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地球人に人権がない銀河で、零細猫耳社長にスカウトされました ~生体パーツ扱いのどん底から操縦チートと拿捕ビジネスで成り上がる~  作者: 星灯ゆらり
第3章 人権の値段

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47.マッチポンプの終わり

「あなたの人生に一方的に介入してしまい、申し訳ありません」


 俺は深く頭を下げた。


「「「おっちゃん、謝罪は90度にゃ!」」」


「ツッコミはときと場合を考えるっすよ!」


 船長猫耳とスッスの仲が良いのは良いことなんだが、真剣な場面でコメディをするのは止めて欲しい。


「い、いえ。ペットとして不特定多数に対して売り出されるより、マリーさん……ベリル閣下に買い取られる方が、その、素晴らしいことですし?」


 白毛猫耳のブランは、一見冷静なようでいて完全に混乱している。


「ペット!? 先輩が、僕のものに!?」


 ベリル社長は健康的な頬と顔を赤くして、あたふたし始めた。


「社長。個人同士の関係に口を挟むつもりはないですが、若いうちから変な性癖に目覚めるのは止めた方がいいと思います」


 俺は静かに頭を上げてから、ベリル社長に苦言を呈す。


「せーへき?」


 ベリルは俺の発言内容を理解していなかった。


「「「百合にゃ!」」」


 船長猫耳は理解したようだ。

 こいつら、普段どんなコンテンツを楽しんでるんだ?


「TPOっす!」


 光翼を猛烈に羽ばたかせたスッスが、船長猫耳たちを連れて行った。


「……社長。例の警備会社についてですが」


「ちょっと待って。……猫耳が起こした犯罪を鎮圧した記録が多いね。猫耳は人材派遣会社からの紹介ってことになってるけど、人材派遣会社と同一グループの疑いあり?」


 話している間にベリルが多少冷静になった。


「スッスが軽く調べただけでこれだけ情報が出てくる以上、最低でも黒に限りなく近い灰色でしょう」


「んー。犯罪なのは確実だけど、僕たちが犯罪の証拠を掴めないと、僕らが悪いことにされちゃいそう。サルくん、何か意見ある?」


「そうですね……。被害を受けそうな人や組織か、被害が発生して保険料を負担させられそうな保険会社と協力できれば話は早いのですが」


「げー。だったら星系管制の案件じゃん」


 ベリルは露骨に機嫌を悪くする。

 ブランにぴったりくっついているのは、無意識の動作なんだろうか。


「あの、サルさま?」


「サルで結構です。ブランさんの人権はブランさんが落ち着き次第ブランさんにお返しします」


 俺がベリル社長とブルネットをちらりと見ると、ふたりとも特に迷わず頷いた。

 使ったのは大金だが、ベリル社長にとっての急所を保護するための金としては安いくらいだ。


「そういうわけには……。いえ、先に、質問させて頂いてよいでしょうか?」


「もちろんです。どうぞ、ブランさん」


「ありがとうございます。わたくし、ベリル運送のことを、普通の運送業だと聞いて就職を目指していたのですが、ここはまるで、その……」


 非常に言いづらそうだ。

 それにしても、姿は完璧に猫耳なのに、礼儀正しいお嬢さんなので違和感が強い。


「警備会社のようだ、と?」


「……はい」


 母港に繋がった空母(猫の巣号)や、明らかにヤバイ船(特大タキオン搭載船)や、8隻まとめて修理中の戦闘用小型宇宙船(戦利品)を見た後なら、ベリル運送を普通でまともな運送業と思う者は滅多にいない。


