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遊びと杖と人攫いと

ターレンスさんが来てから数週間が経った、レイシアも姉が居ない生活に慣れたのか寂しい素振りも見せなくなった。

そんな朝、父さんの一言から始まった。


「今日は父さんは仕事が休みだ、外に遊びに行けるぞ」

「父さん、店大丈夫なの?」

遊びに行ける、これは嬉しい、だけど店大丈夫?こんな不安もある。


「大丈夫だ、外に遊びに行くか?行かないか?」

「行く」

外に出かけたのは何度かあるが遊ぶのは転生後初めてだから楽しみである


「それじゃあ、朝ごはんを食べたら外で遊ぶか」

「それじゃ、リスも誘ってみます?」

朝ごはんを持ってきた母さんの提案によって皆で外で遊ぶことになった。


朝ごはんを食べて片付けを終えて皆でリスティアさんの家に外で遊ぶか否かを聴きに行った。

「グレンも居るのなら大丈夫だろうし、サイも外に出たそうだし行きましょうか」


サイちゃんも外に行くのが確定した。

「それじゃあ、俺たちが見える範囲から出ないようにな」

サイちゃんと合流して人通りも少なくある程度開けた道に出た。


「それじゃ、何をする?」

「…お外で遊ぶのが初めて」

「私も!」

二人共初めて、なら前世の外で遊んでいたあの遊びをするしかないな。


「それじゃ、鬼ごっこをしよう」

「鬼ごっこ?」

鬼ごっこのルールを簡単に説明する。


「…面白そう」

サイちゃんも乗り気だ、後はレイシアの反応を見てみよう。

「やってみたい」

レイシアもやる気のようだ。


鬼は最初はサイちゃんになった、範囲が短いが鬼ごっこだ。

「トキ、捕まえた」

サイちゃんは足が早く逃げようにもすぐに距離を詰められて捕まる、サイドステップで避けようとしてもすぐに対処され捕まってしまう。


「レイシア、捕まえた」

レイシアを追いかける時は一転してレイシアに速度を合わせて追いかけたり逃げたりしている。


三人と言う人数の少なさを除けば楽しい鬼ごっこになった、皆が疲れて休憩をし始めたので周りを警戒する意味で魔眼を発動した。

最近になって魔力の調整が上手く出来るようになり見たい場所をピンポイントで見れるようになった。


近くには怪しい人影も無く遠くを見ていると路地で蹲っている男性を見つけた、全身は茶色のボロいローブを纏っていて体格は分からないが困っているのだろう。


「蹲っている人を見つけたから、母さん達に少し離れるって伝えておいて」

サイちゃんにそう伝えると俺は男性の元に走った。

「あの、大丈夫ですか?」

男性に声をかけると男性は顔を上げて俺の顔をまじまじと見始めた。


「ああ、大丈夫だよ」

顔はブツブツが多く少し不潔な印象を受ける。

男性は俺の顔を見終わると手で何かの合図を始めた。

「悪く思うなよ、俺たちも生きるのに必死なんでな」

そう言うと周りの物陰から男性が数名現れて、俺が来た道を帰らせないように立ち塞がった。


「このガキ、魔眼持ちだぜ」

「魔眼持ちか、売りさばけば2年は遊べるな」

「おまけに美形、変態貴族はこぞって買うだろうな」

男性たちの発現を聞くにどうやら人攫いのようだ、俺は蹲っていた男性を避ける形で走った。


「このガキ、待やがれ!」

そう言って男性たちが追いかけ始めた、待てと言われて待つ奴なんて前世含めどこの世界探しても居ないからな。


路地だと追いつかれてしまう恐れがあったので通りに出て人混みの中に紛れるようにして逃げた。

後ろを見ると人にぶつかりながらも俺を追いかけてくる人攫いの連中が見えた、体格の差や体力の差が激しいので敢えて人の多い場所に逃げていた。


どのくらい走ったのだろう、逃げに逃げていたら冒険者都市を抜けて、森に逃げていた、未だに追いかけてくる足音と怒号が聞こえるので樹で自分の身を隠すようにしていた。


「人攫いが多いから外で遊んじゃダメって理由を身を以て体験するとはね」

口から笑えない冗談が出てくる、困ってる人が居るから助けようとしたら人攫いで森に逃げ込むって、俺が悪いことをしたみたいだ。


「どこだぁ、クソガキ!!」

「出てこいやぁ!!」

近くで人攫いの連中の怒号が聞こえたので俺は場所を変えるために移動を始めた。


「こういう時に魔眼が使いづらいって困るな」

木が多いのは良いが多すぎて人攫いが何処に居るかを魔眼で確認しづらい。

声がした方向を見ても木しか見えない、透視の魔眼とかあればいいのに。


「ここまで来れば、すぐには見つからないだろう」

そしてこのまま諦めてくれれば良いのに、そう思いながら周りを警戒しておく。


「うわぁああああ!!」

魔眼で遠くを見ているとこちらに向かっている人影が見えたので動き始めると足元に穴が有ることに気が付かずに落ちてしまった、深く掘られた穴で2~3秒落ちてようやく止まった。


