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1-1. 帰還

換金を終えると、私はいつもの酒場へ向かう。

カウンターの定位置に座ると、今回の報酬をマスターに預ける。


「お疲れさん。」

マスターはお金を受け取ると、一旦奥へと引っ込んでいく。一応、今までのお礼のつもりで渡しているのだが、彼曰わく「代わりに預かっているだけ」らしい。


「今回は怪鳥の駆除だっけか。」

マスターは料理を片手に戻ってくると、私の前に並べながら問いかけてきた。

「なかなかの大物だったのよ。報酬もたんまり出たんだから。」

私がそう返すと、彼は素っ気なく「そうか」と一言返してグラスを二つ準備する。

「それじゃまぁ、祝いの一杯だな。」


マスターを料理を肴にグラスを傾けながら、私は漸く一息ついた。

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