「海賊ができる能力を持った上で犯罪歴がなければ警備会社ですよ」


「サルくん、その表現は誤解を招かないかな?」


「事実です。ところで、そろそろ星系管制が到着するようです。ベリル社長の許可が得られるなら、今回の件に巻き込もうと思うのですが」


「あいつ仲介料いっぱい持ってくからきらい!」


 星系管制が何者かをブルネットに説明されたブランが、愕然としていた。



  ☆



 それから4時間後。

 俺たちはベリル号に乗って光速の一万倍の速度で飛んでいた。


「自己紹介しますね。私が銀河通商第7営業艦隊第1分遣隊司令です」


 野暮ったいジャージ姿で堂々と言う星系管制(有休を中断して職務復帰済み)は、ベリルのゲストシートに座っている。

 地球が存在する星系では星系全体を支配する立場だが、銀河通商という巨大組織の中での正式な役職は『銀河通商第7営業艦隊第1分遣隊司令』になる。


「っ……。わたくし、は、ブランと申します」


 厳密に法解釈すれば現時点ではペットでしかないブランが、恐怖に耐えて礼儀正しく頭を下げた。


「ベリル社長も運がいいですね。未改造の状態でこの水準の猫耳は滅多にいませんよ」


「差別主義者め! って非難すべきかな?」


 船長席のベリルの目が冷たい。

 星系管制との相性がかなり悪いんだ。


「このあたりは上品な地方じゃないですからね。この程度の言動では問題視はされませんよ」


 タッパーで持参したおはぎと、魔法瓶で持ち込んだ茶で、ティータイムを始める星系管制。

 俺の目には『だらけた姿』にしか見えないが、この銀河基準で考えると、天然食材を使った超絶豪華な食事を優雅に食べるセレブらしい。


「サルくん、あれ作れる?」


「地表の食材は手に入りませんよ。デュプリケーターでも味と栄養は同じでは?」


「猿谷さんは舌の性能は大したことがありませんね」


 ふふんと胸を張る星系管制の口元には、あんこがついたままだ。

 俺が無言でウェットティッシュを差し出すと、星系管制は表情は平然として、頬を少しだけ赤くして受け取り使い始めた。


「改めて作戦を説明します」


 俺が改まった口調で説明を始めると、ベリル社長が気を利かせて周辺星系すべての情報を大きな画面に映してくれた。

 母港ならブルネットがしてくれて、普段の飛行ならスッスがしてくれるんだが、身重のブルネットは母港から動けないしスッスは他の仕事で手一杯だ。


「ご覧の場所は、周辺星系で猫耳が働いている場所です」


 様々な場所で青い点が点灯する。

 地表での紛争に傭兵として参加していたり、宇宙線に対する防御も怪しい宇宙港で労働者をしたりする猫耳がほとんどで、しかし例外もある。

 若く、美しい、教育を受けた猫耳が、金持ちの近くで侍っている。


「例の警備会社が活動している場所がこれです」


 赤い点がいくつか点灯する。

 豪華客船や、自然環境では地球に圧倒的に劣るもののリゾート惑星として利用されている星など、かなりの金持ちしか行けない場所ばかりだ。


 その豪華客船やリゾート惑星には、厳しい選抜をくぐり抜けた猫耳が働いてもいる。

 本人たちがどれだけ努力して自身を磨き上げ、どれだけ厳しく自身を律しても、遺伝や体に刻まれたセキュリティホールがそのまま残っている猫耳たちだ。


「先輩方の、職場です」


 ブランが蒼白になる。

 船長席にいたベリルが誰より早く跳びだしブランを受け止め、そっとゲスト席に座らせる。

 星系管制の隣の席というのは嫌がらせのような気がするが、ベリルはそこが『一番いい席』と思っているだけで悪意はない。


「そこにも、通商との間に保険契約を結んだ者がいます。『たまたま通商の艦隊が近くにいたら救援要請可能』な契約ですけど、これを大義名分にできると思いますよ」


 星系管制が顧客の情報をばらす。

 倫理観がないというより、この銀河ではこれが許容されているというのが現実だ。


「貴重な情報をありがとうございます。本作戦では、この契約を活用します」


「分かったよサルくん! ベリル運送が銀河通商から仕事を請けて、例の警備会社に動きがあったら『僕らは今通商の指揮下で動いているから助けるね!』って言って介入するんだね! ……すごくヤなんだけど」