「いって~」

背中や肘を摩りなが起き上がると地面には、コケが生えており水が湧いてぬかるんでいた。

「どこだよここ」

まるで何かを安地しているように作られた空間だった、周りを見てみると光が差していたのでそっちに向かった。


光が差している場所に出ると周りには水が溜まっており、中央には祭壇があった、祭壇に続く道は石で舗装されていた。

「ここでお約束だと、聖剣とかがあるんだよな」

そう言って俺は祭壇に向かった。


祭壇には杖が刺さっており形は二人の姉が買ってもらった杖とは違い「?」に似た形をしていた、長さは約1m位、杖の上部分には7色の石が嵌め込まれていた。

「聖剣じゃなくて杖が刺さっていたよ…これ抜いたら守護獣とかが出てくるのもお約束だよな」


周りを魔眼で確認したが不自然な部分や獣の姿が見えなかったので俺はその杖を引っこ抜いた、すると魔力を吸われ始めた。

「こいつ、散魔の指輪以上に魔力を吸うんじゃない?」

魔力をごっそり吸われたが魔力の吸収は収まった。


軽く振り回してみるが軽く、5歳の腕力でも難なく振り回せた。

「次は出口を探さなきゃな」

周りを見ても出口らしいものが見当たらないので俺は来た道を戻った。


落ちた地点に戻ってまだ行っていない場所を魔眼で見ても薄暗い一本道が続いているだけだった。

「これ、戻るのか…めんどくさいな」

そう言いながら杖を片手にその一本道を進んだ。


「嘘だろ、こんなのって」

魔眼を使いながら警戒して進んでいると胸に大きな穴が開いた遺体が何体も転がっていた、中には白骨化した遺体もあった。


「うぐっ、うげぇえ」

思わず吐いてしまった、口の中が気持ち悪いが慎重に進んでいった、一歩間違えればこの遺体の仲間になってしまうから。


体力も尽きかけていたが下手に休んで罠が作動して死ぬなんて結果は招きたく無いから根性で歩いていた。

「今どこだよ、これ外に出れるのかよ」

不安が声になって出る、不安を声に出しておかないと不安に押しつぶされてしまいそうだから。


杖を持つ手も疲れて感覚が無くなってきたが離す訳にいかない、これを置いて罠が作動するなんて思うと持つ手に力が自然と入る。

「この杖を置いとけば良かった」

さっきの軽率な行動を後悔しながら歩を進めた。


どれだけ道を進んでも遺体だけでモンスターの姿は見えなかったのは幸運だったのだろう、休むことなく歩き続けていると出口が見えた。

出口が見えると俺は少し早歩きになって出口に向かった。


「外だ…」

出口を抜けるとそこにはさっきまで逃げていた森が広がっていた、辺は薄暗くなっており時間が相当経過した事を意味していた。

俺は腰が抜けたのか地面に座り込んでしまった。

体力も尽きて手の感覚も無くなっていた、立ち上がることも出来ずに座ったままだった。


「見つけたぜ、クソガキが」

前から声がする、見上げてみるとさっきまで逃げていた人攫いの連中が立っていた。

「見ろよ、こいつ杖なんか持ってやがる」

「そいつは後で回収しておけ、適当に売り捌く、先にこいつだ」

そう言うと男は俺に布を噛ませて目隠しをして手を縄で縛り始めた。


「どんな魔眼を持ってるか分かんねぇからな」

「こいつ、杖を離しやがらねぇ」

「それは後だって言ってんだろ、さっさと運ぶぞ」

男たちは会話を打ち切ると俺を抱えて歩き始めた、俺はジタバタと暴れるが全く反抗になっていなかった。


「鬱陶しいんだよ、クソガキが!!」

その言葉が聞こえるか聞こえないかのタイミングで頬に激痛が走った。

「テメェ、大事な商品だ!もっと丁重に扱え!」

「だってよぉ、このガキ暴れるもんだからよ」

「おい、クソガキ、今度暴れたら足を折るからな」

その言葉を聞いて俺は首を上下に振る。


「おっし、森を抜けた、店までは馬車で行くぞ」

その声が聞こえると俺は何処かに投げ込まれた、おそらく馬車の中だろう。

「おい、このガキ売ったらお前何するよ?」

「俺は女買って好き勝手したいぜ」

「俺はうめぇ飯をたらふく食いてぇな」

「俺も女買うな」

3人の男性の金の使い道なんて興味がなく俺の心の中にあるのは後悔だけだった、あの時に男性のもとに行かなければ、父さん達の見える範囲からでなければ。


上げるとキリが無い後悔の中で俺は自然と泣いていた、怖いからだ、このまま奴隷として売られて一生を過ごすなんて思うと怖くて怖くて仕方がない。

「おい、ガキが泣いてるぜ」

