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第75話:プール


「はい。じゃあ」


 そんなわけで、監禁も限界を迎え。俺を外に出さないというのも無理が生じ。ついでに言えば数日俺とのコミュニケーションが取れていなかったアキラとカーマにも限界は存在し。結果。


「プールだぁ!」


「よろしくお願いします」


 俺とアキラとカーマはプールに来ていた。安藤先輩は辞退。エリも面倒と言って、そのまま。二人とも超乳だったり爆乳だったりするので、自分に合う水着を着るのも難しいだろう。とはいえエリにはV字水着や専用のスク水もあった気がするのだが。カーマはロリ巨乳枠なので難しいながらに店舗にもサイズに当た水着はあり。美乳のアキラはむしろ選ぶのに苦労していた。


「どうですかー? せ・ん・ぱ・い?」


「ネバダくんを思って選んだんですよ?」


「二人とも可愛いな」


 それが率直な俺の感想だった。アキラはワンピースの白い水着。カーマはツーピースの赤い水着。美人は何を着てもハマるというが、シンプルながらに出るとこの出ている二人の肉体美は俺の股間に特攻攻撃。


「じゃ、泳ぎましょ?」


「ですね。泳ぎましょう」


「俺から離れるなよ?」


「もう♡ 先輩はソクバッキーなんだから」


「そんなに私たちを独占したいんですか」


「無論だ」


 俺が真っ直ぐそう言うと。


「…………」


「…………」


 声を失ったように黙って。それから俺を見て。頬を赤く染めて。それから二人は嬉しそうに俺に抱き着いた。月影の女神と恋堕の天使が水着を着てプールに来ているのだ。男子の視線はエロイというか野獣のソレで。俺と離れたら即ナンパされるだろう。というかロリ巨乳とはいえ、俺もカーマのEカップを見る目は自分でもキモいと思う。


「先輩にならいいですよ?」


「すまん。見ないようにする」


「だから先輩にならいいんですって。むしろいっぱい見てください」


「むー」


 ソレで不満そうな顔のアキラ。


「言っておくがカーマが大きすぎるだけで、アキラも一般に比べれば普通にあるからな?」


 ロリ巨乳のカーマが異常なだけであって、アキラだって普通にCカップはあるのだ。俺の周りが異常なだけで、アキラも誇れる程度にはおっぱいが存在する。


「大きい方がいいですか?」



「触れる方がいいな」


「えと……じゃあ。触っていいですよ?」


「公共の場では自重する」


 月影の女神と恋堕の天使も可愛すぎる上におっぱいが大きいので注目の集め具合がハンパではない。その二人を独占している俺が何者なるやという話だが。


「じゃ、いきましょ?」


「ネバダくん。行こ」


 両サイドから俺に抱き着いて、そのままおっぱいを押し付けて、飛び出せ青春している俺たちはそれだけで青春に侵されていただろう。実際に俺の身体には筋肉がついているし、水着姿だとそれが顕著。さすがに絡んでくる男はいないと思いたいが。


「じゃあ泳ぎますよ」


「行きましょう」


 そうして俺たちはプールを楽しんだ。泳いで、抱き着いて、キャラキャラと笑って。アミューズメント施設のプールだったので店も出ており。水着を着たまま昼食も食べて。男の視線を二人占めしているアキラとカーマと一緒にプールをで遊んだ。トイレにも至極当然についていき。さすがにトイレ内には入らないが、付き添いとして二人から目を離すわけにはいかないのだ。特にカーマは男に嫌悪を覚えているので。絡まれると問題が起きかねない。


「せーんぱい」


 で、そのカーマが俺を呼んで、そっちを振り向くとアキラがいて。その後ろにカーマがいて。


「えい♡」


 そのまま無防備なアキラの胸をカーマが揉んで持ち上げた。プヨンポヨヨンと弾むアキラのおっぱいに、俺の性欲は必中効果。ちょっと見てはいけないものを見た気がして、首筋をトントンとチョップする。


「何をするんですか! 須藤さん!」


「先輩にサービスです。さっきからアキラ先輩が自分の胸にコンプレックスを持っていたようなので、ちゃんとネバダ先輩は意識していますよと言いたかったわけです」


「だからってあなたが揉まなくても」


「言ったでしょ? 私はアキラ先輩に惚れています。だから先輩のおっぱいにも興奮してるんですよ?」


「百合……というやつですか」


「ですです」


 ポヨンポヨンとアキラのおっぱいを持ち上げて、変幻自在に形を変える。


「アキラ先輩のスタイルっていいなー。全体が引き締まっていてエロイですよね。ねー。ネバダ先輩?」


「胸もあるのに腰もスラリとしているとか。マジでエロすぎ」


「えと。意識……してるんですか?」


「月影の女神の水着姿に欲情しない奴は男じゃねえ」


「エッチな目で見たり……とか?」


「バリバリ見てるぞ。カーマの代わりに俺がおっぱい揉みたい」


「先輩も一緒に揉みましょうよ」


 出来たらとっても嬉しいんだが。こっちにも公共での立場というものがあってな。実際にここでアキラのおっぱいを揉んだ場合、俺たちは確実に指導を受けて学校に報告される。さすがにそれは回避したいので、俺は公衆の面前でアキラのおっぱいは揉めない。


「お前もいい加減にしろ」


 コツンとカーマの頭を叩く。


「先輩も揉めるなら揉みたいですか?」


「ああ、それは確かに俺の願いだ」


「えと。じゃあ。このあとで……」


 揉むことそのものはいいのな。とツッコんでもしょうがないので、俺は言葉を封じる。


「かき氷食べません?」


「いいな」


「私も賛成ですよ」


 というわけでそうなった。かき氷。俺がイチゴ味。アキラがブルーハワイ。カーマはメロン味だ。


「はい。先輩。あーん」


「ネバダくん。あーん」


「あーん」


 そうしてブルーハワイとメロンを食べる。俺のイチゴ味も二人に食べさせる。


「先輩とプール来られてよかったです」


「俺も二人のおっぱいを見られてよかったよ」


「すぐ偽悪的になるんですから」


 正直本音だが、ソレを言ってもしょうがない。


「安藤先輩の監禁部屋でも水着着ていいならそうしますよ?」


「私も」


「犯される覚悟があるならな」


 そこまで覚悟完了しているなら、俺から言うことは何もない。


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