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原石の軌跡――新しき力と古の知恵  作者: 永火
第3章 魔法大戦
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回答用紙 終

「そもそも、私らは見た目が変わらないんだよ?そんなのが居たら不審だろうよ。

隠れてるんじゃなくて、住処を定期的に変えてるやつらもいるがね。」


「外国じゃ魔女狩りなんてものがあったらしいですからね~。

向こうの人たちはそれで隠れているんじゃないんですかね?

また面倒ごとを引き起こすのが嫌なんでしょう。」


住まいの移動ってそれなりに手続きしないといけないのに……、

どうやっているのだろうか。


「引っ越しの手続き……というか戸籍ってどうなっているんです?

年齢とかでいろいろと聞かれそうですけど。」


「あぁ、それはそれなりに偉い所にも魔法使いがいるのさ。

そこを通していろいろとやってもらっているんだよ。」


「魔災庁にも一人いましたね~。あ、詩織ちゃんは会ったことあります?

古臭い制服着た人が居たと思いますが?」


厄災級が目覚める前の魔災庁――確かに見た。古い制服の職員を。


「いました。少し……いや、顔の特徴は”判らなかった”ですけど

アドバイスをいただきました。」


「へぇ、あいつはまだそんなことやっているのかい。

人間観察がよっぽど楽しかったんだろうねぇ。」


時雨さんが少し、心配そうに思案しながらぼそぼそとつぶやく。


「あぁ、認識阻害系持ってたアイツか……、まだ働いていたのか。

……あいつ休んでいるのか?また倒れかねないな……、見に行った方が良いか?」


「大丈夫ですよ。最近は魔法少女がうまく回ってるみたいでしたし、

現場にこっそりいって処理とかもしてないみたいですし。」


凝子さんが珈琲をすすりながら、能天気に言う。

ただ、こっそりとお菓子をポケットに入れている所を見つけてしまった。


「まぁ、後で見に行きますよ。引っ越してなければ、近場にいますし。」


「あぁ、頼むよ。ついでに知ってはいると思うが

――魔法少女と戦う場と時間も共有しといてくれ。」


幻理さんがついでとばかりに凝子さんへ注文を投げつける。


「ついでに魔法少女側の情報も欲しいねぇ。どんなに”視えて”なくても

――侮りは失敗の元だからね。……あと戦う相手にも失礼だよ。」

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