↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら、最強の暗黒騎士だった!  作者: 社畜チョコ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

30/34

30話 夏休みの旅行 その3

投稿します。よろしくです。

村に到着してから、素朴な宿で休み翌日、大都市バッキガムを目指した。この都市は、侯爵領であり、カサンドラ王国の第二の都市と言われる程の豊かさを誇っていた。


二人で冒険者カードを見せて城門をくぐると、城壁に囲まれた賑やかな大都市が出迎えてくれた。


俺もシュリも建物に圧倒されて声を失っていたが、大通りで立ち止まっていると邪魔になるので、端に移動することにした。


「凄いな、シュリ。しばらくこの町で休んでから王都を目指すか!あるいは行かなくてもいいか。」


「ええ、そうしましょう。気をつかわせてごめんなさい。」


適当に通りを見て歩き、出店の屋台で串焼きを頼んで二人で噴水の近くで座って食べた。その後、メインストリートに戻り、宿を見つける事が出来た。


これだけ発展していると、光があれば闇があるではないが、色々と深そうな気がした。


「明日、孤児院に行ってみるか?あと、本屋も探して見よう。そう言えば、15歳になると教会で鑑定の儀式があって、ステータスを見てもらえるとかマーサが言ってなかったっけ?その時に才能を確認して、伸ばしていくのだろう。どうする?やってみるか?」


「少し気になるけど、見なくてもいいよ。別に今の生活に満足しているし。」


「お布施の事を気にしているなら大丈夫だ。俺はやらないけど、シュリは見てもらった方がいいかもしれない。何となくだけど。もし、錬金術師とかの才能があれば、今よりマーサの役に立てるし。」


翌日、午前中に孤児院に顔を出して、差し入れと金貨を数枚寄付してから、子供達の様子をみて、そのまま教会を目指した。先の尖った建物が教会なので、すぐに見つける事が出来た。


中に入ると、外の喧騒が嘘のように静かになり、幾人かがお祈りをしているのが見えた。


「本日は、お祈りですか?それとも鑑定の儀式でしょうか?」


助祭と思われる男性が近付いてきて、用件を聞かれた。


「両方可能か?鑑定を一人お願いしたい。」


「かしこまりました。鑑定の儀式は金貨10枚からになりますが、よろしいですか?」


「わかった。お祈りを含めて、金貨20枚でいいか。準備が出来たら教えてくれ。」


何の像かわからないが、おそらく神を模したと思われる像の前に立ち、シュリと目を閉じて祈っている。その後、案内された所で、司祭と名乗る人にシュリを鑑定してもらった。


俺自身も鑑定のスキルを持っているが、神より授かる前の内容を知ることは出来ない。たった今、シュリが適性を得たようだ。


「錬金術師ですね!素晴らしい適性です。この侯爵領にも学舎はありますので、ご検討下さい。」


「ありがとうございました。」


シュリが頭を下げて、その後、宿に向かうことにした。


「やっぱり、才能があったな。適性を得る前と後で全然違うのではないか?」


「よくわからないですが、今なら低ランクのポーションが作れそうな気がします。」


「はっは、調子がいいな。今通っているところを卒業したら、王都かここで勉強した方がよりいいだろうな。」


「……」


高級宿は快適の一言であった。シュリが風呂に向かい、その間、ラウンジでコーヒを飲みながら休んでいると、話し声が聞こえた。


「侯爵領の当主は、保守派であり、現国王の好戦的な体制に反対らしい。保守派の寄子が、罠にはめられて潰されたと聞いたぞ。」


「少し前に侯爵の屋敷に暗殺者が侵入して、悲惨な斬殺事件があったな。侯爵は無事だったらしいが、……。」


シュリと合流してから、部屋で休んでいるが、どうもシュリの調子が悪いのか熱が急に出てきた。風邪薬など持っていないので、フロントに頼んで解熱剤と呼ばれる薬を飲ませて休ませている。


「慣れないことで疲れが出たか?」


翌日も、熱が下がらずうなされていた。熱が上がりきらないと冷やしてもダメときいたが、そんな悠長なレベルではない気がする。何らかの感染症かもしれないな。


シュリは、田舎の村で育ってきたから免疫がないのかもしれない。このままでは不味いかもしれないな。


「ダークヒール!」


シュリの体力は回復するが、一時的ですぐに下がってきている。医者を探してくるか。


「シュリ、医者を探してくるからな。休んで待っていろ!」


宿を出てから、適当に探しまわるより、冒険者ギルドに聞いた方が早いな。冒険者ギルドは、建物が大きいのですぐに見つけられた。


「こんにちは!依頼はあちらの掲示板をご確認下さい。」


「あぁ、今日は依頼でなくて、医者を探しているんだが……。紹介してくれないか?」


「医者ですか?怪我でしたら、ポーションをギルドでも販売しておりますが、……病気ですと、高額になりますが、通りをすすんだ先の右手に赤色の建物がありますが……あまりおすすめ出来ません。熱でしたら、解熱剤もギルドにあります。」


「わかった。解熱剤をもらいたい。」


金貨10枚分の解熱剤をもらい、念のため赤い建物を探した。少し歩くと赤色の建物があったので、中に入ると異様な空間であった。


ひたすら祈りを捧げていたり、虚ろな目をした人間がキセルで何か吸っている。ヤバイ薬を吸って、痛みを和らげているのだろう。


「何かご用ですか?ここは、楽園ユートピアになります。どんな苦しみからも解放されます。さぁ、どうぞ中にお入り下さい。」


「俺は大丈夫だ。邪魔したな。」


「そうですか!また、機会があればお越し下さい。」


求めているものとかなり違ったな。あれは、末期の状態だ。それだけではなかった。若い奴もいたが、かなり老化している様に見えた。シュリが気になるので早く戻ろう。


野球おもろいな!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。