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転生したら、最強の暗黒騎士だった!  作者: 社畜チョコ


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9話 海賊討伐の作戦会議

投稿します。よろしくです。

シーナの北で薬草を適当に採取してから、急いでサラサの町を目指して夕方位には到着した。初めにマーサの道具屋に顔を出しておいた。


「マーサ、戻ってきた。明日にはまたシーナに向かうけど、これ薬草ただでやるよ。それより、シュリの様子はどうだ?」


「帰ってきて早々にうるさいわね。シュリは、特に問題ないよ。明日から週に1度、学校が休みの日にここで働いてくれるわ。1日は勉強に使うみたい。ありがたく薬草は頂いておくけど、あなたは随分と楽しそうね!」


「おいおい、何を邪推しているんだ?」


「そろそろ学校が終わる頃だから迎えに行ってみたら。喜ぶわよ!」


「わかった。そうするよ。」


日が傾いてきており、町の人も家路につきはじめている。シュリが通う学校は、マーサの店から歩いてすぐの小さな建物だ。外で待っていると、見慣れた顔の美少女が建物から出てきた。


「シュリ 、迎えにきた。」


「アッシュ、戻ってたの?」


小走りに近づいてきて、俺に抱きついてきた。頭をなでてから、夕食を食べに行こうと誘った。


「お金がかかるからいいよ。無理しなくても。」


「大丈夫だ。何なら町で一番いいところに行こうか!」


二人で町で一番高そうな店に入り、夕食を食べたが、服装など他の客とだいぶ違い場違いに感じた。料理も経験として食べておいていいかな位で感動はなかった。


「あの店は何となく微妙だったな。もう行かないな。」


「でも、ごちそうさまでした。」


「勉強は大丈夫そうか?」


「えぇ、まだ始まったばかりだから大丈夫。」


「アッシュは冒険者になれたの?」


「問題なくなれたけど、シーナの東の海に海賊が現れたらしく、冒険者ギルドや軍が慌ただしくしている。俺もギルドの依頼を受けて明日もう一度向かうけどな。」


「そっかぁ……、私は明日、マーサの店で働かせてもらうから。アッシュ、お金は大丈夫なの?貯金を持っていく?武器や防具は買わないの?」


「金は大丈夫だ。ほれ、金貨10枚渡しておく。1ヶ月はしのげるだろう。明日、武器を探してみるよ。さぁ、家に戻ろう。」


マーサに見つけてもらった賃貸物件に戻り、一晩過ごしてからシュリを学校まで見送り、そのまま北の都市シーナに向けて走った。昼過ぎにはシーナに到着して、そのまま冒険者カードの提示だけで門の中に入れた。


冒険者ギルドに入ると、すでに人が集まっており、どうやら海賊討伐の緊急クエストを受けた人達で別の部屋で作戦会議をしている様だった。


「緊急クエストの会議に来たんだけど?」


受付の女性に声をかけると、2階に上がる様に言われたので階段をのぼった。黒板で何か説明しているが、来たばかりなのでよくわからん。


「海賊船を呼び寄せるリスクはあるが、頼んだぞ。軍がその後、海賊に攻撃する。わかったな。自分の身は自分で守れよ。解散!」


どうやら明日、船で海に出る事しかわからなかったけど、大丈夫だよね?近くに初めて冒険者ギルドに来た時に入口ですれ違った男女の冒険者がいたので声をかけた。


「なぁ、遅れてきて話を聞いてなかったんだけど、簡単に教えてくれないか?」


「仕方ないな。情報は金だからな。そこの店のエールとつまみで教えてやるよ。」


「わかった。」


憎めない笑顔をしている二人はDランクの2人組パーティーでシーナを拠点に活動しているそうだ。ギルドに併設されている飲食店に3人で向かい、話を色々と聞くことが出来た。


「俺達は赤い絆というパーティー名で活動していて、俺はダンテだ。」


「私は、バネッサよ。」


「俺はアッシュだ。最近、冒険者になったばかりで、Fランクだ。よろしく頼む。」


「おいおい、Fランクだって?やめた方がよくないか?ギルドはいったい何を考えているんだ。いや、それとも何かもっているのか?特殊なスキル持ちか?」


「俺の事は大丈夫だ。そもそも海賊はどこからきているんだ?」


「知らないが、やつらの居場所を探して完全に叩き潰すのが今回の目的だ。俺達は、商人の船に偽装して、海賊をおびき寄せる餌だね。自分の身は自分で守れと言っていたしな。一人あたり金貨20枚は美味しいけどな。当日は私服で、内側に防具は隠せと言っていたな。」


「わかった。海賊はこれまで何をしてきたんだ。敵船はいくつあるんだ?この町に来て2回目だから教えてほしい。どんな影響が出ている?」


「海賊船は1隻らしいぞ。商船を襲って、荷物をすべて奪い、男は皆殺しらしい。女がいれば、連れていくそうだ。戻ってきた試しがないので、おそらく殺されているだろうな。商船が海賊を嫌がり、シーナに来なくなりつつあるらしい。」


「なるほどな。領主としては何とかしたいわけか。花柄の馬車を見たが、貴族の馬車だよな。」


「そうだ。ここの子爵家の領主のものだ。海賊船がここの子爵家を恨む近隣の貴族の仕業でなければいいがな。奴らはどうやらただの馬鹿ではないらしい。」


「わかった。ありがとうな。当日会おう。」


「あぁ、何かあれば俺達を頼れよ。」


「全然関係ない話だけど、2人は出来ているの?」


「もう、急に何を言っているの?アッシュは。……私たちは結婚まで考えているわよ。」


「そうか。いや何となく気になってな。俺にも大事な子はいるからさ。じゃあな!」

お休みです。

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