表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/15

ホーブへプンについて

注意


こちらは設定資料となります。本編をお読みいただき、こちらは本編で解説しきれなかった部分や裏側、語ったもののまとめなどで活用いただければ幸いです


本編はこちら

https://ncode.syosetu.com/n3117kj/

元ムロコナル大国自治領ホーブへプン及びホーブへプン島

国土 187万㎢

人口 約350万人

うち  祖人種 13万人、精人種 227万人

    獣人種 109万人、その他1万人

主な種族 エルフ系精人種・(オーク)系獣人種


通貨 hhF(フーロ)(ホーブへプンフーロ)

都市

 中央都市『アイナティット』 200万人

他、約200もの田舎集落や孤立居住 150万人


最高責任者 エルマギウス(精人種の王の証を所有)

軍組織 ホーブへプン国家直属軍

主な主食 特になし、加工食品をそのままや、肉や果物や芋などを殆ど味付けしないまま等



 聖ルーマルコーランド帝国領水上都市『ベネトリーニ』の港から北北西に約半日以上の航行を経て到着する離島とも呼ぶには大きく、だが大陸と呼ぶには小さい、陸地全土が国土となっている島『ホーブへプン島』。かつては多くの精人種と少しの他種族が暮らす文明が全く進まない民族的な生活をしていたが、ムロコナル大国時代より植民地化が進み多くのムロコナル大国の文化や技術が入り込み永い混乱の時代を耐え抜き、この地に生まれた精人種の王の証を持つ男『エルマギウス』の躍進、ムロコナル大国以後その地をまとめ上げ帝国を築きあげた祖人種の王アーテュール・コーランド聖帝及び聖ルーマルコーランド帝国との軍事同盟を結び、帝国からの使節団による諸外国に後れを取らない程度の文明の発展を急がせ、ここ10年で目まぐるしい成長を遂げた。




   ——————————————————————————————




都市『アイナティット』

 現在この国における都市と呼べるであろう地域は一つしかなく、その地域を離れると少人数で暮らす田舎集落が無数に点在しているのが特徴。そして国土のおおよそ6割が冷たい氷に閉ざされた地でもあり、人が住める地域はかなり限られている。都市はその少ない住める地域のほんの1割に過ぎず、人口は200万人程がその都市にぎゅっと収まって生活している。その都市の様相はかつてのムロコナル大国時代にその基礎が確立されており、崩壊と修繕を繰り返しながらムロコナル大国の面影を残しながらもどこか聖ルーマルコーランド帝都にも似たような街の作りとなっており、この島の風土や特徴に合わせて作られ急成長を遂げた弊害も出ている面もあるなど不思議な都市となっている。

 この都市の住民は郊外の田舎集落に住んでいる人達と違い、住民の約8割が識字能力を有しており、金銭的な正しいレート知識も持ち合わせている。語学能力を活かした仕事も多く他国にも負けない為替や貿易機能もしっかりと備わっている。だが逆を言えばまだ郊外の田舎集落では識字率が低く本を読むという文化がなく、今も自然の中で狩りや採収、そして物々交換による入手を今も続けており都市に憧れた人が当然のように都市で犯罪をするという、都市の中と外で分かれ馴染めなくなりそれが隔たりとなりつつあるという問題を抱えている。

 中央には精人種の王であるエルマギウスが居住する城が建っておりその経済の要として機能している。また国民から徴兵された兵士や帝都から派遣された戦闘教育を終えた国衛兵爵が合わせて数十万人おり、その兵士達も駐在している。

 紙幣はかつてムロコナル大国紙幣が使われていたがその価値は殆ど機能しなくなり、聖ルーマルコーランド帝国で新たな紙幣制度の導入と共に帝国で使われたF(フーロ)を元にhhF、ホーブへプンフーロを発行した。おおよそ1F=200hhF(※日本円にしてだいたい1円=20hhF)である。

 渡航技術もムロコナル時代の頃から既にある程度定着しており、帝国に負けず劣らずな立派なクルーズ船や貿易船など造船が可能。特産品と呼べるような特産品は少ないものの今では帝国から譲り受けた知識技術を生かした製造業をはじめ様々な魔具や加工食品といった加工品を産出している。




   ——————————————————————————————




『国民』

 この国における元々の人種は大まかに6割がエルフ系精人種、3割が(オーク)系獣人種、そして1割がその他異なるタイプの精人種。祖人種やその他の人種に関してはムロコナル大国による植民地化が進んだことによって住み付いた人が定住化したためである。

 精人種には特有のその環境下における文化や生き方に関して適応し続ける事にあり、殆どがエルフ系精人種であるため長い歴史の中で変わらない原始的な生活を続けてきたのだ。そんなエルフ達の田舎集落の中に(オーク)系獣人種も普通に混ざって生活しており、さらに言えば統計的には精人種よりも獣人種の方が力があり精人種2~3人分の仕事を獣人種1人でこなすことが出来るため(オーク)系獣人種は男女問わず非常に人気だったり、稀に生まれるドワーフ系やダークエルフ系精人種なども人気であった。だがこの国では(オーク)系獣人種よりも圧倒的にエルフ系精人種の出生率が高く、(オーク)系獣人種の子供などは丁重に扱われた。

 古い生活様式は主にその日食べるだけの動物を狩り、森の果物を取り、そして芋を掘る。採取したものを肉や芋に火を通す程度で殆ど味付けや料理などをせずほとんどそのまま食べるという。そしてこの世界では比較的珍しい土着信仰をしており、神の門の教えは伝わってはいるもののその神は自然と一体化し見守っていると言われており自然の恵みは神からの授かりものとして扱っている。