「ギャハハ、今更かっての」

「おいおい、ママが恋しいでちゅか~」

そう言う声が聞こえる後に男たちの大きな笑い声が聞こえた。


すると馬車がいきなり止まった、店に着いたのだろうか。

「おい、何止まってやがる!」

「店はまだまだ遠いだろうが!」

いきなりの急停止に男性たちも声を荒げる。

「ちげぇんだよ、いきなり男性と女性が立ちふさがりやがってよ!!」

外で馬を走らせていたであろう男の怒声が聞こえる。


「お前ら、何も言わずに降りろ、まだ半殺しで済ましてやる」

外から立ち塞がったであろう男性の声の聞こえる。

「何も言わずに降りてちょうだい、半殺しで済ませてあげるから」

女性の声も聞こえる、両方共聞きなれた声だが、何時もと違い底冷えするような、殺意を隠す気も何もない声だった。


「わけわかんねぇこと言ってんじゃんぇぞ!」

そう言うと男性たちは慌ただしく馬車を降りていった。

「テメェら、死んでも商品は守れよ!魔眼持ちのガキなんて滅多に居ないんだからな!!」

男性の怒号が聞こえる、馬車に人が居ないと確信して俺は目隠しを外した。


周りをみると何もなく、ただ人が座るスペースしかなかった。

近くに置かれていた杖を手に取って外を見た。

男たちはショートソードを構えて男性と女性を見ていた。


男性たちの前に立っていたのは。

「父さん、母さん、リスティアさん」

俺の知る限り最強の3人だった。


「てめぇらが子供を追っかけていたと言う事は知っている、そしてその子供を捕まえたのも知っている」

父さんはロングソードを肩に担ぎながら話していた。


「その子供を開放するか、半殺しにされた後解放させられる、最後に選ばせてあげるわよ?」

母さんは杖を片手で持ちもう片方の手を握ったりしていた。


「子供を攫うなんて最低ね、同じ息を吸うことすら嫌だわ」

リスティアさんは腰に指してあるレイピアを軽く握りっていた。


「何わけのわかんねぇ事を言ってやがる!てめぇらこいつらも奴隷として売り払うぞ!!」

リーダー格らしく男がそう言うと男たちは三人に向かって走り始めた。


「ニア、頼めるな?」

「ニア、お願いね」

父さんとリスティアさんはそう言うと一歩下がった。


「分かったわ、手加減なんてしないわ」

そう言うと母さんは杖を自分の前に突き出した。


「氷のアイスレイン

母さんはそう唱えると空から氷が降り注いだ。

「ぐぁ!」

「クソがっ!」

男たちは体に氷が刺さったがそんなのをお構い無しに進んだ。


「リス、あなた、後はお願いね」

そう言って母さんはリスティアさんと父さんに譲るように下がった。

「クソッタレがぁ!」

氷の雨を潜り抜けた男が母さんを斬ろうとしたが父さんに剣で受け止めらた。


「女性を狙うなんてクソかお前は」

父さんはそう言うと空いている片方の手を握って男の腹に打ち込んだ。

「ぐっ!」

男はくの字に体を折って地面に倒れんだ。


「スキありぃい!」

拳を叩き込んだ後の父さんを男が斬ろうとしたがショートソードは根元から折れていた。


「相手が3人だって事を忘れてないからしら?」

レイピアを構えていたリスティアさんがショートソードを突いて折ったようだ。


「クソが!!」

折れたショートソードを捨ててリスティアさんに掴みかかろうとしたが掴む寸前でリスティアさんに顎を蹴り抜かれていた。


「女性の扱い方を知らないなんて、失礼な坊やね」

そう言うとリスティアさんはレイピアを収めた。

「残りは二人か」


残ったのはリーダー格らしき男と顔がブツブツだらけの男だけだった。

「お前ら何者だ!」

リーダー格の男が叫ぶ。


「私達はアンタが奴隷として売ろうとしている子供の親よ!」

母さんはそれに応えるように大きな声を出す。

「子供を開放すれば捕まえるだけで済ませてやるよ、抵抗すれば痛めつけて捕まえるからな」

父さんは最後通牒を男性たちに付きつける。


「ふん、そんな脅しに屈するかよ!」

顔がブツブツだらけの男はそう言って剣を持って走っていった。

「交渉は決裂のようね」

母さんはそう言うと杖を地面においた。


「ようやく諦めーうぐぉ」

ブツブツまみれの顔面に母さんの拳が入った。

「ええ、あなたたちを無傷で捕らえることを諦めたわ」

母さんはそう言うと何度も何度も顔面を殴打した。


リーダー格の男はその光景に圧倒されているようだった。

