人間18
驚いた古象がバオバブの木を倒してしまうこともあったが、根こそぎ倒れたバオバブを集落まで引きずって帰るのは容易ではなかった。バオバブの木は長さが少なくとも100フィートあり、森の部族だけで集落まで運ぶのは難しかったため、その場で細い枝だけを切り落としていた。一般に、寒さが厳しくなり、キリマンジャロ山とルウェンゾリ山の氷冠の下限が標高1万フィート以下まで下がる頃になると、彼らは焚き火を起こした。しかし、薪はすぐに燃え尽きてしまうため、ときおり薪を探しに出かけなければならなかった。
参考文献
Lewis, R. (2022) The Evolution Man: Or, How I Ate My Father(=『進化した男――あるいは、私はいかにして父を食べたか』).
Gowlett, J. A. J. (2016) The discovery of fire by humans: A long and convoluted process(=『人類による火の発見―長く複雑な過程』).
Binford, L. R. (1980) Willow Smoke and Dogs' Tails: Hunter-Gatherer Settlement Systems and Archaeological Site Formation(=『ヤナギの煙と犬の尾―狩猟採集民の居住システムと考古遺跡形成』).
推定総盗用率:およそ1~5%




