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転生したら、最強の暗黒騎士だった!  作者: 社畜チョコ


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32話 大錬金術師とダンジョンのその後

投稿します。よろしくです。

夏休みも終わり、シュリは元気を取り戻し、というか覚醒したようにも思える。本来なら体に取り入れることなく人生を終えるエリクサーを飲んだからだろう。


また、錬金術師から大錬金術師に適性が変わっていたので、マーサがひっくりかえっていた。大錬金術師は、錬金術師の中でも特別な才能があるらしい。マーサも王都で一人しか知らないと言っていた。


「シュリ、学校に遅れるぞ!」


「は~い!」


あの時は本当に心配したが、今では熱が出ることもなくなった。シュリが学校を卒業したら、侯爵領の学園に入学させてみたいな。まぁ、本人次第だが……。それまではマーサに色々と教わるといいだろう。


休みの日は、俺はシーナに向かいつつ、途中で薬草採取をしたり、レイラに会いに行き泊めてもらったりしていた。


近くの町に住むマリネにも会いに行ったら、元気にしていたのでよかった。町中でかなりナンパされるらしく、あまり会いに来なければ、いい人がいればそちらになびくと言われた。マリネの幸せが一番ではある。



※ここからはダンジョン都市アルフォンスの冒険者ギルドでの話に変わる。


「いったいどうなっているんだ!」


机を叩いて、脇に控えるギルドの幹部に怒鳴っているのはギルドマスターである。冒険者ギルドでは、ワープの履歴を調べることで、いつ使用したか確認が出来る。それを元に冒険者が攻略している最大攻略層を知る。


今までの最高記録が73層であり、今回調べたら99層まで更新されていた。定期的に調べているワープは、過去の遺物だ。それでも冒険者が、名乗りもしないとなると故障の可能性もある。


「依頼を出して、S級パーティーに念のため74層を調べてもらうか!」


その後、しばらくしてギルドマスターに調査報告書が届いた。数週間前の話だが、どうやらやってくれたようだ。結果は不明であり、ワープが壊れていることはなく、ダンジョンも通常通りだったらしい。75階層に入る前に帰還したようだ。


「そうなると、本当に攻略した者がいるのかもしれんな。わざわざ99階層で攻略をやめた理由もわからないが、……。調べてみるか!」


ギルドマスターは、ワープが使われる前の半年間のダンジョン入場記録を取り寄せた。この中にいると思われるので、一人ずつ調べる事にした。Dランク以上でないと入れないこと、重複もあるが、数百~多くても数千人と考えられる。


ダンジョン攻略は、人類の悲願であり、そして新たなダンジョンを生むが、変化を好まない人間もいるので、難しいところだ。だが、99階層まで攻略出来る人間を野放しには出来ないし、本当に人間なのか疑わしい。


もし存在するなら……タラレバは言っても仕方ないな。正直なところS級冒険者をはるかに凌ぐ力をもつ、それこそ勇者やセブンスかもしれないな。


※ここからは、カサンドラ王国の王城での話に変わる



「よく集まった!貴様らの今後の活躍に期待する!ところで東の大国ザラットの将軍は何と言ってお前らをよこしんたんだ?」


先の魔界大戦で生き残ったセブンスは、新国王のジャック、剣神のジョン、大聖女オリビア、大賢者ルイーズである。勇者レインは行方不明。スネークとメイビスの死亡は確認されている。


【ステータス】

名前:ベントマン(元S級冒険者)

レベル:45

HP:3000

MP:900

装備:ミスリル系

魔法:生活魔法、……


名前:ガーネット(剣聖)

レベル:42

HP:3700

MP:1500

装備:ミスリル系

魔法:生活魔法、……


名前:ゴルド(槍聖)

レベル:37

HP:2400

MP:800

装備:ミスリル系

魔法:生活魔法、……


名前:アームストロング(拳神)

レベル:46

HP:2400

MP:100

装備:ミスリル系

魔法:生活魔法、……


名前:バチスタ(弓聖)

レベル:36

HP:2100

MP:1200

装備:ミスリル系の巨大な弓

魔法:生活魔法、……


名前:リシア(聖女)

レベル:60

HP:1800

MP:3000

装備:聖女のローブ

魔法:生活魔法、ハイヒール、……


名前:レベッカ(魔道士)

レベル:55

HP:260

MP:380

装備:魔道士の服

魔法:生活魔法、ファイアボム、……



国王ジャックの脇に控えるのは、剣神のジョンである。大聖女オリビアと放火魔のルイーズはここにはいないようだ。壁に兵士が並んでいるが、問題ないだろう。


「……国王様、何をおっしゃられております。我々は、元冒険者です……。」


「そうか。ならお前らに命じる。大国ザイールのカレー海軍大将の首をとってこい。奴は以前からカサンドラにちょっかいをかけているからな。」


「……御意。」


元S級のベントマンと剣聖のガーネットが国王ジャックと剣神ジョンにとびかかった。7人は大国ザイールの裏組織の精鋭である。怪しまれない様にしてきたが、どうやらばれていたようだ。


ベントマンとガーネットの不意打ちが決まった様に見えたが、どちらもかわされており、カウンターをもらい、首があらぬ方向に曲がっていた。


槍聖ゴルドと拳神アームストロングが前に出た。


「想像以上の強さだ!レベッカ、リシア、バチスタは逃げろ!早く行け!」


詠唱を終えていたレベッカがファイアボムを放った。その間にリシアを連れて、バチスタが逃げた。背後で戦闘音が聞こえるが、振り返る時間はない。


王城を抜けて、人混みに紛れて夜を明かす事になった。我々、3人を生かすために4人が犠牲になってしまった。ザラットの裏組織のトップ5が瞬殺されてしまった。


急いで情報を持ち帰らないといけない。あの国は危険過ぎる。

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