 テンション高く言っていたベリル社長の機嫌が、最後で急降下した。


「無実の罪を押し付けられる猫耳を救うためでもあります。うまいこといけば猫耳の設計図以外にもぶんどれるだけぶんどれますし、ここは我慢してください」


「猿谷さんが関わっている時点で成功率激高の割のいい賭けですからね。通商の取り分は4割でいいですよ」


「ぐぬぬ」


 光翼人間と一応対等な交渉をするベリルを、ブランが呆然と見上げている。

 その瞳が少しずつ熱っぽくなっていることに気づきはしたが、俺はとりあえず気づかなかったことにする。


「社長! 豪華客船からのSOSを受信したっす!」


 超高速通信網を監視していたスッスが大声で報告し、ベリル社長が頷いた。


「では向かいます」


 俺は光速の一万倍を維持したまま、SOSの場所へ船首を向ける。

 ここは恒星が近くにないので障害物は極端に『少ない』。

 それでも、自力センサーを使わず飛べば、10回飛行すれば1回は事故が発生しそうな程度にデブリやガスが点在している。


 なお、今回はベリル号だけでなく先代ベリル号も一緒に行動している。

 船のサイズも加速力も航続力も同程度だが、先代ベリル号のセンサーは俺と比べれば大きく劣るので索敵は俺頼りだ。


『『『おっちゃん! このまま直進でいいにゃ?』』』


 先代に乗っているのは、先代ベリル号専属の座を争っている船長猫耳たちと、そのおつきである同数の地球人女性たちだ。

 多人数で連携をとるのは大変だが、多人数には多人数の強みがある。

 複数方向への対処が容易になったり、交代しながら操縦して気力や体力を温存したりだ。


「はい。接近してからは打ち合わせの通りにお願いします。戦況は激変することがあります。臨機応変に動けるよう落ち着いていきましょう」


『『『りょうかい!』』』


 発音もしっかりしてきた。

 気合いも強すぎず弱すぎずちょうど良い。

 俺は勝利を半ば確信して、しかし決して油断しなかった。



  ☆



『猫耳だ! 猫耳がいきなり暴れ出しやがった!』


『こちらはルージャー警備。直ちに救助へ向かう!』


 この銀河で何度も繰り返された、猫耳にとっての地獄のマッチポンプが始まった。

 そして始まった直後に終わる。

 俺たちが間に合ったんだ。


「こちらベリル運送。現在銀河通商の依頼を受けて飛行中だ。銀河通商の意向に従い、要救助者を救助する」


 ベリル社長が傲慢に宣言する。

 同時に、亜光速から一気に減速した先代ベリル号が、豪華客船と警備艦隊の間に割り込む。


 豪華客船との距離は100メートル未満だ。

 宇宙では触れ合うような至近距離といえる。


「素晴らしい操船です」


 俺は心から称賛する。

 地球の人間と猫耳では反射神経に圧倒的な差があるとはいえ、ここまで見事な操船をされると嫉妬すら感じない。

 超光速での飛行や戦闘では負ける気はないが、低速での戦闘ではもう俺に勝ち目はなさそうだ。


『『『にゃ!』』』


 先代ベリル号の艦橋にいる船長猫耳たちが、誇らしげに胸を張った。


 ベリル運送の攻撃はまだ続く。


『『『ご安全に、にゃっ!』』』


 先代ベリル号から多数のパワードスーツが発進する。

 宇宙船内部での戦闘『も』想定した装備で、豪華客船の非常口に危なげなく取り付き、鮮やかな手並みで侵入する。

 海賊よりも海賊としての技能が優れているのは、普段は整備班として働いているからかもしれない。

 いずれにせよ、母港で宇宙船修理に忙しいキン抜きで、良くやっている。


『なんかいろっぽいねーちゃんが暴れてるにゃ!?』


『でも弱いにゃ!』


『連れ帰るんだからうまく気絶させるんだにゃ!』


 拿捕猫耳経由で船内の情報が流れてくる。

 猫耳のみを刺激する光や音が船内に溢れているようだが、こちらのパワードスーツだけでなく宇宙船にも、猫耳への刺激を極めて弱くするためのフィルターが仕掛けられている。


「ブラン先輩?」


 ベリルが心配そうに声をかける。


「わたくしと同時期に卒業した方が、2人、いました」


 興奮して暴れる猫耳は若く、扇情的な衣装を身に纏い、興奮しきった目からも顔からも理性を感じられない。

 彼女たちがベリルやブランと同じ教育を受けたと言われても、正直、納得し辛い。


『『『どんどん送ってくにゃ!』』』


 たった十数人の拿捕猫耳が豪華客船を制圧し、気絶した猫耳を先代ベリル号へリレーで送り込んでいく。


『おい、儂を助けに来たのではないのか!?』


『契約では一度助ければいいとなってるにゃ』


『なっ。猫耳ごときがっ』


『おっさん。あたいを殴るとすげー賠償金請求されるにゃ? 星系管制マジやべーにゃ』


 何やら揉めている。

 船内という限られた空間で器用に加速し拳を躱した拿捕猫耳が『どうしよう?』という意味の信号をベリル号に送って来る。


 そのまま要救助者を放置してしまったが、豪華客船には航行能力が残っており、暴れていた猫耳もすべて回収済みだ。

 退避しないのは客船や客側の判断であり、契約上も問題はない。


「私はやばくないですよ?」


「経費こっちもちなのに4割とってくからやばいよ?」


「正当性の提供は4割の価値がありますよ。……食べます?」


「ブラン先輩の分もちょうだい」


