18話 王都にて勇者召喚の儀式
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時は魔界と人間界の大戦前にさかのぼる。カサンドラ王国の王城では勇者召喚の儀式が行われようとしていた。数年以内に起こるであろう魔王軍との決戦に備えての事である。
「東の大国ザラットは、すでに魔王軍討伐の戦力を確保しつつあるという話だ。我々も遅れる事は出来ない。この戦いの結果次第では、我らカサンドラが次に狙われる。さぁ、始めよ!」
国の精鋭である魔術師達が、床に描かれた魔方陣に魔力を注ぎ込むと、床がまぶしい光を放った。やがて光がおさまり、ゆっくりと目を開ければ、そこには若く、とても軍人とは思えない程の華奢な学生が7人現れた。後にセブンスと呼ばれる悪逆無道を繰り返す連中である。
「男が4人で、女が3人か!悪くないな。ステータスを確認せよ。」
カサンドラ王国の国王が、広間にて神官に命じて7人の元へ近づいた。目の前の7人は自分に何が起こったのか理解できずに困惑している。神官が、今がチャンスとばかりに近づいた。
「お前達は、魔王討伐に為に召喚された異世界の勇者である。魔王討伐の大役を果たすのだ。」
「……」
「どうしたのだ?国王陛下の前だぞ。返事をしたらどうだ?まさか言葉が理解出来ないのか?」
「見返りは?報酬はいくらだ?」
「何を言っている?そんなものはない。魔王討伐の栄誉があれば十分だろう。魔王討伐後、異世界への帰還方法を検討してやる。さあ、国王陛下に忠誠を示せ。」
「ほげぇ!」
殴り飛ばされた神官が壁にめりこんで死亡した。どうやら異世界に来て大幅に力が増えたようだ。元々、喧嘩なれしていたが、ここまでではない。
赤髪のジャックが大あくびをしながら国王陛下の方を向いた。異世界の勇者が、国王と対等であると示している。はったりのつもりか?
「よかろう。褒美は何が良い?魔王討伐の暁には欲しいものを用意しよう。当然だがそのための準備にも金をかけるつもりだ。」
「ならば、貴様の横にいる女を頂こうか。それくらいは簡単だろう。」
「こちらの方は、第一王女殿下だぞ。調子にのるな。若造が!貴様の実力もわからないうちにそんな話が通るはずないだろ!」
「しずまれ。異世界の勇者達よ。急な事で動揺しているだろうが、ひとまずステータスオープンと唱えてくれないか?話はそこからだ。神官、確認してまいれ。」
再び近付いた神官による確認が行われた。
【ステータス】
名前:ジャックロー(覇王)
レベル:1
HP:500
MP:100
装備:異世界の服
魔法:生活魔法、プチナックル
名前:バルガスヘッジ(聖騎士)
レベル:1
HP:300
MP:50
装備:異世界の服
魔法:生活魔法、プチバッシュ
名前:スネークロウ(槍神)
レベル:1
HP:240
MP:80
装備:異世界の服
魔法:生活魔法、プチ気配察知
名前:ビッグジョン(剣神)
レベル:1
HP:290
MP:140
装備:異世界の服
魔法:生活魔法、プチスラッシュ
名前:メイビスリン(弓神)
レベル:1
HP:260
MP:600
装備:異世界の服
魔法:生活魔法、プチ集中
名前:オリビアルッツ(大聖女)
レベル:1
HP:150
MP:500
装備:異世界の服
魔法:生活魔法、プチヒール
名前:エマルイーズ(大賢者)
レベル:1
HP:260
MP:380
装備:異世界の服
魔法:生活魔法、プチファイヤ
「騎士団長、この者達のステータスを見てどう思う?魔王討伐隊に入れそうか?」
「素質は十分と思われます。しかし、その前に数年ほど実践も含めた訓練が必要だと感じます。今の状態では並みの兵士と変わりませんな。」
「それは、凄いな。何の訓練も受けていない状態で我が国の兵士と同格とはな。凄まじき才能だ。予定通り、勇者達を部屋に案内せよ!」
何かもの言いたげなセブンス達は、案内された大部屋に移動した。王宮でのふるまいなど簡単に教わり、その後は各自の個室に移動して休む事になった。セブンス達は思っている以上に精神に疲労を感じていたようだ。若干だが、何名かはのぞく。
「せっかくの王宮だからな。遊びに出掛けるか!夜もいい具合に静まりかえっているからな。」
セブンスが一人、スネークロウ(今後はロウと呼ぶ)は、与えられた自室を出て気配察知を使い、王宮内を散策している。人っ子一人いないが、途中、深夜を巡回しているのか灯りを手に持つ若い女を見つけた。なかなか上等な女である。
長い舌を伸ばしながら、焦らずに気付かれないように距離をとっている。大きな部屋を右に曲がったところで、一気に近づいて後ろから頭を殴って気絶させた。
ここから自室まで、それなりに距離があるので、女を連れ込むにはよくないと判断して、近くの大部屋に入った。
「急いでやることやらせてもらうぜ!」
女のパンツを下ろして、股を広げて一物を無理やり突っ込ませてもらった。
「あぁ~気持ちいい~、異世界最高だぜ!」
最後には小便を顔にかけられ、便所の様な扱いを受けたメイドをそのままにして自室に戻るのであった。
「異世界に勝手に呼びつけたんだから、俺様は思うがままにやらせてもらうぜ!」
自室に戻りロウはさっさと寝ることにした。翌日以降も同じような事件が多発したこともあり、巡回は兵士がやるようになった。
中には異世界から召喚した勇者がやったのでは?という噂もたったが、証拠もないのですぐにたち消きえた。
最近、仕事が忙しい?




