第6話 体育会系なの?
最近さぼり気味だったせいだからだろうか?天気が悪い。すみませんでした。と思いを込めて祈りをささげると、雲間から光が差し込んだ。自分がやったことなのに、『聖女』すごいな…と思う。
ギルドに行くとチンピラだろうか?に捕まった。
「お前、ものすごい魔力だ。なんでだ?なんか隠してるな?」
「何を隠すんですか?ただのランクCの『狩人』ですよ?」
この人は魔力を感じることができるんだろうか?なんで?
「まぁ、いい。俺はランクSの『剣聖』だ。俺と一緒にダンジョンに潜るぞ」
先輩の言うことだからなぁ。スキルはダンジョン攻略後にいただこう。それまで俺は無能・役立たずのランクCの『狩人』を演じないといけないなぁ。こっちの方が大変そうだ。
「ここだ。入るぞ」
うわ~、魔獣がいっぱい。
「せんぱ~い!矢がなくなりそうです!」
「補充してこなかったのか?」
「予想外の魔獣の数です」
ダンジョンを出ることになった。
「ダンジョンに潜るなら、それなりの装備を準備するのが筋だろう?」
ダンジョンに潜る時、普段なら剣と魔法でいけるから、弓矢使わないもんなぁ。
「俺…お金ないし」
これは本当。収納魔法に入ってる魔石を売ることが出来たらひと財産だろうけど、そうもいかないし、あのギルドじゃ売るわけにいかないもんなあ。シオドキかな。
「先輩、いただきますね」
「おまっ、まさかっ。『盗人』…」
『剣聖』のスキルを手に入れて俺は隣国のヤカン王国へと行った。恐らくニエス王国内のギルドではイータという男が様々なスキルを盗む『盗人』のスキルを持っている。と大パニックだろう。
隣国ヤカンのギルドでとりあえず持っている魔石を全部換金した。
ヤカンではスキルが重視されていないので、俺はかなりやりたい放題やっていた。
それでもきちんと毎晩お祈りは続けていた。偉いと思う。
ヤカンだと「はあぁ?スキルぅ?その子の努力を認めないのかよ?」 となる。まぁ、特殊なスキルは努力してどうにもならないと思うけど、俺の『盗人』とか。『聖女』もかなぁ?『聖女』は努力次第なのか?神殿のことはよくわからん。
俺のスキルは『盗人』『勇者』『狩人』『聖女』『戦士』『魔法使い』『僧侶』『無属性魔法使い』『剣聖』かなぁ?になった。
『戦士』が『剣聖』になった?とかも考えられたけど、体術とかは『戦士』独自だから違うようで。『賢者』なら『魔法使い』と『無属性魔法使い』と『僧侶』が合わさった感じかな?よくわかんないなぁ。




