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転生したら、最強の暗黒騎士だった!  作者: 社畜チョコ


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7話 北の都市シーナ

投稿します。よろしくです。

「明日、北の都市シーナに向かってみるよ。1週間で戻るから、シュリの事を頼むな。」


道具屋に顔を見せて、マーサに挨拶をしてから、北の都市シーナに歩いて進んだ。シュリは今日から学校に通う事になるが、慣れてきたら、マーサの店を手伝うそうだ。


とりあえず初めての事だから、俺は1週間後に戻ると伝えておいた。帰りに薬草を探してくるつもりだ。


地図は頭に入っているので、町を出てから走ることにした。時速100キロは出ており、昼には北の都市シーナが見えてきた。意外と近くて驚いた。


城壁に囲まれており、俺なら飛び越えられそうだか、正式なルートで門に向かって歩いた。入口は2本用意されており、片方は行列が出来ており、もう片方はすいていた。


「あっちがあいてるじゃん!」


空いてる方に向かうと、途中で門兵に槍を向けられた。


「こっちは貴族専用ルートだ。貴様の様なみすぼらしい奴が通れるわけないだろ。あっちに並べ!この田舎者が!頭がおかしいんじゃないか?」


不細工な兵士に文句を言われて、殴り殺してやろうかと思ったが、これから冒険者として頑張ると決めたからには我慢することにした。言われた通りに、行列の最後尾に並ぶ事にした。


しばらく待っていると立派な馬車が横を通り過ぎて、門をノンストップで走り去っていた。馬車に花の紋章がついていたので、あれで貴族の紋章とわかるのかもしれない。


すれ違い様に馬車の中が一瞬だけ見えた。服装は高価な様に見えたが、何か焦っているようにも見えて、貴族と思われる男性が乗っていた。御者が、馬をつぶす位の速度で走らせていた。


その後、だらだら待っている間、商人らしき人達が前でおしゃべりしている。基本的には興味のない商品や金の話だった。


途中、気になる話を1つしていた。東の海で海賊が現れたらしく、積み荷を奪われて、その場で男は殺され、女はさらわれたらしい。


「シーナも危ないんじゃないか?」


「最近は、海賊が現れたせいで品物も滞っているとか聞いたぞ。」


「物価が少し上がってきているらしいな。」


何だがシーナに入る前から不穏だが、まずは冒険者登録からだ。人間にとって最大の敵は、魔物ではなく人間なのでは?と思う。しばらく待っていると俺の番がやってきた。


「身分証は?」


「持っていないが、どうしたらいい?」


「銀貨3枚で1週間の滞在許可を出すが、どうする?身分証があれば今後は見せるだけで通過できるぞ。更新する場合は、ここに来てくれ。」


「わかった。銀貨3枚頼む。冒険者ギルドでカードを作りたいから場所を教えてくれ。」


「あぁ、それはいいが。今、行くのはあまり勧めないな。海賊騒ぎで、ギルドは手一杯の状態だからな。まあ、証明書くらいは作れるだろう。この通りを進めば、右手に大きな建物が見えてくるはずだ。」


「ありがとうな。」


門をくぐると、真ん中には大きな通り、左右には小さい軍の詰所、そこを過ぎると馬車の貸し出しや積み込み作業をしていた。横目に見ながら進んでいくと、大きな建物が見えてきた。


「ここかな?」


扉からイメージ通りの冒険者の様な男女が出てきた。俺もいよいよである。彼らは仕事を受けたのかな?


中に入ると、昼を過ぎたばかりなので案外すいていた。中は広く、2階に向かう階段もあり、もしかしたら4階くらいはありそうだ。何をしたらいいか、よくわからないので、奥で座っている受付に向かった。


右手には大きな掲示板があり、紙が張り出されていた。あれが依頼票だろう。Gから始まり、F、E、……、最大でSとなっていたが、SとAには何も貼っていなかった。


それ以外にも常時依頼として、薬草採取やボアの肉の納品依頼もあり、日に買取上限はあるが、売れるようだ。もう一つ気になるのは、緊急依頼である。現在は、海賊討伐のメンバーを募集中らしい。Dランク以上を推奨と書いてあった。奥の受付にいた女性に話しかけた。


「こんにちは。初めて来たんだけど、冒険者登録は出来ますか?」


「え、はい。可能ですが、この紙に記入をお願いします。字は問題ないですか?」


「大丈夫です。何かあったのですか?」


「ご存知だと思いますが、東の海で海賊が現れて、そちらの対応にギルド員がかり出されています。なかなか上手くいってないようですが……。」


「はい、書けました。緊急クエストには俺でも参加できるかな?」


「一応、可能ですが、後方支援にはなると思いますが、冒険者活動に慣れるまではやめておいた方が無難です。軍でも苦戦しているそうですから。海の上なので、逃げ場はなく、かなり危険になります。万が一捕まれば、命はありません。」


「わかった。様子を見てみるよ。最初は、Gランクなんだね。」


「はい、依頼をクリアしていけば、Fにはすぐに上がれますよ。何か依頼を受けていきますか?」


「この辺で薬草採取出来そうな所はあるかな?」


「北の草原にあります。薬草の形はわかりますか?」


「大丈夫。今から行ってみるわ!」


念のため手頃な宿の場所を聞いてから、北の草原に向かった。走ったら、20分かからなかった。3時間ほど採取してから、シーナの冒険者ギルドに戻り納品した。結構楽しかったな。仲間でもいれば、もっと楽しいかもな。

寝ます。

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