表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
影の皇帝と運命の恋 ~恋した人は実の弟だった⁉苛酷な運命に飲まれる二人の未来はどうなるのか?  作者: らな


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

57/66

第57話 イレーネの遺品

手が滑ったのかしら?


セレナがそう思った瞬間、茫然とした表情のルクスがセレナに駆け寄ってきた。

えっ?と思う間もなく、ルクスにギュウっと抱きしめられた。


「セレナ、セレナ、セレナ・・・」


何かに取りつかれたようにセレナの名前を呼ぶルクスに、セレナは自分も腕を回して抱きしめ返した。


「ルクス?」


心配そうにルクスの名前を呼ぶと、ルクスは熱に浮かされたように呟いた。


「セレナ。愛してる。僕と結婚して。」

「?」


二人は半年前に結婚し、すでに夫婦となっている。

「ルクス・・・どうしたの?」

セレナは驚いて尋ねた。


「僕と結婚して、僕の子供を産んでくれ。」

ルクスが叫ぶように声をあげた。


「!」

ルクスの言っていることの意味が理解できず、言葉を返すことが出来なかった。


そうしたかったのに出来ないから、あれ程悩んでいたのだ。


ルクスはそこでハッと気づいたような表情を浮かべ、セレナから少し身体を離した。

肝心なことをセレナに伝えていなかったことにようやく気付いたのだ。


「セレナ。聞いてくれ。僕は父上の子じゃなかった。」

「えっ?」


カルディアス皇帝の息子が皇帝の子でないなどあり得るのか?


もし、それが事実ならジュストは何故それを知らなかったのか。

意味が分からずセレナは戸惑った。


ルクスはセレナから身体を離すと、先ほど落とした日記帳を拾いセレナに見せた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