 だがその考えが不幸にも繋がっており、ムロコナル大国やオズランド帝国等がこの国に目を付け人攫いが行われていたが、国民はこれを神隠し…神の元へと行かれたと言い他国による侵略に気付けず問題を放置していた。近年になりエルマギウスが頭角を現すとすぐにこの問題をただの超常的な現象ではなく他国からの侵略と判断し、主に国民を集い兵に仕立てオズランド帝国への警戒を強めさせた。




   ——————————————————————————————




『年代表』

【1171年】 ムロコナル大国からの外交官の入港

 ホーブへプンにおけるもっとも古いとされている。それまで原住民は簡易的かつ頑丈な木の家で生活し、昔から一切変わらない狩猟中心で過ごしていた。ただし以前から一部のムロコナル大国国民やその他の国々が人攫いをしている形跡を発見。規制を強化する方針に。


【1174年】 ムロコナル大国による本格的な植民地化開始

 ホーブへプンに生きる原住民達の文化レベルを確認したムロコナル大国外交官はホーブへプンの統治、都市化計画を開始。島の湾岸近くの広大な平野に周囲の集落から人を集め大型の拠点を開発。それを聞きつけたムロコナル大国国民が一攫千金を目指して移住、人材から資源から何から何までムロコナル大国に送り大きく経済が揺れ動いた。ホーブへプン国民はこの状況にも順応し、国民性の成長とは別に都市の発展が大きく進み歪んだ経済成長がどんどん進んだ。ムロコナル大国ホーブへプン領の誕生であった。



【1223年】 エドワード王死去、ジーニー次王誕生

 当時のムロコナル大国を統治し、祖人種の王の証を持っていたエドワード・テセルギウスの訃報が流れる。それと同時に次の統治者が息子であるジーニー次王になったことが一気に広まった。


【1223年】 ムロコナル大国ホーブへプン領からムロコナル大国自治領ホーブへプンへの転換

 ジーニー次王の命によりムロコナル大国ホーブへプン領として発展したこの都市から有権者への強制帰国命令を発表。多くのムロコナル大国国民がこの地を去ることとなった。それと同時に自治領化を推進。ホーブへプンの原住民達に都市を任せられることとなった。だがしかし政治的な部分は殆どがムロコナル大国国民によって動かしていたため原住民達と残った少しのムロコナル大国国民での政治経済を開始するが数年も持たないうちに政府が半壊状態となった。この頃にこの島に残ったムロコナル大国国民をホーブへプン名誉国民と呼ぶようになった。


【1245年】 ジーニー次王死去

 ジーニー次王の死後、かつてこの島で儲けていたムロコナル大国国民が戻ってくるかのように押し寄せた。半壊状態となっていた政府の立て直しが行われたが、ムロコナル大国から戻ってきた人の殆どが私欲を肥やすために我欲での政策を開始。政府上層部内でムロコナル大国国民とホーブへプン名誉国民との間で多くの対立が発生し原住民達に更なる混乱を与えた。


【1305年】 オズランド帝国軍による水面下での侵略

 混乱に乗じて多くの集落にオズランド帝国による襲撃が相次ぎ多くの国民が捕虜となりこの島から姿を消したという情報が都市に届いた。だがこの問題に対し政府は殆ど対策を講じることなく、逆にムロコナル大国国民は一斉にムロコナル大国に逃げ帰ったと言われている。ホーブへプン名誉国民が調査団を結成するとともにムロコナル大国に応援要請を打診した。この頃には世襲などもあり既にホーブへプン名誉国民とも呼ばれなくなっていた。


【1328年】 奴隷解放事件

 ムロコナル大国が半壊状態となる。だがそんな情報すらもホーブへプンに届くことはなくホーブへプンは完全に孤立し支援要請が出来ない状態となった。


【1330年】 エルマギウス王誕生

 静かな混乱と侵略、崩壊が進むホーブへプンの都市に住む精人種の子供に精人種の王の証が浮かび上がったという報告を受け、政府がその証を持つ子供の懐柔に動いた。この都市に残ったムロコナル大国国民は全ての教養と、そしてムロコナル大国における歴史を教え込ませ、この国の王となるべく様々な指導を行った。


【1350年】 エルマギウスによるホーブへプンの軍組織形成、オズランド帝国の撤退

 エルマギウスが正式に王としてこの国を任されることとなり、国民から軍への志願を募るという形で都市から各集落へ赴いた。その道中でオズランド帝国の軍兵との接触が記録され、交戦を開始。オズランド軍は王との戦闘を準備したものでないためあえなく全軍撤退する流れとなった。


【1356年】 ムロコナル大国への遠征

 数千の志願兵と共にムロコナル大国へ渡航を開始。目的は拉致被害や失われた資源の奪還であった。


【1359年】 エルマギウス王帰還

 志願兵たちと共にホーブへプンに無事帰還。残念ながらムロコナル大国崩壊で多くの問題が解決せずに終わったものの、なんとか少数ではあるものの拉致被害者やその家族を連れて帰国させることに成功した。だがそれもまた残念ながら拉致被害者達はホーブへプンとの隔たりを辛く感じ、結局帝都に戻ることにやむを得ない結果となった。


【1370年】 都市名を『アイナティット』に変更

 かつてムロコナル大国の為の拠点として機能していたホーブへプン唯一の都市を、エルマギウスを王、都市のリーダーとしたホーブへプンの為の都市『アイナティット』として新たな一歩をふみだすこととなった。聖ルーマルコーランド帝国からの使節団の協力を得て治安としても政治的にも他国にも劣らない強固な都市、聖ルーマルコーランド帝国交友国として他国からの侵略に備える事とした。


【1389年】 現在


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