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転生したら、最強の暗黒騎士だった!  作者: 社畜チョコ


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2話 薬草採取

投稿します。よろしくです。

日が出る前に目が覚めた。囲炉裏を挟んだ反対側にシュリが寝ており、起こすのもよくないので、しばらくは目をとじて休むことにした。


ここが異世界なら自分のステータスを見れたり、魔法が使えたりするかもしれないと思った。シュリが生活魔法を使えていたので、確率高いよね?


「ステータスオープン!」


【ステータス】

名前:アッシュ(魔王軍 元暗黒騎士)

レベル:99(LvMAX)

HP:9999

MP:9999

装備:暗黒の鎧(使用不可)

魔法:生活魔法、暗黒(使用不可)、闇魔法

スキル:生活魔法、気配遮断、スロウ、……


「へっ?……何これ?落ち着け。何かがおかしい。強いのか?」


目の前に現れたステータス画面に動揺を隠せない。高すぎるレベル、そして魔王軍?とりあえずもう一度寝て考えることにした。



一眠りして起きると、気持ちも落ち着いていた。既に起きていたシュリが朝食の準備をしている。


「おはようございます。顔を洗うのに水が必要ですね。今、準備します。」


「あ~大丈夫かもしれん。桶だけ貸してくれ。」


桶をシュリに借りてから、外に出て生活魔法を使ってみた。


「プチウォーター」


手から水がイメージした通りに出て桶をいっぱいにした。バシャバシャと顔を洗い、残りの水を捨ててから部屋に戻った。


「桶、ここに置いておくよ。」


シュリと朝食を食べてから薬草採取に行くことになった。俺も出来るかわからないが、ついていく事にした。


シュリの家から外に向かい、ちらほら村人が農作業をしているのを横目に見ながら村の外に出た。昨日と同じ道を進み、1時間ほどで俺が倒れていた付近にたどり着いた。もう少し進んだところが、薬草の群生地らしい。


「こんな遠くまでいつも一人で来ているのか?」


「ええ、両親が残してくれた家と少しのお金しかないので、薬草を探して町で売って生活するしかないので……。村の人も農業で作った芋や野菜を町に売りに行ってますよ。」


「そうなんだ。俺も何か出来ないか手伝わせてくれ。薬草の形も覚えてみるから。」


「ええ、お願いしますね。」


さらに1時間ほど歩いて進んだところ、薬草の群生地にたどり着いた。


「シュリ、これは薬草か?」


「いえ、それはただの雑草です。」


「シュリ、これはどうかな?」


「それは、毒草です。食べるとお腹が痛くなります。」


「……。邪魔になりそうだから、少しあたりを見てくるわ。」


薬草の群生地から少し離れた森の中に入り色々と見てまわっているが、特に変わりなかった。森をぬけた先は崖になっており、はるか遠方に城の様なものが小さく見えた。


「気にはなるが、今は薬草の形を覚える方が先だな。シュリの所に戻ろう。」


群生地に向かって、来た道を戻ると女性の悲鳴が聞こえた。


「キャー!」


「何だ、シュリか?」


急いで走ると、途中、前世の数倍以上の速さで自分が走っていることに気づいた。


「俺はチーターか?それも全然疲れないし!」


群生地にたどり着くと、シュリが犬?狼?の様な魔物に襲われていた。シュリに飛びかかった大型のウルフに追い付いて頭部を殴り飛ばした。


「パン!」


ウルフの頭部が弾け飛び、首から下が残っていた。シュリは擦り傷くらいで大きな怪我はしてなかった。顔色が悪そうではあるが……。



「大丈夫か?せっかく集めた薬草が散らばってしまったな。あっ、これどうしようか?」


ウルフを指差して俺がシュリに聞くとウルフの肉は食べれるらしく血抜きしてから持って帰る事になった。


「アッシュ、さっきはありがとうね。ここは、今まで魔物が出なかったのだけど。これからは気をつけないといけないわ。」


「肘と膝を擦りむいているな。薬草をつけてもいいが、魔法を試してもいいか?」


木に吊るしてウルフの血抜きをしている間に魔法を使ってみることにした。生活魔法が出来たのだから、たぶん出来るだろう。


「ダークヒール」


見た目はあまりよくないが、闇が傷口を包んであっという間に綺麗になった。古傷も綺麗になってない?まぁ、いいか。俺は小さいことは気にしない性格だからな。


「……。ありがとうね。」


「そろそろ戻るか。ウルフの内蔵はやめた方がいいよな。何かヤバそうな感じがするし。」


「ええ。帰りましょう。内臓は埋めて、魔石と肉だけ取り出して、持って帰りましょう。」


頭部のないウルフを担いだが、まったく疲れなかった。行きよりも早く村にたどり着いた。村の中を二人で歩いていると、かなり目立ったようで村人の一人がシュリに話しかけてきた。


「立派なウルフがとれたな?お兄さんが、やったのか?ウルフの頭がないが、捨ててきたのか?毛皮も売れそうだな!」


「後で村のみんなにお裾分けに行きますね!お肉がたくさんあるので、余らせてももったいないし。野菜をもらったり、いつもお世話になってますから。」


シュリの自宅に戻り、さっそく肉を切り分けた。偶然とれただけなので、肉を適当に切り分けてシュリが村のみんなに運んでいた。俺は肉を2枚焼いて夕食の準備をしておいた。


「村のみなさん、喜んでいました。アッシュ、ありがとうね。」


「気にするな。毛皮と薬草を乾燥させたら、町に売りに行くか?」


「乾燥している薬草もあるので、明日、町に行きましょう。毛皮と魔石はそのままでも売れると思いますよ。」


翌日、町に2人で向かう事になった。

よろしくお願いします。

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