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ホラーゲーム  作者: たま


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休止

「1ヶ月だけかあ〜」事務所で相談して、しばらく撮影現場に行かないことになった。事務所で動画編集する事に。

代わりに珠泪ちゃんが三笠先生と現場に行き、白田さんが撮影する事になった。

「ハア〜ッ、それはそれで心配だなあ〜」公が大学構内のカフェテリアでA定食食べながらため息もらす。

小柄で女の子みたいな容姿だが、かなりの大食いだ。

大盛りご飯をかっこむ。

食べる姿はたくましい。

そんな公を慈しむようにニコニコしながら原田が見つめてる。小学生時代からの親友だ。

家は神奈川と東京なので遠いがオンラインゲームでいつも遊んでた。

原田がかなりのオカルトマニアなので公は怖がりだが付き合ってる感じだ。ホラーゲームもいつも付き合わされてる。

「きゃああああーーーっ!2人いるじゃああ〜ん!

いつもは授業終わったらダッシュで消えるのに!」と女子軍団がカフェテリアを突っ切って駆け寄って来る。

そう内勤なので時間に余裕が出たのだ。久々動画編集したら、面倒な部分はAIに指示するとやってくれるようになってた。

「ウワッ、ヤバい!公、飯かっこめ!逃げるぞ!」と原田がまだご飯を口の中でモグモグさせてる公をひっぱってカフェテリアから脱出した!

隣のクラブハウスに飛び込んだ。

ここは一応、受付あるしサークル関係ない人は入れないことになってる。

受付口をしゃがんで通り抜け、まだ授業中で人もほとんどいない各部室の並ぶ廊下をひたすら身を屈めて走る。

渋谷と原宿のちょうど真ん中辺り、代々木体育館近くにある大学なのでこじんまりした大学だ。

クラブハウスは戦前の建物でかなりの年期が入ってる。

真っ直ぐな廊下の向こうには外に出れそうなガラス扉がある。

「アソコから中庭に出れるんじゃないか?」と古いので1枚ガラスではなく小さく木枠で区切られた真ん中で開く観音扉へ向かって小走りで走る。

後から女の子達の声がする。まだクラブハウスに入って来てはいないようだが、早くまかないと!

扉のノブを押して出ようとすると「危ない!」と公も原田も後から引き戻された。

外壁の欠片がカラカラと下に落ちた。

1階のはずだったが、いつの間にか建物の2階になっていた。

それも扉があるが、外にベランダなどは無かった。

そのまま真下に落ちる造りだ。

「なんだよ?ココは?」原田がドアノブに捕まって引き戻す。

「昔はここにテラスがあったけど、傾斜地で崩れて落ちたんだよ。古い建物だからね〜のぞいてごらん?」と助けてくれた人に言われる。

学生だろうか?オシャレな伊達メガネにダボパンツにダボシャツがとにかく今風だ。

「ホントだ!下に古い瓦礫がある!ヒエ〜ッ、危なかったあ〜」と公が胸をなでおろす。

「張り紙するとか、扉が開かないようにしとくとかしないと危ないじゃないですか!」と助けてもらったがあまりに危ないので文句を原田が言う。

「さあ、いつもは施錠されてるけど。今日は天気が良いから風通しかな?分からないけど。

クラブハウス知ってる奴なら引っ掛からないよ…見かけない顔だね?どこのサークル?」と若い割に落ち着いた青年は4年生だろうか、2人の顔をしげしげ見る。

「あれ?どこかで見たような?」首をかしげる。

「アッ、アソコに居るわ!ねえ、ヒマならお茶しようよう〜公くん、可愛い〜」と黄色い声が近付く。

「やばい!ありがとうございました!逃げるぞ!」と原田が公の手を引く。

「フフッ、えらいイケメン2人だと思ったらそう言う事ね。匿ってあげるよ、こっちおいで!」と脇の暗がりには階段があった。

その後に隠れるようにドアが。


脇役ばっかりさせたけど、今回は公くんと原田くんが主役です。

珠泪ちゃんは〜まだまだ先だな(╥﹏╥)

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