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崩壊3
「ウラノスはさすがにやりすぎだよ……ガイア姉」タルタロスはガイアと結婚した今でも、彼女をそう呼んでいる。
ウラノスが明らかに自分たち家族へ手を出そうとしていることに、彼は深く頭を悩ませていた。以前、ウラノスを問い詰め、なぜ薬を盛ったのかを聞き出したことがある。だが、返ってきたのは「テュポーンを怪物だと思った」という言葉だった。その瞬間、ガイアは激怒し、ウラノスの頬を平手で打った。タルタロスも最初は殴りかかろうとしていた。だが、怒りを露わにしたガイアの姿を見た途端、逆に冷静さを取り戻していた。
参考文献
Hesiod(紀元前約700年)Theogony(=『神統記』).
推定総盗用率:およそ0~8%




