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転生したら、最強の暗黒騎士だった!  作者: 社畜チョコ


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21話 犯人探し

投稿します。よろしくです。

セブンス最弱の一人、バルガスを倒してから、翌日も普通に学園の授業に出席していた。


「おはよう!レイン、お前、金は持ってきたか?」


「え?何で必要なの?」


「えっ、じゃないだろう。聖騎士バルガス様に昨日言われたことをもう忘れたのか?お前、殺されるぞ!」


「あ~、そんな話だったな!」


クラスを見渡せば休みもちらほらおり、皆の顔色が悪い。無理して金を集めた者や可能な限り集めた者、その他諸々だろう。


「たぶん、必要なくなると思うけどな……。」


「えっ、何か言ったか?」


その日、聖騎士バルガスがクラスに来ることはなく、普通に授業が終わった。死んでいるのだから当然であるが、念のため他のセブンスの動きを調べておかないとな。2人以上に襲われたら俺でも死ぬからな。


その頃、学園のエリートコースのクラスでは聖騎士バルガスが何者かに殺された話で騒然となっていた。情報源は知らないが、おそらく目撃者がいたか、王都の衛兵が王宮に知らせたのだろうと思われる。いずれにしても由々しき事態である。


「バルガスが死んだらしいな?」


「へぇ〜、そう。あいつ弱かったからね。」


「お前、冷たいな。お前の為に、何か必死で金を学生から巻き上げていたぞ。あらかた恨みでもかったんじゃないか。」


「……。冷めたわ。帰って頂戴。」


「また来るよ。」


「もう来なくていいわ。」


部屋からビッグジョン(以降はジョンと呼ぶ)を追い出して、オリビアはイライラしていた。バルガスは、好きではないが、聖騎士は大聖女に仕える仕組みが昔からあり、それを壊された形である。


ましてや重要な戦闘でもなく、どこの馬の骨かわからない奴に殺されたらしい。ジョンに聞く前にクラスで話題になっていたので、事実を知っていたが、思い出して余計に腹が立っている。


「誰がやったのか?バルガスは学園の一般コースの帰りに殺されたから、その中の連中かしら?一度見にいくわ。見つけたら私が始末してやる。」


オリビアの部屋を追い出されたジョンは、すぐに別の女の所に遊びにきていた。クラスメートの割と気が合う女の子である。


「サチ、頼んでおいた事は出来たか?」


「もう気が早いんだから。私と楽しんでからにしてよ。」


「わかった!」


……………………………………………………

……………………………………………………


「それで、何かわかった?」


「バルガス様に金を要求された数人が襲いかかって、その生き残りに事情を聞いてきたら、何ともう一人後から現れて不意打ちしたらしいの。雷属性の使い手と聞いたけど、顔は見てないそうよ。」


「そうか、十分だ!」


目の前の裸の女の首に手をかけてへし折った。ジョンは、抱いた女の首を絞めて殺すのが好きな変態野郎だった。オリビアを殺すのは難しいので、手を出さなかっただけである。目の前の女は大した実力もないので、簡単に殺しただけのことである。


「雷属性は珍しいな!バルガスを倒す位だからな。早めにダンジョンに入った方が良さそうだ。」


翌日以降は、王宮より迎えがきて、ダンジョン探索を6人で行う事になった。初めだけ騎士団が同行することになった。


「バルガス殿の事はとても残念に思う。国王も非常に残念に思っておいでだ。そこで、なるべく単独行動はしないようにお願いしたい。これ以上何かあっては困るのでな。」


「ふん!下らないな。雑魚が死んだから何だ。」


「ジャック、口が過ぎるわよ!騎士団長に謝りなさい。」


珍しく声をあげたのはメイビスである。基本は他人事だが、思う所もあるのかもしれない。セブンスの中で唯一まともな感覚の持ち主である。あくまでもセブンスの中でまともというだけであり、一般にいればういてしまう。かなり冷徹な部分も持ち合わせる。敵と判断すれば、躊躇なく殺す人間である。


ダンジョンの入口までたどり着いた。今回のダンジョンは初心者ダンジョンなので慣れる事が目的らしい。


「くれぐれも個人でバルガス殿の件を調べて行動はしないように。この件は、騎士団が預かるので。さあ、いってこい!」


数時間後、騎士団がダンジョンの前で待っていると、ワープ機能を利用して6名が移動してきた。どうやら問題なく攻略してきたようだ。


「お疲れ様。来週以降も少しずつダンジョン攻略を行うので、準備しておくように。」


騎士団と別れてから、6名は各自自分の家に戻っているが、メイビスは後方200メートル離れた所から後をつけてくる人物に気づいた。


自然に装っているが、一定距離を維持しており、仮に私が追いかけても逃げられる距離である。


「騎士団か?殺すか?」


スキルプチ集中を使い、矢を引き後ろを振り向き放った。弾丸を凌ぐスピードの矢が対象に当たった様に見えたが、仕損じた。


高速移動して追跡者のいた位置に移動したが、曲がった矢が残っているだけであった。地面に血痕が残っていた。


「剣か何かで斬られか。もしくは受けられた?」


どのように防がれたか不明だが、騎士団の連中ではないと判断した。私の矢を受けて生きていられないだろう。追跡を諦めたメイビスは、自宅に向けて歩き始めた。


メイビスが去ってから少しした後である。


「かなり危なかったな!」


セブンスの一人、メイビスを見つけたので、後をつけたらバレてしまい、矢を放たれた。気づいた時には目の前に矢があり、腰にさしていた鉄の剣で受けたら、鉄を貫通してきた矢が肩に刺さり、そこで止まった。


矢を無理やり引き抜いたので、矢が折れたがそのままにして人混みに逃げ込んだ。メイビスの気配を感じたからだ。


「想像以上の強さだ!一人一人が化け物じみているな。メイビスは、おそらくバルガスより数段強いな。弓神恐るべし。俺もダンジョンに入り鍛えないとな。魔王を倒すための聖剣も必要だな。しばらくセブンスには近付かない方がいい。」


レインは、肩を抑えながら薬草を取り出して回復することにした。


よろしくお願いします。

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