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人の心が見える俺にはハーレム生活イージーモード、でも一人に絞るのは無理ゲーだったin二度目の人生。  作者: iron-bow
第10話【その親子、平穏につき】

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ep002:その親子、破壊力抜群につき

⸻


Scene006【準備】


⸻


千紗が早紀に話しかけている。


「聞いたよ、守さんとプールに行くんですって」


(晴道も行くんでしょ?)


千紗はわざと俺に心の中の声を届けている。


「でも、水着がなくて」


早紀がそう答えると、千紗はにこやかに言った。


「じゃあ、今から水着が買えるところに連れてってあげる」

「ママも一緒で良い?」

「えっ、栞さんも?」

「うん、守さんをメロメロにしたいんですって!」


(栞さん、半端ない……)


千紗の本音が心の中の声で漏れていた。

うん、俺もそう思う。


⸻


千紗が早紀と栞さんを水着の売っている店に連れて行っている頃、

俺は花音さんに話を聞きに行っていた。

一つだけ気になっていたことを確認したかったのだ。


「花音さん、守さんについて聞きたいことがあります」

「栞さんとのことね」


さすがは花音さん、察しが良い。


「俺の前世の記憶では、守さんは結婚していました。

お子さんもいました」

「ええ、私も思い出したわ。

でもね、今世に”冬”はいないの」


俺は奥さんがいるとは聞いていたけれども、名前までは知らなかった。


「そうですか、今世と前世では色々と違いますからね」

「だから、守と栞さんの間の事には、何の障害もないわよ」


そっか、なら良かった。


⸻


買い物から帰ってきた千紗の様子がおかしかった。


(水野母娘恐るべし、おっきい、負けてる。さらにギャップ萌え恐るべし、晴道この二人とプールに行くの!? 千紗ちゃん不安で泣いちゃうよ!!)


強い心の中の声が漏れていた……。


⸻


夜、ベッドに入ると、また微かな心の中の声が聞こえてきた。


(あっ……、もっ……、すご……)


まただ。

聞こえそうで聞こえない。

気になって仕方ないって!!

ダメだダメだと思いつつ、耳を澄ませてしまう。


(ああ、守さん、すごい、もっと、もっと抱きしめて、栞の熱い中に、守さんの逞しい物をっ……!)


だぁぁぁ、そっちかぁぁぁ!


想像してしまった。

守さんが栞さんを抱くところではなく、

“俺が”栞さんを抱くところを……。


更に追い打ちを掛けるように、別の心の中の声も聞こえてきた。


(晴道くん、あの水着見たら、興奮しちゃうかな? そしたら急に押し倒してきて、早紀の熱い中に、晴道の逞しい物をっ……!)


そっちもかぁぁぁ!


想像してしまった。

栞さんと早紀を交えて、交互に……。


((いくっ……!))


一緒に昇天してしまった。


賢者タイムの自己嫌悪が酷かった。


⸻


Scene007【閑話】


⸻


パパったら、何を妄想しているのかしら。

美人の年上長身巨乳にはすぐにデレデレするんだから!!


私だって、なかなかのものでしょ!!

成長したら、どの人生だって美人の長身巨乳になるんだから……。


って、私?

違う、それは晴花の事じゃない。


これっていったい?

それにこの“感情”は何?

私、どうしたっていうの?


私は高次元の観測者、情報生命体だったはずなのに……。


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