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人の心が見える俺にはハーレム生活イージーモード、でも一人に絞るのは無理ゲーだったin二度目の人生。  作者: iron-bow
第01話【そのハーレム生活、イージーモードにつき】

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3/22

ep003:その出演、早すぎにつき


Scene009【ドラマ】



俺と千紗が部屋に戻ると、香織姉さんが一人で待っていた。

「晴道、お帰りなさい」

(千紗ちゃんが夕食の支度をしている間、晴道を独占していてもいいかしら?)


「お待たせしました、香織の叔母さま。すぐに夕食の支度をしますね」

(今日は香織の叔母さまがいるから、晴道と一緒にキッチンに並んで“新婚夫婦ごっこ”できないかな……)


うーん、こういう場合、俺はどっちの味方をすれば良いんだ?

しかし、その答えを出す前にインターホンが鳴り、玄関の鍵が開いた。


ピンポーン、ガチャガチャ。

「ただいま」


沙織母さんが帰ってきた。


「香織、もう来てたのね」

(当然よね、晴道とイチャイチャしたいんだから)


「たまたま予約が入ってなくてね」

(晴道に逢いに来るんですもの、予約なんて調整するに決まってるわ)


二人の会話が白々しいというか何というか……。


「千紗ちゃん、ごめんなさい。

晴道と話さないといけないことがあるの。

夕食の準備、お願いしちゃって大丈夫?」

(千紗ちゃんと晴道がキッチンに並んでいる所を見るの、新婚さん夫婦みたいで好きなんだけれども。今日は香織を優先してね)


「例の件ですよね、大丈夫ですよ」

(ドラマの件、晴道に話すんだ。私は晴道と一緒なら、なんだってやれるよ)


千紗はもう、この話を知っていたんだな。


「香織姉さんから、ドラマに出てほしいって聞いたんだけれども」

「ええ、そうなの。この前、千紗ちゃんとオーディオ機器カタログのモデル撮影をしたでしょ。

あのメーカーがスポンサーをしているドラマに出てほしいのよ」

(晴道にはいつもいつも苦労をかけて、頼りっぱなしね。母親失格だわ……)


「タイアップ企画ってことだね。

あの時のオーディオ機器をドラマに出すから、俺たちも一緒に、ってこと?

それで、香織姉さんも呼ばれているのは?」

「香織にはね、晴道と千紗ちゃんのマネージャーをやってもらおうと思っているのよ」

(フフ、私の夢、晴道のマネージャー。晴道が大スターになっても、ずっと近くで支えていくの)


うん、香織姉さんの妄想が暴走している。


「それって、どんな役なの?」

「スポンサーが無理やりねじ込んだ枠だから、大した役じゃないのよ。主役のヒロインの、双子の従兄弟。たまたま遊びに来ていたってだけで、大した台詞も無いの」

(私は、晴道と千紗ちゃんなら主役だってやれるって思っているけれどもね)


うん、母親の期待が重すぎる。


「主役の女優さんって?」

瑞月(みづき)って女優さんよ。元アイドルで、最近人気が上がり始めてるの」


瑞月・・・、そうだ”思い出した”美月みつきさんだ!


「えっ、瑞月さんなんですか!」

(あら、晴道ってアイドルに詳しかったかしら?)

「知っているの?、アイドル活動をしてたのは3年少し前までだから、晴道は小学生だったと思うけれども」


やっぱりだ、

早い、早すぎる。

だったら、一緒にドラマに出演”した”○○さんはどうなるんだ?


「あの、母さん。もしかして、俺たち以外にも素人の人が出るとか、そういうのはある?」


「そんな話は聞いてないわね」

(晴道、なんだか必死ね。どうしたのかしら?)

「そっか。……うん、分かったよ。

その話、受けるよ」


こうして、俺と千紗は高校1年生でドラマデビューをすることになったのだ。



Scene010【閑話】



――俺、小泉晴道は、大学1年の時に、

○○さん、○○○さんと一緒にオーディオ機器カタログのモデルをしたことがきっかけで、ドラマに出演することになった。


ただし、○○○さんはドラマには出演せず、最終的には○○さん、千紗、そして俺の3人が出演した。


そこで出会ったのが、女優の瑞月さんだった。

本名、水澤美月みずさわ みつきさん。

俺はドラマを超えて、美月さんとも深く愛し合うようになったんだ。


今回、晴道が思い出したのは

前作

三人のヒロインとシェアハウスすることになった僕は、全員を本気で愛して呪われてしまった。 ――告白は観覧車のてっぺんで


【第17話】─ 番外編:芸能界編

https://ncode.syosetu.com/n8087lr/177/


となります。

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