「最後はお前だけだな」

そう言って父さんはリーダー格の男の前に立った。


「う、うわおぉぉおぉぉぉ」

悲鳴なのか叫び声か分からない声を出して父さんに斬りかかったが父さんはそれを避けてリーダー格の男の腹を切った。


全員倒れたのを確認して俺は馬車から降りた。

「トキ!」

「トキ君!」

「大丈夫なの!?」

三人が一斉に走ってきた。


「トキ君、もう大丈夫だからね」

そう言って母さんは俺の猿轡と手の縄を解いてくれた。

「こ、怖かったよ」

俺は安堵からか母さんに抱きついて泣いていた。


「トキ、俺たちの見える範囲から出ちゃダメだって言っただろう?」

「そうよ、トキ君。もう少し遅かったら奴隷にされていたのよ?」

父さんとリスティアさんにお叱りを受ける、全面的に俺が悪い。


「ごめんなさい」

母さんから離れて頭を下げる。

「大丈夫よ、トキ君が無事で居てくれたのもの」


「リスティアさんもありがとうな、サイちゃん大丈夫か?」

父さんはリスティアさんに頭を下げてお礼を言っていたので俺も頭を下げてお礼をしておく。


「ええ、サイは大丈夫よ、トキ君の事を心配してたけどね」

サイちゃんにも心配をかけたようだ、今度会ったら謝罪をしておかないとな。

「遅くなってしまったわね、私は帰るわ」

そう言ってリスティアさんは帰っていった。

「私達も帰りましょうか」

「そうだな、帰るか」


そう言って歩き始めた二人の背中を追うように俺も歩き始めた。

家に帰るとリスティアさんとサイちゃんが家を出る所だった。


「トキ!」

サイちゃんが俺のもとにやってきた。

「サイちゃん、ごめんね?心配かけちゃって」

「トキは大丈夫なの?」

「大丈夫だよ、なんともないよ」

そう言ってサイちゃんを抱きしめて頭を撫でた。


「サイ、帰るわよ」

リスティアさんの声が聞こえたので体を離すと少し名残惜しそうにされた。

「サイちゃん、バイバイ」

そう言って俺は手を振った。


「バイバイ、また今度」

サイちゃんとリスティアさんは帰っていった。

「さてと、トキ、何があったのかきっちり話してもらうからな、その杖についても」


家に帰ると椅子に座らされて事の顛末を話すように言われた。

「人が倒れていたから助けようとしたらーーーー(以下省略)」

事の顛末を簡単に伝える。


「なるほど、次からは変な人には関わらないようにな、それと目の届く範囲かた居なく無くならないようにな」

そう言って父さんから拳骨を一発頭に喰らった。

「分かりました、次から気をつけます」


「トキ君、その杖はギルドで鑑定してもらうから私に貸しなさい」

母さんに杖を渡した、ギルドって鑑定もしてくれるんだ。

「それから、これは私から」

そう言うと母さんはビンタをしてきた。


「今回は助かったけど次は助かる保証はないの、気を付けてちょうだいね」

母さんはそう言うと俺を抱きしめた。

「ごめん、なさい」


「謝罪はレイちゃんにしてらっしゃい、レイちゃんも心配しているのよ?」

母さんから離れて俺はレイシアのもとに向かった。

「レイシア?」

母さん達に寝室に居たレイシアに話かけるとレイシアは俺のもとに走ってきた。


「お兄ちゃん大丈夫?」

そう言って俺に抱きついた。

「大丈夫だよ、心配かけてごめんな?」

俺はレイシアの頭を撫でた。


「ダメなお兄ちゃんでゴメンな?」

「お兄ちゃん、泣いているの」

涙が溢れてきたが止めることが出来ず泣いていた。


「お兄ちゃん、大丈夫?」

再度レイシアに心配をさせてしまった。

「ごめんな、大丈夫だよ」

そう言って俺はレイシアを強めに抱きしめた。


「苦しいよ」

「ごめんな」

何度目になるか分からない「ごめん」を言って俺はレイシアを離した。


「レイシア、今日はお兄ちゃんと一緒に寝るか?」

「うん」

レイシアと一緒に母さんのもとに行き、一緒に寝る許可をもらった。


「寝るのはいいけど。トキ君は先に体を拭いてらっしゃい」

母さんに粗めの布とお湯の入ったタライのようなものを渡されて一室に行った。


粗めの布を濡らして体を拭いて一日の汚れを落としてから俺はレイシアと一緒に眠った。

なんでリスティア、ニア、グレンの三名が人攫いを発見できた理由は次の話で説明します。

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