回答用紙 その6
「あー、確か……、90……いくつでしたっけ?」
「知らん、100にも満たないのに忘れるんじゃないよバカ弟子。」
「年齢くらいは覚えておけ……って言いたいが、
俺も自分の年齢を正確には言えんな。」
凝子さんが90代……いや、見た目で判断できないのは時雨さんで知ってはいた。
けれども、慣れない感覚だと思う。
「魔法使いの中じゃ、バカ弟子が一番の新参だったからねぇ。
周りの連中に甘やかされてたのに、今じゃそいつらよりも階位が上だなんて、
面白いこともあったもんだ。」
幻理さんがからからと笑う。
凝子さんが一番の新参……、魔法使いは思ったよりも人数が少ない?
「魔法使いって……、今は何人くらい居るんですか?
見たことあるのは、そんなにいないんですが。」
時雨さんが紅茶を口に含みながら、少し思案する。
「今の総数は……150くらいか?増えた話も減った話も聞いてないからな。
幻理は聞いているか?」
「いや聞いてないね。それくらいだろうよ……
あぁ、国外に物見遊山に行った連中なら知っているがね。」
「確か……、90……いくつでしたっけ?」
「知らん、100にも満たないのに忘れるんじゃないよバカ弟子。」
「年齢くらいは覚えておけ……って言いたいが、
俺も自分の年齢を正確には言えんな。」
凝子さんが90代……いや、見た目で判断できないのは時雨さんで知ってはいた。
けれども、慣れない感覚だと思う。
「魔法使いの中じゃ、バカ弟子が一番の新参だったからねぇ。
周りの連中に甘やかされてたのに、今じゃそいつらよりも階位が上だなんて、
面白いこともあったもんだ。」
幻理さんがからからと笑う。
凝子さんが一番の新参……、魔法使いは思ったよりも人数が少ない?
「魔法使いって……、今は何人くらい居るんですか?
見たことあるのは、そんなにいないんですが。」
時雨さんが紅茶を口に含みながら、少し思案する。
「今の総数は……150くらいか?増えた話も減った話も聞いてないからな。
幻理は聞いているか?」
「いや聞いてないね。それくらいだろうよ……
あぁ、国外に物見遊山に行った連中なら知っているがね。」
「国外の魔法使いについては詳しくは知らんな。
大体が隠れていることの方が多しな。」
隠れているって、見つかると不都合でもあるのだろうか……
いや、外国以前に日本の魔法使いも隠れているようなもの、
何かしらの理由があるのだろうか。
「魔法使いが世間に知られていないのって、何か理由があるのですか?
神秘の秘匿とか、隠さなきゃいけない事情が?」
「いや、神秘の秘匿など必要ないだろう?
科学でもそのうち解明できるだろうしな。」




