい真実であった。
蜘蛛女は、気味の悪い笑みを浮かべて言った。




