↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ホラーゲーム  作者: たま


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
4/11

社員旅行

部室を出ると、さっきの扉はちゃんと施錠され注意の看板が貼られていた。

「なんでさっき何も無かったんだ?

それになんでここ1階なのに、こっち側は2階になってるんだ?」と原田が不思議がる。

「そっち側は渋谷駅の方向だからだよ。原宿は高台で渋谷駅までゆるやかな下り坂なってるだろ?

この建物がちょうどその段差に建てられてるんだよ。」と東さんが説明する。

「だから戦前はそこに張り出したバルコニーがあったんだが、建築基準がいい加減な時代の産物だったから。レンガ作りのバルコニーを木枠だけで支えてたから下が腐って失くなったんだろな。

なかなかね。西洋建築で日本の気候に耐えるもの造るのは難しいよ。」と苦笑する。

「古い建物なんだあ〜建て替えとかは考えないのかな?」とクラブハウス外へ出てから公が見上げて話す。

「さあ、この大学の始まりはこの建物らしいからなあ〜学長の気持ち一つかな?」と東さんが笑う。

「そう言えば!学長って闘病生活長くない?

入学式も代理の人がスピーチしてたし。」と原田が思い出す。

「そうだ!80代とか?退任はまだしないって頑張ってるとか?聞いたよね。」公も思い出す。

「なんでだろうね?なんか未練でもあるのかな?」と東さんはまたクラブハウスへ戻って行った。


豊洲の事務所に戻ったが、誰もいない。

3人は日ごろ出来ない遠征ロケに行ったのだ。

「青森だっけ?杉沢村を探すの?ほんとに?」と公がパソコン内の予程表を見る。

「都市伝説だからなあ〜見つかる訳無いよ!

三笠さんもバカバカしい!」と原田がプリプリしてる。

「男2人なら良いけど、若い女の子連れて行くのがなあ〜まあ、2人共彼女居るから大丈夫だと思うけど…どうかな?」と原田も心配そうだ。

送られてきた動画を編集前にダラダラ流す。

壁にプロジェクターで流しながらソファに座る。

「やっぱりなあ〜ほとんど使い物にならないな!

ただの観光地巡りじゃん!これじゃ!

なんだ?リンゴ狩りって?アップルパイ作りとか!

こんなのホラー動画て流せるか!」と原田がブツブツ言うが、珠泪ちゃんは楽しそうだ。アップルパイ作ったり食べたり温泉入ったりしてる。

「結局恐山行くだけだろ?まあ、三笠さんと珠泪ちゃんは修行をさせて貰うらしいけどさ!

その動画来るまでは、この観光動画見せられるだけだろ?

こんなの使えるかってんだ!」と原田は編集すら放棄する。

「まあまあ、ココで働きづめだし珠泪ちゃんは。

これは社員旅行みたいなもんじゃない?」と公がなだめる。

「だったら!俺らも連れてけよ〜!」と原田が結局寂しいようだ。

「まだまだ恐山の修行動画は来ないし、僕らは大学のウルトラ何とかの廃墟ツアー行こうぜ!

久々の伊豆だあ〜楽しみ♪」と公はご機嫌だ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。