 社長と他者の高官が(感情はともかく)友好的な関係を維持できているのは素晴らしいことだ。


『『『おっちゃん! 警備艦隊の動きが怪しいにゃ』』』


「時間は稼げそうですか?」


『客船の猫耳は全部回収したにゃ!』


『拿捕班が今撤収中……この船に戻ったにゃ!』


『シールドは警備艦隊に向けて展開中にゃ! 豪華客船には逃げろと言ってるのに逃げねーにゃ!』


 どうにも、船長たちが猫耳だということを理由に舐められているようだ。

 しかしそれ以外の仕事は完璧だ。

 これなら、先代ベリル号のパイロットは今のメンバーで決まりになりそうだ。


『『『出るにゃ!』』』


 俺やベリル社長が命令を出す前に先代ベリル号が発進する。

 4つのエンジンを光らせ、戦闘機の形をした大型船が圧倒的な加速で星系から遠ざかる。


 高出力レーザーによる攻撃が艦隊によって行われたが、特定方向のみ分厚く張られていたシールドを破壊する前に、先代ベリル号はレーザー砲の有効射程から逃げだした。


「そっちは危ないですよ」


『『『に゛ゃぁっ!?』』』


 途中、何度かふらついたりはしたが、ベリル号と無傷で合流した。


「ふぃー。特大タキオン砲で援護射撃することになるかと思ったよ」


 ベリル社長が安堵する。

 口元についていたあんこを、ブランが白いハンカチで綺麗にしている。


「証人兼、セキュリティホールを使われた証拠である猫耳の確保に成功し、敵警備会社への正当な反撃理由を無傷で手に入れました。おめでとうございます。完全勝利です」


「それに加えて、新人船長たちに先代ベリル号を任せられそうだよね。ひとりに任せるのは無理そうだけど」


『『『なんでにゃ!』』』


「だって君たち、長時間集中が続かないもん。複数で交代しながら船長しないと危なっかしいよ」


『『『にゃぁ……』』』


 単独で船長をする気だった船長猫耳たちが、力なく肩を落とした。


「これが……ベリル運送。ベリル閣下の、艦隊」


 ブランのベリルに対する目が、好意から崇拝に変わっているような気もする。


「ブランさん。加速するのでシートベルトを締めてください」


「は、はい。母港に帰還するのですね。まさか日帰りで艦隊行動を行えるなんて、想像もしていませんでした」


「いえ、まだ戻りませんよ。ねえ社長」


「うん! ルージャー警備が戦時体制へ完全に移行する前に、可能な限り艦隊を叩く。母港に停泊中の艦隊がいれば、もちろんそれもね!」


「艦隊がなければ猫耳を悪用したマッチポンプもやりづらくなるはずです。嫌な話ですが、役立つ場面が少なくなれば、設計図も安くなりますよ」


 やる気十分のベリルと、全く止める様子のない面々に気付き、ブランが『ぶるり』と体を震わせていた。

◆ BERYL FLEET

規模:2 防衛:4 遠征:5


◆ BERYL THE GREAT MK3

船体:3 / 跳躍:4 / 航続:4 / 装甲:0 / 居住:4 / 船倉:0 / 兵装:5


◆ BERYL THE GREAT MK2

船体:3 / 跳躍:4 / 航続:4 / 装甲:2 / 居住:2 / 船倉:2 / 兵装:4


◆ CAT'S NEST MK2(4/4)

船体:4 / 跳躍:2 / 航続:4 / 装甲:4 / 居住:2 / 船倉:4 / 兵装:1


◆ CAT CLAW *5

船体:1 / 跳躍:2 / 航続:1 / 装甲:2 / 居住:0 / 船倉:0 / 兵装:2


◆ CAT CLAW CUSTOM *1

船体:1 / 跳躍:3 / 航続:1 / 装甲:2 / 居住:0 / 船倉:0 / 兵装:2


◆ BERYL THE GREAT

船体:1 / 跳躍:3 / 航続:1 / 装甲:0 / 居住:0 / 船倉:0 / 兵装:4


◆ Pawn of the Earth *8  ※修理中。2隻が修理済

船体:2 / 跳躍:3 / 航続:3 / 装甲:2 / 居住:1 / 船倉:1 / 兵装:2



◆ CREW

ベリル  |船長Lv2+[借金Lv2]

サル   |操縦Lv5 [衰弱Lv3]

ブルネット|射撃Lv2 [事務Lv2]※妊娠中

キン   |白兵Lv2 [整備Lv2]

拿捕猫耳ズ|白兵Lv1+[整備Lv1]

船長猫耳ズ|船長Lv1+[猫語Lv1]

猫耳の下僕|操縦Lv2+[信仰Lv2]

スッス  |操縦Lv2+[医療Lv1]


◆ CREW IN TRAINING

母猫耳ズ |市民Lv1 [衰弱Lv2]


◆ GUEST

ブラン  |市民Lv1 [衰弱Lv1]


◆ CAN BE PRODUCED

装甲:2


◆ BERYL HOME PORT(3/3)

権利:1 / 規模:1 / 装甲:0 / 修理:0 / 居住:2 / 備蓄:0 / 兵装:1

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― 新着の感想 ―
暴力…!やはり暴力はすべてを解決する…!! 社長にせっかく百合の花が咲こうとしてなのになぁ もはやこの先輩、猫耳下僕の人たちとおんなじ目をしてそう
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