↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら、最強の暗黒騎士だった!  作者: 社畜チョコ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/34

29話 夏休みの旅行 その2

投稿します。よろしくです。

馬車から降りて、シーナの入口でシュリが入場料を払い、俺は冒険者カードを見せて中に入った。今後の為にシュリの冒険者カードを作っておいた方がいいかもしれないな。


「シュリ、今後使うかもしれないから冒険者カードを作っておくか?持っているだけで、損はないと思うぞ。」


「う〜ん、アッシュに任せるわ。どうしよう?作ろうかな。何に使えるの?」


「町の入場料がただになり、身分証明書になる。盗賊や犯罪者は作れないからな。あとは、冒険者ギルドで依頼を受けられるとか?簡単に作れるから作っておくか?」


「そうします。このまま向かいますか?」


「そうしよう。」


何度も来ているので、俺は慣れていたが、シュリには大き過ぎる建物で、目を丸くしていた。


「シュリ、中に入るぞ!」


「はい、待って下さい。」


建物の中に入ると、おしゃべりしていた声が止まった。皆が俺を見ている気がするが面倒なので無視だ。受付までたどり着くと、シュリが遅れているようだった。


「シュリ、こっちだ!」


てくてく歩く姿が可愛いと思ってしまうが、どうも場違いにも感じる。受付に冒険者登録をお願いした。


「こんにちは!冒険者登録をされたいという方は、こちらのお嬢さんですか?」


「そうだ。よろしく頼む。」


「15歳ですね。こちらの水晶に手をあてて下さい。犯罪歴など調べますので……はい、問題ありません。出身は、ネトの村と……、以上になりますのでこちらのカードをお持ち下さい。」


Gランクのカードをシュリが受け取っていた。カードは一生ものだから大事にしてほしい。


「ちなみに俺のカードは、Dランクだからシルバーで出来ている。ほれ!」


シュリのカードは木で出来ていて、新品だが、何となく頼りない感じもする。自慢するつもりはなかったが、そのように感じたのか?


「ありがとう。」


と言いシルバーの方をしまい、木を俺に渡そうとしているではないか!冗談だよな?交換出来ないぞ。


「はい!」


ちゃんと返してくれたのでいいです。カードも作れたので、ギルドを後にした。俺に話しかけたいが、話しかけられない連中が複数いた。


防具屋のレイラに会いに行きたいが、自粛して町で一番の宿屋に向かった。どうせなら普段贅沢しないのだから、シュリにはいい宿を覚えてほしい。


「カラン、コロン」


宿の扉を開くと、黒服の男性が近づいてきた。


「ご予約はありますか?」


「予約してないけど、一部屋借りられないか?」


「確認して参ります。こちらでお待ち下さい。」


案内された所は狭いラウンジであり、飲み物も自由に飲めるようだ。


「シュリ、好きに選んでこいな!」


シュリが飲み物をとりに向かって少しすると、黒服がやってきて大部屋になるが、金貨20枚で借りることが出来た。


「シュリ、いくぞ!」


飲み物を持ってこちらに来たので、二人で飲み終えてから移動した。案内された部屋は、今までで一番豪華であった。いや、貴族のはなれと同じくらいか?


「ごゆっくりお休みください。」


黒服が去ってから、シュリと部屋を見て回っている。虎の像の口から湯が出続けており、冷蔵庫の中には十分な飲み物が入っていた。キングサイズのベッドが二つ並んでおり、ゆっくりできそうだ。


「何だか落ち着かないです。この宿はいくらしたんですか?」


「値段の事は気にするな。経験は大事だからな。夕食でも食べて来るか?」


「はい、……。」


二人で移動した食堂のテーブル席について待っていると、次々と皿に盛られた料理が運ばれてきた。初めは野菜、途中で肉があり、最後はスイーツでしめだった。ワインもかるく頂いておいた。


「何だか夢の中にいるみたいです!料理が美味しくて、感動しました。マーサにも食べさせてあげたいです。」


「マーサは、王都の学園にいた位だから食べたことがあるよ!」


二人で部屋に戻り、風呂に交代で入ってから疲れもあったのかシュリは爆睡していた。俺は疲れていないので、目だけ閉じておいた。


翌日、シーナの町の入口で馬車に乗り、そのまま北西を目指した。俺達以外にも同乗している者もおり、シュリの安全と荷物には注意しておいた。大事な物はダークボックスに入っているので問題はないが、念のためだ。


シュリは器量がとてもいいので、どうしても目立っている気がする。誘拐して奴隷商に売ろうとするものもいるだろう。今乗っている馬車でさえ、シュリの事をチラチラ見ている者もいる。


「シュリ、もうすぐ村に着くだろう。そこまでの辛抱だ。疲れているなら、こちらにこい。」


シュリは人並み以上に体力はあるが、慣れない環境に疲れが出ているようだ。俺に寄りかかる様にしていると、御者が騒ぎだした。


「ラージウルフの群れがこちらに向かってきている。逃げられそうにない!誰か戦える人はいないか?」


冒険者が俺達以外にもおり、二人手を上げていた。ラージウルフ7頭いるので、少しきついな。俺も手伝おう。


「俺も参加しよう。」


止まった馬車に物凄いスピードでよだれをたらしながら飛びついてきたのは大型の狼であった。二人の剣士が前に出たが、一人では一体が限界のようだ。


残りの5体が馬車に向かってきたので、シュリを馬車に残して瞬殺した。首をかるくチョップしたら骨がへし折れたので、5体倒してダークボックスにしまって馬車に戻った。残りの2体は、何とか剣士が倒していたのでいいだろう。


「馬車をすすめてくれ!」


シュリの側に座り、目をつぶっていたが、こちらをうかがう目がとても気になった。

何か風邪が流行っている!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。